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今月のワンポイントアドバイス



室内の空気を
管理しよう
 アメリカで目まい、吐き気、目・鼻・のどの痛みなどの心身の不調を訴える人が急増、シックビル症候群という疾患が社会問題になりました。調査の結果、建材などから発生した有害物質や、二酸化炭素などのガス、塵埃などが原因だとわかりました。それから十数年後 日本でも新建材が誕生し、従来の自然の素材で造られていた日本住環境が変わり、省エネ住宅ブームが拍車をかけて、最近、日本でもシックビルならぬシックハウス(病気の家)症候群が大きくクローズアップされ始めました。
 快適な家で健康に過ごすために、室内の空気を管理しようを考えてみます。
■☆■ 綺麗な空気で健康に ■☆■
シックハウスの要因科学物質に注意しよう 
シックハウスの要因と症状
シックハウスの対策
ハウスダストとは
ハウスダストを無くしましょう
その他空気を綺麗にする方法

科学物質に注意しよう

 室内空気中には、たくさんの化学物質が存在しています。最近、問題になっている「シックハウス症候群」、「シックビル症候群」あるいは「化学物質過敏症」の原因の一つに室内空気中の化学物質があげられています。現代は化学物質の時代ともいわれて、建築材料や家具に様々な化学物質が含まれるようになり、さらに防臭・防虫・殺虫等の目的で化学物質を住宅で使用する機会が増加しています。また、ライフスタイルの変化や住宅の高気密化によって換気率が低下したことも、室内空気中の化学物質濃度を高める要因になっています。

ホルムアルデヒドについて

 ホルムアルデヒドは、住宅においてしばしば発生する化学物質の一つです。
無色で刺激臭を有し、常温では気体です。水に良く溶け、約30%の水溶液は通常ホルマリンと称しています。ホルムアルデヒドは、殺菌作用があり、従来より温室や土壌の燻蒸剤等に利用されるほか、標本保存用、消毒用、防腐剤として用いられています。居住環境におけるホルムアルデヒドの発生源としては、建材、家具、家庭用品、喫煙及び暖房器具の使用等が考えられます。特に、合板・パーティクルボードの接着には尿素-ホルムアルデヒド系接着剤が多用されています。また、ホルムアルデヒドは壁紙用接着剤の防腐剤としても利用されています。ホルムアルデヒドの人に対する影響は、主に目、鼻、及び喉に対する刺激作用で、具体的には、不快感、流涙、くしゃみ、咳、吐き気、呼吸困難等の症状が表れます。また、動物(ラット)で発がん性が認められています。
 厚生省は、室内のホルムアルデヒド濃度の指針値として、0.1mg/m3 (0.08ppm)を設定しています。

揮発性有機化合物(VOC)について

 揮発性有機化合物(VOC: Volatile Organic Compounds)とは、常温で蒸発(気化)する有機化合物の総称です。WHOでは、表1のように有機化合物の沸点を基にしてVOCを定義・分類しています。全揮発性有機化合物(TVOC: Total VOC)は個々のVOCの総和です。 VOCの発生源としては、合板、壁紙などの建材や施工時の接着剤、カーテンやカーペットなどの家具調度品、開放型の暖房器具、殺虫剤、消臭・芳香剤、喫煙などがあげられます。

VOCの発生源と主な材料

発生源の種類
主な材料
建材
パーティクルボード(接着剤)、化粧板(接着剤・原料)、壁紙(原料・可塑剤)、断熱材;発泡尿素樹脂(発泡剤)、尿素樹脂バインダーガラス繊維(接着剤)、シール剤(有機溶剤)、プラスチック配管(原料・可塑剤)、塗料(有機溶剤・原料)、澱粉糊(防カビ剤)、合成接着剤(有機溶剤・原料)
家具・調度品
カーペット(接着剤・原料)、タンス(接着剤・防虫剤・原料)、カーテン(難燃剤)
暖房、厨房機器
開放型石油ストーブ、ガスレンジ(燃料・燃焼生成物)、システムキッチン(原料・接着剤)
空調機器
空調システムのダクト内壁
日用品
化粧品、事務用品、接着剤、芳香・消臭剤、滅菌剤
電化製品・事務機器
掃除機(防菌剤、防虫剤)、コピー機、マーカー(有機溶剤)
自動車関連
燃料、排ガス、内装材


材料と発生するVOCの例

材    料 
発生するVOCの例
有機溶剤
トルエン、キシレン、ヘプタン、アルコール類、メチルエチルケトン、酢酸エチル、ブチルエーテル、ブチルアルコール
殺虫剤、防蟻剤
ケロシン、クロロピリフォス、アレスリン、ペルメトリン、フェニトロチオン、ダイアジノン
防菌・防カビ
チアベンダゾール(TBZ)、p-クロロメタキシレノール、イソプロピルメチルフェノール、ホルムアルデヒド
防ダニ、防虫剤
ヒノキチオール、フェニトロチオン、フェンチオン、TBZ、p-ジクロロベンゼン、ナフタレン、アレスリン
芳香・消臭剤
リモネン、α-ピネン、p-ジクロロベンゼン、植物抽出油
清掃剤・ワックス
エタノール、デカン、トルエン、キシレン
接着剤
ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、ヘキサン、アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
難燃剤
リン酸トリブチル、トリスリン酸クロロエチル
可塑剤
フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチルヘキシル

防蟻剤、殺虫剤、防ダニ剤について

 防蟻剤とは、イエシロアリやヤマトシロアリ等が木質材料を採食して、木造建築物の強度を低下させたり、資産価値を低下させることを防ぐため、土壌や木部に施す薬剤です。防蟻処理には、床下に種々の製剤形態の殺蟻剤を散布する方法の他に防蟻剤を含んだ種々の材料で土壌を被覆する方法があり、これらが主な発生源となっています。我が国における空気中防蟻剤の発生量はほとんど明らかにされていませんが、施工後の期間や気温、湿度、場所、居住環境の換気率によって大きく左右されます。防蟻剤を使用した建築物において、その発生による空気中濃度を低下させる技術は確立していません。
 畳やカーペット等に虫やダニが発生することを防止する目的で薬剤が施されている場合があります。これらの薬剤はごく微量づつ空気中に放散します。また、スプレー式や加熱式の殺虫剤を使用すると室内空気中濃度が急増します。
 防蟻剤、殺虫剤、防ダニ剤のほとんどは農薬として用いられるもので、かつては有機塩素系農薬が主体でしたが、現在は有機リン系、カルバメート系、ピレスロイド系のものが大部分です。これらの薬剤には急性毒性、神経毒性、免疫毒性、変異原性・発がん性において注意すべき物質が含まれており、事故事例がいくつか報告されています。


内分泌かく乱化学物質について

 身体の外から侵入して生体の内分泌作用をかく乱する化学物質を、内分泌かく乱化学物質または外因性内分泌かく乱化学物質と称しています。長い名称なので、環境ホルモンという言葉が使われることもあります。環境庁は約70種類の化学物質を内分泌かく乱作用が疑われる物質としてリストアップしました。それらの中には室内空気環境に存在する可能性がある物質が含まれています(表4.)。
 東京都衛生局生活環境部及び都立衛生研究所では、人がこれらの物質をどの程度吸入しているのか、暴露量を把握するため室内環境中の内分泌かく乱化学物質に関する実態調査を進めています。

 なお、健康住宅研究会(建設省、厚生省、通商産業省他)は、安全な居住空間を実現するために優先的に取り組むべき物質として、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンの3物質と木材保存剤、可塑剤、防蟻剤の3薬剤を選定しています。

室内空気中に存在する可能性がある
内分泌かく乱作用を持つと疑われる化学物質
分  類
物 質 名
備  考
プラスチック可塑剤
フタル酸エステル類 多くの種類がある
プラスチック原料等
スチレンダイマー・トリマー、ビスフェノール A スチレンは生殖毒性がある
有機リン系農薬
マラチオン 現在は使用されていないが関連物質は多い 
ピレスロイド系農薬
ペルメトリン、シペルメトリン、フェンバレレート、エスフェンバレレート 合成ピレスロイドは家庭用殺虫剤の主流になっている
有機塩素系農薬
クロルデン、ノナクロル、ディルドリン 、DDT、HCH(BHC) これらの有機塩素系農薬はかつて多量に使用されたが、現在は使用されていない
多環芳香族炭化水素
ベンゾピレン 喫煙や自動車、開放型石油ストーブ、調理器具の使用によって生成する

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シックハウスその他の要因と症状

環境因子 汚染源
化学的因子 二酸化炭素、一酸化炭素、窒素酸化物、二硫化硫黄、オゾン、塩素、鉱物繊維、鉛粉塵、粒子状物質(ばい煙、たばこの煙)揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド、有機溶剤、殺虫剤など)
生物的因子 細菌(カビ、ウィルス、菌類、バクテリア)、原生動物(寄生虫)植物花粉、ダニ、虫、ラットやマウス、ペット(皮膚片、毛)
物理的因子 高熱、ストレス、湿度(粘膜乾燥)、光、音(騒音)、電磁波電離放射線(ラドン)

● シックハウスの症状

  1. 目、特に眼球結膜、鼻粘膜、および、のどの粘膜への刺激
  2. 唇などの粘膜が乾燥する
  3. 皮膚の紅斑、じんま疹、湿疹がでる
  4. 疲労を感じやすい
  5. 頭痛、気道の病気に感染しやすい
  6. 息が詰まる感じや気道がぜいぜい音を出す
  7. 非特異的な過敏症になる
  8. めまい、吐き気、嘔吐を繰り返す


これらの症状が単独、あるいは複合して示す病気を示します。
シックハウスの対策

● 新築などの場合

 住宅で使用される建材や施工材の他、家具、日用品、家庭用品等から放散する化学物質による健康影響が問題になっています。以下に、室内空気中化学物質濃度の低減化対策について述べます。


 化学物質の室内濃度は一般的に次のような性質を持つと考えられています。

  1. 化学物質の室内濃度は、それを放散する建材・施工材の使用量が多いほど高くなる
  2. 建材・施工材の選択によって化学物質の放散を低減できる
  3. 化学物質の室内濃度は時間が経るにつれ次第に低減していく傾向があり、この低減速度は建材・施工材の種類・放散する物質によって異なる
  4. 建材・施工材の温度が高くなると、化学物質の放散量が大きくなる傾向がある
  5. 換気量が多くなると化学物質の室内濃度は希釈されて低くなる
  6. 外装、基礎、床下、天井、構造躯体、内装下地材、内装仕上げ材の順番に後者ほど室内濃度への影響が大きくなる傾向がある


したがって、設計・施工者は住宅の設計・施工にあたって、

  1. 適切な材料選定を行うこと
  2. 現場での適切な施工管理を行うこと
  3. 通風、換気へ配慮した設計を行うこと

が、化学物質の健康影響の低減化のために重要です。

 さらに、入居時には、化学物質による健康被害を低減していくための住まい方について説明を求めることが重要です。特に高気密・高断熱仕様の住宅については、換気の重要性を説明する必要性があります。
 具体的には、次のような処置が有効です。

  1. 化学物質の放散が少ない建材・施工材を選定する。合板であればホルムアルデヒド放散量が少ない日本農林規格(JAS)F1(またはこれに準ずる規格)に適合した製品を選ぶ。その他の建材や化学物質については、メーカーから入手できるデータを参考にして適切に選択する。
  2. 接着剤・塗料等は種類、使用量を適切にし、できるだけ養生期間をとる。
  3. 空気の流れを効果的にするため、適切な位置に窓、換気口、換気設備を設ける。
  4. 工期中から入居までの間、換気を十分にする。
  5. リフォームの場合は、居住者の安全を考慮した施工方法(パーティションなど)をとる。


大事なのは上記のことを理解し、設計・施工者に指示し、設計や材料選択が適切か、建築現場で正しく施工されているかを確かめることが重要です。住宅を購入する際には、上記のことが配慮された住宅かどうか販売者に確認する必要があります。
なお、日常の暮らしの上では、

  1. 窓の開放によって自然換気を積極的に取り入れる。
  2. 給気口をできるだけ開けた状態にする。
  3. 室内ドアを開放して通気経路を確保する。
  4. 窓を閉め切った場合は台所換気扇を運転する。
  5. 室内空気汚染源となる可能性のあるものは、それらをできるだけ持ちこまない。


 等の配慮をすることが重要です。

 入居後に室内汚染が問題となった場合、給気口や換気装置の設置・増設、発生源の剥離・被覆・除去、焼き出し(ベークアウト)、吸収剤の塗布、空気清浄機の設置等の対策が考えられます。吸収剤や空気清浄機は、汚染物質によっては効果がないことがあります。処置を行う前に、問題となった汚染物質に対して十分な効果が上げられるかどうかを施工者、販売者に良く確認しておきましょう。

参考情報
提供:「住まいの情報発信局」運営協議会
運営:(財)住宅産業研修財団
室内空気汚染の低減マニュアル を参照ください。

http://www.iijnet.or.jp/ibec/data/tosyo/manual/users.pdf


● すでに問題が起きていいる場合
1 汚染物質の発生原因を突き止める
  ●汚染原因になる建材・薬剤が何であるか突き止める
   ・建築会社に問い合わせ調査を依頼する
   ・原因になりそうな要因を明確にしする。

2 汚染物質の発生要因を除却する

  ●汚染発生源(建材・家具・薬剤など)を取り除く。
  ●発生源を覆い封じ込める。
  ●汚染物質を強制揮発させる。…ベークアウト法…

3 汚染物質を室内から排出する

   汚染物質の揮発量より、排出量を多くする
  ●換気・通風で排気する。外気で希釈(薄める)する。
     実状はこれが適正に行われていない…
    ・通風と換気の違い。
    ・ 気密化が進んでいる現代の住まいの実態を住み手が知らない。
     自然には換気はされない住まい…
    ・問題は建材ばかりでなく、住まいのつくり方にもある。
    ・ 換気量は、最低2時間に1回は室内空気の全部が入替わる量を。
     (換気回数0.5回/時間)
     できれば1時間に1回の量を。(換気回数1回/時間)
   ・今風の住宅には、24時間の計画換気・機械換気が必要。

4 汚染物質を吸着・分解する

  ●吸着剤・分解剤の利用 …研究がとりくみ始められた…
   ・今のところ対策はホルムアルデヒド゙がメインだが。
   ・背景には、建材改良のみでは限界があるため。
  ●空気清浄器の利用
   ・機械式の清浄効果は風量に比例。
   ・設置式は家具内部などの密閉されたところが有効。

5 身体に異常を感じたら、その家や部屋から離れる

  ●一時避難
  ●転地療法 …しかし、いずれも家庭生活への影響は大きい…

6 医師の指導による治療

  ●医師の指導による治療
   ・身体の免疫力を高める
   ・バランスのとれた食事・運動・睡

それぞれ専門の業者もありますので、相談するのも良いでしょう。

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ハウスダストとは

 ハウスダストは単純に部屋のほこり、最近の住宅事情からこのほこりが大きな問題になっています。でもぜんそくや、鼻炎アレルギー、アトピ―性皮膚炎などのアレルギー症状の原因のひとつになるといわれています。
 ハウスダストの中には、 布団や衣類から出る綿ぼこり、窓の外や鉢植えからの砂ぼこり、人体からの髪の毛、ふけ、爪、皮膚、食品のくず、ノミ、ダニ・ダニの排泄物や死骸、その他昆虫、動物の毛や糞、服などについてくる植物の種や花粉など、カビ、カビの胞子、バクテリア等がこれに該当します。


● ハウスダストが今なぜ問題に
 昨今に関わらず、通常でもほこりは発生します。、昔は各家庭にはサッシがほとんど普及しておらずほこりを取るにはまずハタキやほうきでほこりを掃きだし、拭き掃除するのが方法でした。また、機密性が低いので外気が循環してハウスダストを外に自然に出してくれていました。
 最近ではほとんどの家庭で掃除機が使われ、気密性の高くなっている現代の住宅では、部屋のほこりが掃除して取り除かれても空気中に漂うことが多くなっています。
 また、サッシの気密性能は、室内空気を密封し結露による湿気の発生のために起こるカビやダニの発生の原因になって意志待っています。
 また、洋式部屋の普及でジュータンやカーペットが普及し、ほこりの潜伏を促したり、畳の上にこうした敷物を敷くことで湿気やほこりが溜まりやすくなっています。
 またペットを室内で飼ったりする生活様式の変化が直接人体に影響が出るほどになってきています。



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ハウスダストを無くしましょう


● ハウスダスト予防方法

カビダニの繁殖を抑える
  1. 室内の結露・湿気の防止対策をする。
  2. 日頃からのお掃除をしてダニの餌となる埃や塵を取り除く。
  3. 床は、フローリングが一番良いです。
    カーペットをむやみに使用しない。
  4. 寝具のお掃除と洗濯。ふとんの掃除機がけはとても効果があります。天日干しをした後、軽く表面を掃除機で綺麗にします。はたくのは中のダストを外に出すので逆効果。
  5. ふとん、ジュウタンをハウスダストの出にくいものに代える。

ハウスダストを室外に追い出す
  1. 窓の開放と換気扇の使用換気。
    ※徹底した換気は、ハウスダストを減らす最良の手段です。窓の開放は、花粉などの別のハウスダストが、流入する場合がありますので、季節や天候、また花粉症の有無などに注意しましょう。

ハウスダストを除去する
  1. お部屋の中の棚や家具の上にホコリが溜まらないように注意し、掃除の時はホコリを立てないようにハタキなどは使わず、掃除機で吸い取るり、雑巾で拭き取るようにしましょう。 最近では吸い込んだ空気を吸い込み口まで戻して噴出し本体からの排気をゼロにした掃除機や空気とごみを吸い込む際に分離するタイプなど、 通常の掃除機用のフィルターでもハウスダストの排出されにくいタイプも出てきています。
     また、ほこりをたてずに掃除ができる紙シート式のモップも普及してきました。特殊繊維により髪の毛や糸くずなどをからめ取るもので、赤ちやんのいるご家庭やマンションなどで夜、掃除をしなければならない時などにたいへん便利です。
  2. 空気清浄機使用と空気清浄機は、ハウスダストの除去に効果がありますが、イオン式のものはほとんど効果は期待できません。ファン式のものを使いましょう。
  3. エアコン内にカビや埃があると、それを室内に撒き散らすことになりますので、エアコンの清掃も忘れずに。
※お掃除は、ハウスダストの除去と、ダニやダニの餌となる埃塵を除去する二重三重の効果があるので、こまめにお掃除することが一番です。お掃除しやすいお部屋づくりを心がけましょう。(整理整頓と収納の仕方の工夫)
その他空気のを綺麗にする方法

●備長炭で空気を綺麗に

備長炭の無数のミクロの穴が、空気中の汚れやホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着、分解する働きが有るります。 また、炭が発生するマイナスイオンも有害物質を除去します。

●アロマテラピー

 アロマテラピーの、エッセンシャルオイルには抗菌作用がありますから室内の空気浄化に利用でき、アレルギーの諸症状を引き起こすアレルゲンのカビや家ダニも除去します。このように香りは脳を経由して様々な作用を心身に及ぼしながら、同時に環境にも働きかけて様々な効果をもたらしてくれます。


●障子、襖はは室内の空気を浄化する!

障子は日本の環境にマッチした(寒さは?)空気の循環機、空気を必要に応じて取り入れたり出したりしています。そのとき障子は空気も浄化してくれます。障子は時間と共に汚れてくるのがその証拠です。和紙の襖も同様な働きがあります。


●畳は室内の空気を浄化する!

畳表のイグサが二酸化窒素を捕集して空気を綺麗にする事が立証されました。
また、また湿度の多いときは湿気を吸着、乾燥してくると放出して湿度の調整もしてくれます。この働きは天然床の畳を使うことが大事です。
また、手入れ(掃除や、室内換気をしっかりしないと逆効果もありますが)。また、畳にジュウタンは厳禁です。


●部屋に植物を置く

 観葉植物など植物を部屋に置くと、光合成で空気を綺麗にするだけでなく、科学的に理解されない様な効果もります、なお霧吹きで葉に水を上げると更にマイナスイオン値は上昇するそうです。
特にマイナスイオンの発生が多い観葉植物は「虎の尾(サンスベリア)」だそうです。


● 和紙ので空気を綺麗に(ひかり触媒を利用)

室内に浮遊するいやな臭い、ホルムアルデヒド、細菌などを、和紙の自然呼吸により吸着させ、短時間で消臭し無害にする夢の和紙です。

参考サイト
http://www.ein.co.jp/j/tech/air/washi.html

自然の摂理と、知恵も利用して過しやすい、綺麗な空気の部屋で暮らしましょう。


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