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今月のワンポイントアドバイス


健康診断とは、診察および各種の検査で健康状態を評価することで健康の状況を確認することである。診断を踏まえて健康の維持や疾患の予防・早期発見に役立てる事が目的です。
さらに多くの項目で、専門的な診断を行うことで疾患のリスクを少しでも早く察知して予防に役立てることにより、健康への重篤な影響を防ぐことを大きな目的なのが人間ドックです。
高齢化社内のなか病気になってからかかってしまう多くの医療費。その費用により社会保険制度を維持するために、健康診断や人間ドッグを受診することによって医療費抑制という現代社会において重要な役割をもっているといえるでしょう。
また、個人的にもいつまでも健康に過ごすために、まず健康診断を定期的に受診することが大切です。
健康診断


健康診断から人間ドッグまで
【1】健康診断とは
【2】健康診断の検査内容と結果
【3】人間ドッグと各種検診


 
【1】健康診断とは
  健康診断とは、診察および各種の検査で健康状態を適正に評価することで健康の状態を把握することが第一です。さらに、健康状態を把握することにより生活習慣病の予防や早期発見、疾患の予防や重篤な早期発見に役立てるものです。生まれたときから老後まで多くの健康診断を受けて私たちは体の状態を把握してより健康で楽しいん生活をおくれるように定期的に診断を行う必要があります。

新生児の検査

生まれて4日から6日目に赤ちゃんの足の裏からごく少量の血液を採取して有機酸代謝異常症や脂肪酸代謝異常症などの疾患がないか検査を行います。ごく稀ですが検査対象の20疾患が早期に発見され、適切な治療が行われることで、これらの病気から起こる症状の多くを防ぐことができます。採血は、赤ちゃんが生まれた産科医療機関等で行われます。
新生児聴覚スクリーニング検査とは、生まれてまもない赤ちゃん(出生後退院するまでの間か、生後1か月以内にお受けになることをおすすめします)を対象に行う「耳のきこえ」の検査です。

乳幼児定期健診

乳幼児定期健診は、赤ちゃんの発育、栄養状態、先天的な病気を含めた健康状態を見逃さないために実施されます。早い時期に病気や異常が発見できれば治療が行えるので、将来的に問題になることも少くなってきます。
健診を受ける時期は、行政で義務付けられている3~4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳健診になりますが。それ以外にも1か月検診、含めて3か月ごとに検診をすることが望ましいです。生まれた時の健康状態などを先生と相談して決定してください。併せて予防接種なども実施すると良いでしょう。

学校での健康診断
 学校保健安全法により、毎学年6月30日までに健康診断を行うことが定められている。学校保健安全法では、学校における児童生徒等の健康の保持増進を図るため、学校における保健管理について定めており、学校における健康診断は、この中核に位置する。また、学習指導要領においては、特別活動の中で健康安全・体育的行事として位置付けられており、教育活動として実施されるという一面も持っている。それらのことを踏まえると、学校における健康診断は、家庭における健康観察を踏まえ、学校生活を送るに当たり支障があるかどうかについて、疾病をスクリーニングし健康状態を把握するという役割と、学校における健康課題を明らかにして健康教育に役立てるという、大きく二つの役割がある。このことについて、学校関係者や保護者の間で、共通の認識を持つことが重要である。
疾病のスクリーニングでは、学業やこれからの発育に差し支えの出るような疾病がないか、ほかの人に影響を与えるような感染症にかかっていないかということを見分けることがスクリーニングの目的となる。(出展文科省より)
診断は学校医・学校歯科医がより行われ、その結果とを踏まえ普段の担任や養護教諭等が父兄とともに日常の生活観察に活用されます。
幼稚園 小学校 中学校 高等学校
高等専門学校
大学 備考
1年 2年 3年 4年 5年 6年 1年 2年 3年 1年 2年 3年 4年 5年
1 身長 体重 胸囲は1994年度まで、座高は2015年度まで
2 栄養状態
3 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有・無
並びに四肢の状態
脊柱検査など
4 視力
聴力
5 眼の疾病及び異常の有無
6 耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無
7 歯及び口腔の疾病及び異常の有無
8 結核の有無 問診・胸部エツクス線検査・喀痰検査・聴診・打診など
9 心臓の疾病及び異常の有無(心電図検査以外) 心電図検査・臨床医学的検査など
心臓の疾病及び異常の有無(心電図検査)
10 尿(糖以外) 生活習慣病・伝染病抗体など
尿(糖)
11 血圧
血液
12 その他の疾病及び異常の有無
  出展 Wikipedia より

入社時健康診断など
雇い入れ時の健康診断について、「労働安全衛生規則(第43条)」によると、「事業者は、常時使用する労働者を雇い入れるときは、当該労働者に対し、医師による健康診断を行わなければならない」とされています。
この場合の「常時使用する労働者」とは、正社員はもちろん、1年以上使用する予定で、週の労働時間が正社員の4分の3以上の契約社員、パート、アルバイトも含まれます。
入社時健康診断は、会社の指定医療機関で実施する場合と、自分で、医療機関もしくは保健所で健康診断を受ける物とがあります。 健康診断書の期限は3カ月以内であれば新たに診断を受ける必要はありません。
入社時健康診断は、次の項目の健康診断を行わなければなりません。健康診断項目の省略はできません。となっています。
  • 既往歴および業務歴の調査
  • 自覚症状および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力および聴力の検査、腹囲の測定
  • 胸部エックス線検査
  • 血圧の測定
  • 尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)
  • 貧血検査(赤血球数、血色素量)
  • 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
  • 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド)
  • 血糖検査
  • 心電図検査

   出典 労働衛生協会

会社の健康診断
 入社時健康診断と同様に定期健康診断は、企業側に義務があります。企業は、労働安全衛生法第66条に基づき、労働者に対して、医師による健康診断を実施しなければなりません。この義務に違反した企業は、罰金も課せられます。また、労働者は、企業が行う健康診断を受けなければならないこととなっています。 一般業務の従事者は年1回以上、事業内容により特定業務従事者では半年に1回以上受けなければなりまん。
定期健康診断の健診項目は、雇い入れ時の健康診断とほぼ同じで、次の通りです。
  • 既往歴および業務歴の調査
  • 自覚症状および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力および聴力の検査、腹囲の測定
  • 胸部エックス線検査
  • 血圧の測定
  • 尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)
  • 貧血検査(赤血球数、血色素量)
  • 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
  • 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド)
  • 血糖検査
  • 心電図検査
職業性ストレスチェック心理的な負担の程度を把握するための検査の実施が、平成27年12月より、常時使用する労働者数が50人以上の事業者の義務化されています。

特定健康診断
40歳から74歳のすべての被保険者・被扶養者を対象に「特定健診・特定保健指導」が義務化され実施されています。健診項目に腹囲の計測が新たに加わるなど、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防と改善が大きな目的です。受診者によっては、特定健診の結果に基づき、必要度に応じた保健指導が行われることになります。


基本的な項目 ○質問票(服薬歴、喫煙歴等)
○身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
○血圧測定
○理学的検査(身体診察)
○検尿(尿糖、尿蛋白)
○血液検査
・脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
・血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)
・肝機能検査(GOT,GPT,γ―GTP)
詳細な健診の項目 ※一定の基準の下、医師が必要と認めた場合に実施
○心電図
○眼底検査
○貧血検査(赤血球、血色素量、ヘマトクリット値)

特定保健指導
特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをします。


自営業者の健康診断
 2008年度(平成20年度)からの医療体制改革に伴い、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した「特定健康診査」の制度が始まりました。
特定健診・特定保健指導が義務化され実施されています。自営業者についても、健康保険に加入者なら40歳から74歳のすべての被保険者・被扶養者を対象に「特定健診・特定保健指導」が義務化市町村によって異なりますが、無料もしくは少額の費用で健康診断が受けることが可能です。またこちらも市町村により異なりますが40歳以下の若年からの生活習慣病全体の予防による健康づくりを目指して「成人健康診査」を実施しています。
お住いの市町村により異なりますので調べてください。
健康診断は市町村から毎年送られてくる、検診券を利用して指定医療機関にて一定期間の間であれば検診を受けることが来ます。

付加検診など
健康診断時に、付加健診も受診できます。肝機能や代謝系の異常や生活習慣病について精査する検診で、発病の可能性を早期に発見して健康維持と治療費の軽減をはかるという目的で行われています。年齢などにより助成制度が活用でき安く検査できますので利用すると良いです。

付加健診
健診の種類 検査項目
尿検査 尿沈渣顕微鏡検査
血液学検査 血小板数、末梢血液像
生化学検査 総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、アミラーゼ、LDH
眼底検査 左・右(眼底カメラ)
肺機能検査 フローボリュームカーブ(努力肺活量、1秒量、1秒率)
腹部超音波検査 断層撮影法、Bスコープ(肝臓、胆のう、腎臓)

前立腺
健診の種類 検査項目
前立腺検診 前立腺から分泌されるPSAタンパクという物質が血液中にどれだけ存在するかを測定します。

大腸がん検診
健診の種類 検査項目
大腸がん検診 便潜血検査では便に血が混じっているかどうか調べます。

乳がん・子宮がん検診
健診の種類 検査項目
乳がん検診 問診、視診、触診、乳房エックス線検査(内外斜位方向撮影)
(注)40歳以上50歳未満は、内外斜位方向撮影とともに頭尾方向撮影も併せて行う。
子宮がん検診 問診、膣脂膏顕微鏡検査(スメア方式、医師採取)

肝炎ウイルス検査
健診の種類 検査項目
免疫学検査 HBs抗原、HCV抗体
 
その他「肺がん検診」「骨粗鬆症検診」などもあります。


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【2】健康診断の検査内容と結果

 健康診断によっていろいろな検査を行いその結果が通知されます。医師からは検査結果とともにどこに問題があるか提示され、必要に応じてより精密な検査の指示をされることになっています。検査内容を知ることによって、自分の健康に留意して過ごすことにより、健康で楽しい生活をおくる基盤を作っていきましょう。

検診内容
基本的な項目 ○質問票(服薬歴、喫煙歴等)
○身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)
○血圧測定
○理学的検査(身体診察)
○検尿(尿糖、尿蛋白)
○血液検査
・脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)
・血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)
・肝機能検査(GOT,GPT,γ―GTP)
詳細な健診の項目 ※一定の基準の下、医師が必要と認めた場合に実施
○心電図
○眼底検査
○貧血検査(赤血球、血色素量、ヘマトクリット値)

問診 身長 体重 胴回りの測定
定型の問診票に記入それををもとに問診を行います。問診票には、検査前日や当日の飲食状況や体調をはじめ、最近の健康状態や気になる症状、嗜好、喫煙歴、服薬歴、本人や家族の既往歴など、様々な質問項目があり、この答えをもとに医師が質問し、検査の参考にします。問診は、医師の質問に答えて現在の自分の健康状態を確認する検査項目です。ここでは、せっかくですので普段感じている体の不調など心配事を医師に伝えることが大切です。
身長、体重、腹囲を計測も行います。測定値をもとにBMIを算出して肥満かどうかなどを判定します。肥満や痩せ具合を調べる検査で、肥満は動脈硬化や高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病の温床になります。痩せすぎは、消化器系や代謝・内分泌系の病気が潜んでいる可能性があります。
医師は、計測の結果とその他の検査結果を照らし合わせながら病気の特定や危険性を推測したり、予防するための指導を行います。

基準値
BMI : 18.5~25未満(標準値22)
<算出方法> 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)= BMI値
標準体重
<算出方法> 身長(m)×身長(m)×22 =  標準体重
腹囲 : 男性:85cm未満 女性:90cm未満

血圧検査
血圧検査では、手動式や電子式の血圧計で上腕部を測定することで、高血圧(または低血圧)の有無を調べ、異常がないかを知る手がかりとします。
血圧とは、血液が流れることによって血管の内壁にかかる圧力のことをいいます。心臓に溜まった血液は、心臓が収縮することで勢いよく血管へ送り出されます。このときの血圧を(最高血圧)といいます。そして、全身から戻ってきた血液で心臓が拡張したときの血圧を最低血圧といいます。
高血圧は、心筋梗塞・脳卒中を招く動脈硬化や腎臓病等の発症に影響しています。

基準値
収縮期血圧(最高血圧) 140mmHg未満
拡張期血圧(最低血圧 ) 90mmHg未満

脂質
総コレステロール定量
血液中に含まれるすべてのコレステロールを測定した総量を「総コレステロール」といいます。 コレステロールは、細胞を包んでいる細胞膜の構成成分です。細胞は細胞膜を介して栄養分のやりとりをしているため、コレステロールが不足すれば、この機能がうまく働かなくなってしまいます。また、コレステロールは、ホルモンや胆汁酸、ビタミンKの材料になっており、健康維持に不可欠なものです。 血液中では、コレステロールはVLDLD、LDLあるいはHDLとして運ばれますが、この血液中のコレステロール、特にLDL-コレステロール(悪玉コレステロール)が多くなると、動脈硬化等を進める原因となります。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。

 基準値
 140~199mg/dl

中性脂肪
中性脂肪は体内にある脂肪の一種です。食事から摂取されたエネルギーの一部は、中性脂肪としていったん体内に貯蔵され皮下脂肪や内臓脂肪となり、体温保持や体を守るクッションの役割を果たします。 普段は体を動かすエネルギー源として糖質が使われていますが、糖質が不足すると、蓄えられていた中性脂肪で補助します。しかし、使われなかった中性脂肪が増えすぎると、動脈硬化の原因になります。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。

 基準値
 150mg/dl未満

HDL-コレステロール
肝臓で作られたコレステロールは、そのままでは血液中に溶けることができないため、たんぱく質と結合して「リポたんぱく」という粒子をつくって全身の血液中を移動しています。コレステロールの運搬役であるリポたんぱくには、「LDL(低比重)リポたんぱく」と「HDL(高比重)リポたんぱく」があります。そのうち、HDLに含まれるコレステロールを「HDL-コレステロール」と呼んでいます。HDLは、LDL が全身へ運んだコレステロールのうちで細胞が使いきれなかったものや動脈の壁に付着しているコレステロールを回収して肝臓へ戻す働きがあり、「善玉コレステロール」と呼ばれています。 しかし、HDLが少なすぎると動脈の壁に付着しているコレステロールを回収しきれず、動脈硬化を起こし、やがては血液の通り道を塞いでしまうことがあります。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。

 基準値
 40mg/dl以上

LDL-コレステロール
「LDL(低比重)リポたんぱく」には、肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ働きがあります。このLDLに含まれるコレステロールを「LDL-コレステロール」と呼んでいます。 しかし、LDLが増えると、血管壁に溜まってしまいます。溜まったコレステロールが、動脈硬化の促進要因になることから、「悪玉コレステロール」と呼ばれています。 そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。

 基準値
 120mg/dl未満

肝機能等

GOT
GOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)は肝細胞をはじめ、腎臓や心筋(心臓の筋肉)の細胞内に多く含まれている酵素です。この酵素はタンパク質を分解してアミノ酸をつくり、からだの代謝がスムーズに行われるための重要な役割を担っています。しかし、肝細胞や心筋の細胞内で何かしらの障害が起こると、血液の中にGOTが流れ出し、数値が高まります。そこで、この数値を調べると肝機能障害や心筋梗塞などを見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の濃度を測ることで異常の有無を調べます。

 基準値
 35U/L以下

GPT
GPT(グルタミン酸ピルビン酸 トランスアミナーゼ)は肝細胞に多く含まれている酵素で、GOT(AST)と同様にアミノ酸をつくり、代謝を助ける役割を担っています。肝臓や胆汁(肝臓が作る消化液)が流れる胆道に障害が起こると敏感に反応し、血液中の数値が高くなります。そこで、この数値を調べると肝機能障害を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の濃度を測ることで異常の有無を調べます。また、病気の種類や程度は、検査結果ででたGPTとGOTの数値を比較して検討します。

 基準値
 35U/L以下

γ-GTP
γ-GTPは、肝臓、腎臓、すい臓、小腸などに含まれている酵素です。肝臓の機能にはアルコールや薬剤などを無害化するはたらきがあります。この無害化に重要なグルタチオンという物質のはたらきを、γ ‒GT という酵素が助けます。お酒を飲み過ぎる人や脂肪分を多く食べている人は、数値が高くなります。また、胆石などで胆道が塞がり、胆汁(肝臓が作る消化液)が流れにくくなると、血液中にγ ‒GT があふれ出てきます。そこで、この数値を調べると肝機能障害を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の濃度を測ることで異常の有無を調べます。

 基準値
 55U/L以下

ALP
ALP(アルカリフォスファターゼ)は肝臓や胆道、骨、小腸、腎臓などに含まれる酵素です。普段は胆汁とともに排泄されますが、肝臓障害や胆道の病気で胆汁が排泄されなくなると血液中にあふれ出てきて数値が高くなります。そこで、この数値を調べると肝機能障害を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の濃度を測ることで異常の有無を調べます。また、骨や甲状腺に障害が起こっているときも数値が上がるので、それらの病気の指標にもなっています。

 基準値
 340U/L未満

総蛋白
血液から赤血球などの血球成分を取り除いたものを血清といいます。血清中には100種以上の蛋白が含まれ、それらを総称して総蛋白といいます。
これら多くの蛋白を作っている肝臓の機能や、血液中のたんぱく質を再吸収している腎臓の機能が低下すると、血清中の総蛋白量も低下してしまいます。そこで、この数値を調べると肝機能障害や腎機能障害を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の量を測ることで異常の有無を調べます。また、ウイルスによる感染や栄養状態を知る手がかりになります。

 基準値
 6.5~8.0g/dl

代謝系

空腹時血糖
血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖のことです。からだは、血糖を主なエネルギー源として活動しています。血糖値は食事をとると上昇し、その後、時間の経過とともに低下します。こうした血糖値の変動は、通常、ある一定の範囲内に収まっていますが、糖尿病予備群(耐糖能異常)・糖尿病の場合は一定の範囲を超えてしまいます。 そこで、空腹時の血糖値を調べることが糖尿病などを見つける手がかりになります。検査は10時間以上絶食した後の空腹時の血液を採取して血糖値を測り、異常の有無を調べます。通常は、検査前日の夜から飲食を控え、翌日の朝に採血します。 空腹時血糖はメタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。

 基準値
 110mg/dl未満

尿糖
腎臓は、血液からブドウ糖などをろ過して、再吸収しています。そのため、通常は尿中に糖は出てきませんが、血糖値がかなり高い場合、腎臓での処理が追いつかず、尿中に糖(尿糖)が出ることがあります。また、稀に再吸収が障害され尿に糖が出ることもあり、これを腎性糖尿病といいます。
そこで、尿糖を調べることが糖尿病などを見つける手がかりになります。

 判定
 「陰性」、異常なし 、「陽性」となった場合は糖尿病の疑い

血清尿酸
尿酸とは、細胞が生まれ変わる際につくられるプリン体という物質が分解されてできた最終代謝産物です。通常、尿酸は尿といっしょに排泄されますが、尿酸が過剰につくられたり、うまく排泄されなくなると、血液中の尿酸値が高くなります。尿酸値が高い状態(高尿酸血症)を放置していると、尿酸が結晶化し、関節部などにたまって炎症を起こし、激痛を伴う発作(痛風発作)が起きます。血清尿酸検査は、血液を採取して、血液中に含まれる尿酸の量(尿酸値)を調べます。

 基準値
 7.0mg/dl以下

ヘモグロビンA1c
血糖値が高い状態が続くと、血液中のブドウ糖とヘモグロビン(赤血球の色素成分)が結合し、グリコヘモグロビン(HbA1c)ができます。したがって血糖値が高い状態が長く続くほど、グリコヘモグロビンも多くなっていきます。 そこで、赤血球中のグリコヘモグロビンの比率を調べると過去1~2ヵ月間の血糖値の状態を知ることができ、糖尿病などの手がかりになります。 検査は空腹時血糖値同様、血液を採取して調べますが、食事の影響を受けないので、いつでも検査することができます。 ヘモグロビンA1cはメタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。

 基準値
 6.0%未満 (NGSP値)

血液検査

ヘマトクリット値
血液は、全身を巡って、からだのすみずみに酸素や栄養を届ける同時に、二酸化炭素や老廃物を回収する役目を担っています。そのため、血液には全身の健康状態がよく反映されます。つまり血液検査は、血液の病気はもちろん、全身の状態を把握するために欠かせない検査といえます。
ヘマトクリットとは、一定量の血液の中に含まれる赤血球の容積の割合をいいます。ヘマトクリット値検査ではこの割合を調べることで、主に「貧血」の有無が分かります。また、赤血球数とヘモグロビン、ヘマトクリットの3つのデータを分析することでどんな種類の貧血が疑われるか、おおよその見当がつきます。 検査は、血液を採取して血液中の赤血球の割合を調べます。

 基準値
 男性 38.0~48.9%
 女性 34.0~43.9%

血色素測定
血色素(ヘモグロビン)量は赤血球中の赤い色素の成分です。酸素と結びつく性質を持っており、ヘモグロビンは酸素運搬機能をもっとも反映する数値でもあります。そのため、赤血球数が正常値でも、ヘモグロビンが不足していると貧血になります。 そこで血色素測定検査は、採取した血液の赤血球中のヘモグロビンの割合を調べることで、貧血の有無を判定します。

 基準値
 男性 13.0~16.6 g/dl
 女性 11.4~14.6 g/dl

赤血球数
赤血球は血液中の血球成分の1つで酸素を運ぶ働きがあります。通常、血液中の赤血球はある一定量に保たれていますが、なんらかの原因で赤血球が減少すると、酸素運搬機能が低下して貧血となります。また、赤血球が増加すると多血症となり、血管の流れがわるくなります。 そこで、この数値を調べると貧血などを見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測ることで異常の有無を調べます。

 基準値
 男性 400~539 (×10⁴/㎜³)
 女性 360~489 (×10⁴/㎜³)

白血球数
白血球は、体内に侵入した細菌やウィルスなどの異物から、からだを守る免疫機能の中心的な役割を担っています。 体内に異物が侵入したときや、白血球を作る骨髄に異常が起きたときは、白血球が急激に増加します。また、白血球を作る細胞のはたらきが低下しているときは、白血球が減少します。
血液像とは5種類からなる白血球の構成割合を表したもので、病気によって構成比率に変化がみられます。 そこで、この数値を調べるとさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測ることで異常の有無を調べます。

 基準値
 3~89(×10²/㎜³)

血小板
血小板は、血管が破れて出血した際、その血管が再生するまで傷口を塞いだり、血液が固まるように働きかけ、出血を止める役目を果たします。この血小板が増えすぎると、血栓という血の塊ができやすくなり、血管が詰まりやすくなります。逆に少なすぎると、出血した際に血が止まりにくくなります。 そこで、この数値を調べるとさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血小板数を調べます。血小板数の異常な増減には、白血病や再生不良貧血など、重大な病気が関わっていることが多いので、さらに詳しい検査が必要です。

 基準値
 14.0~35.9(×10⁴/㎜³)未満

尿・腎機能

尿蛋白
尿蛋白は、尿に含まれるたんぱく質です。腎臓は、血液からたんぱく質など必要なものを再吸収したのち、尿を作り、体内に生じた不要な物質・老廃物・過剰な塩分の排泄などをしています。通常、尿に尿蛋白はほとんど排出されませんが、極めて微量のたんぱく質が含まれます。しかし、腎臓病などのさまざまな障害により、通常より多くのたんぱく質が尿中に現れることがあります。
そこで、この量を調べることが腎機能障害などを見つける手がかりになります。半定量検査とは、尿中に含まれるたんぱく質の量について、おおよその程度を調べる検査です。

 判定
  「陰性」、異常なし 、「陽性」となった異常あり

尿潜血
尿の通り道となる腎臓や尿管、膀胱や尿道などのどこかに出血があると尿中に血液が混ざります。尿潜血は、尿中の肉眼では確認できない血液を検出する検査です。 検査は、尿蛋白同様、採取した尿を使い、試験紙の変色具合で判定されます。色が変わらなければ「陰性」、異常なしです。「陽性」となった場合は、尿沈渣で尿中の赤血球数を調べます。

 判定
  「陰性」、異常なし 、「陽性」となった異常あり

尿沈渣
腎臓から尿道までを尿路といい、この尿路のどこかに病変があると、そこから赤血球や白血球、上皮細胞、円柱などが尿中に混入します。この混入した成分を尿沈渣といいます。 尿沈渣検査は、尿中にこれら細胞や結晶などがあるか否かを顕微鏡で観察することで、腎機能障害をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりとします。検査は採取した尿から、赤血球、白血球、上皮細胞、円柱、結晶などの成分を数えます。 なお、尿潜血は腎臓病以外の病気や過労でも陽性を示すことがあるため、尿潜血とあわせて尿沈渣を行うことがあります。

  判定
  「陰性」、異常なし 、「陽性」となった異常あり

血清クレアチニン
クレアチニンは、体内でエネルギー源として利用されたたんぱく質が分解・代謝されてできた老廃物です。作られる量は誰でもほぼ一定ですが、筋肉量に比例するため、男性は女性に比べてやや高めの基準値となっています。また、筋肉量が落ちるとクレアチニンも低下します。通常、クレアチニンの一部は腎臓でろ過され、尿とともに排泄されていますが、腎臓の機能が低下すると血液中に増えてきます。 そこで、この数値を調べることが腎臓機能障害などを見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の濃度を測り、異常の有無を調べます。

 基準値
 男性 1.10 ㎎/㎗以下
 女性 0.80 ㎎/㎗以下

心機能
心電図
心臓は、心筋の収縮と拡張によって血液を全身へ送り出しています。心電図とは、心臓の機能や心臓病の有無を調べる検査で、心筋が収縮する際の電気刺激を体の表面に貼付けた電極でとらえ、時間的な変化を波形で表し、記録します。電流の伝わり方や心臓そのものに異常があると、心電図の波形にも異常がみられるので、心臓疾患を見つける手がかりとなります。

胸部X線
胸部X線検査では、肺や気管支などの呼吸器のほか、心臓や縦隔、胸膜などの病変を調べることができます。 検査は、胸部X線診断装置のフィルム部分に胸部を押しあて、息を深く吸った状態で止めたところで背後からX線を照射して撮影します。肺は黒っぽく、骨格や心臓などは白っぽく映ります。医師は映し出された異常な陰影の様子からどんな病気かを疑います。 例えば、不整な円形の白い影は肺がんなど、また、境界がはっきりしない不明瞭な白い影は肺炎や肺結核、気管支炎などが疑われます。自然気胸では、肺の縮んだ様子が映ります。


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【3】人間ドッグと各種検診

 人間ドックとは、予防医学の観点から自覚症状の有無に関係なく個人の意思でに病院・診療所に赴き、身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常や健康度などをチェックする健康診断の一種です。人間ドックは任意の健康診断です。各種健康診断と人間ドックは、どちらも「身体の状態をチェックする」意味では同じとはいえ、検査内容は大きく違います。
「人間ドック」は、生活習慣病や胃部や肝臓・胆のう・すい臓・腎臓・脾臓の5臓器検査などオプション検査項目を含めると、身体全体のスクリーニング検査を受診することが可能です。また、受診日当日に医師による結果説明や保健指導などを受診することもできます。

健康診断と人間ドッグとの違い
会社で受ける定期的な健康診断でも、身体の状況をチェックすることは可能です。
個人で費用負担をして人間ドックを受ける必要性はどこにあるのでしょうか? 元気だったひとがある日突然たおれた。こんな話を耳にすることはありませんか?
「一見、元気そう」でも、じつは見えない病気が潜んでいることがあります。医療には「予防医学」と「治療医学」がありますが、現在注目されているのは「予防医学」です。糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、かなり進行しないと自覚症状がありません。がんも、何年もかかって進行するケースが多いのです。
しかし、これらの病気も早期にその芽をみつけて、治療を始めれば、治癒させることもできます。
そのために必要なのが、人間ドックです。人間ドックは、その病気をいち早く発見できるのです。健康診断にはない、人間ドックならではのメリットとして以下のような点が挙げられます。人間ドックで受けられる検査は、健康診断のプログラムよりも詳細です。全国共通の基本検査自体に一般健康診断にはない項目が多く含まれています。さらに、オプションで個人の身体の状態に応じた検査項目を追加することも可能です。このことから、健康診断では見つからなかった病気が人間ドックで発見されることも少なくありません。オプション検査では、通常は早期発見が難しいがんが発見されることもあります。
  健康診断 人間ドック
受診の義務 年に1回は法定健診または特定健康診査の受診義務があります。 任意
費用 無料あるいは低価格 所属している健保組合などから助成金を受けられるケースも多々あります。ただ、頭部MRI/頭部MRA、胸部CTなどのオプション検査を含めると10万円を超える場合もあります。
検査内容 法律や厚生労働省が検査内容を定めています。 基本的に日本人間ドック学会などで標準的な検査項目を定めています。任意でオプション検査が受診可能です。
日程 1~2時間程度 1日コース(半日程度)から内容によっては2日コースそれ以上もあり
目的 健康状態の確認・生活習慣病チェック 生活習慣病を含め、一般的な疾患や、がんなど悪性疾患の早期発見

脳ドック
脳ドックは、頭部MRI、MRA、頸部MRAの診断を行い、主に脳血管の破裂リスクとなる脳動脈瘤。脳の血管がつまる脳梗塞、そして脳腫瘍などの自覚症状のない異常箇所を調べます。
MRI(磁気共鳴画像撮影法)検査は、身体に電磁波をあてることで細胞に含まれる水を共鳴させ、その信号から、脳の断面画像を得るものです。MRA(磁気共鳴血管撮影法)検査も、電磁波を用いますが、血流の信号のみを処理することで、造影剤を用いることなく脳血管、特に脳動脈の形態を立体画像化します。
頭部MRI検査は脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の潜在を発見するのに有用で、頭部MRA検査は、脳梗塞の原因になる「動脈の狭窄」やくも膜下出血の原因となる「未破裂脳動脈瘤」といった脳卒中のリスクを発見するのに有用です。

肺ドック
CT検査と腫瘍マーカーで肺がんをはじめとする胸部の病気を早期に発見することを目的としています。 従来の胸部X線検査では見つかりにくいとされている疾患も、最新鋭マルチスライスCTによる肺ドックなら早期に発見することが可能です。
マルチスライスCTで見つかる主な病気は、肺がん、悪性胸膜中皮腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺結核などです。
腫瘍マーカーで肺がんを組織型で分類すると、腺がん・扁平上皮がん・大細胞がん・小細胞がんと大きく4つに分類されます。組織型により、がん細胞の性質や発生しやすい場所が異なるため、肺ドックでは3種類の腫瘍マーカーを検査します。

がん検診

胃がん検診内視鏡検査
口から内視鏡を入れて、胃・食道を検査します。

胃がん検診X線検査
造影剤(バリウム)を飲んで胃・十二指腸まで検査します。

胃がんリスク検診(ABC検診)
血液検査により胃がんのリスクを判定します。

大腸がん検診
お尻からから内視鏡を入れて、大腸内を検査します。軽微な大腸ポリープ切除なども同時に行えます。

肝胆膵腎がん検診
MRCPはMRIを用いて膵管・胆管を描出する検査で、膵臓がんや胆管がんなどの発見に有効です。肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓の検査です。

皮膚がん検診
拡大鏡などで最大3ヶ所、皮膚(ほくろ等)の状態を確認し、治療の必要性を判定します。

喉頭・咽頭がん検診
ファイバースコープを鼻から入れて、咽頭・喉頭を観察し、上~下咽頭癌、喉頭癌、声帯ポリープなどの鑑別を行います。

口腔がん検診
歯科口腔外科の医師が口腔内を視診し触って検査します。口腔内蛍光観察装置でお口の中に青色光を当てて、異常がないか観察をします。

前立腺がん検診
PSA検査 血液検査腫瘍マーカーを測定します。値に問題があったらがんが疑われる場所から組織を採取し顕微鏡で観察し、その悪性度を確認します。

乳房X線撮影(マンモグラフィ)と視診・触診
乳房専用のX線装置(マンモグラフィ)で撮影します。技師は原則女性が担当します。乳がん学会認定医が視診・触診します。

子宮がん子宮頸部がん検診
子宮頸部の細胞を採って検査するとともに、内診します。膣内に経膣エコーを挿入し、子宮と卵巣の検査をします。

PET-CT検査
PETとCTが一体となった装置で、一度の撮影で全身の画像をとることができます。微量の放射線同位元素を含む「FDG」というブドウ糖に似た薬を注射し、カメラの下(ドーム状の装置の中)で横になったまま撮影します。がん細胞がブトウ糖を多く取り込む性質を利用して、がん細胞の位置や大きさを見つけますこの検査では小さながんを発見できる早期に治療できるメリットがある。早期胃がんや泌尿器系のがんは発見しにくいなどすべてのがんに有効ではない。設備やノウハウなどしっかりとしたところで検査を実施する必要があります。

遺伝子検査
血液を採取して、遺伝子(DNAやRNA)を調べ、いろいろな病気のリスクがわかる検査です。各種がん、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、クモ膜下出血などのリスクが判ります。 がんに関しては、1回の検査で100種類以上のがん遺伝子を調べられる検査もあります。 遺伝子がわかると、その遺伝子にあった治療方法や運動や栄養プログラムを組むことができるようになります。
検査キットを購入して、自宅で血液や唾液、ほほの内側の細胞を採って郵送すると遺伝子検査を行えるようにもなってきました。

ミノインデックス がんスクリーニング 
血液中のアミノ酸(20種類程度)を測定して、がんの患者さんのアミノ酸のパターンを調べそれぞれのがんでパターンに特徴からリスクが高い(その病気にかかっているかもしれない)という考え方で開発されたもの、血液を採取して、血液中のアミノ酸濃度を測定することにより胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん(男性)、乳がん(女性)、子宮・卵巣がん(女性)リスクがわかります。
まだ、実際の検査例が多くなくこれからさらに良くなっていく検査方法で、今後に期待できます。

健康診断・人間ドッグ・新しい検査方法で予防医療を 
健康診断は健康なのに実施する医療行為です。病気にならないと病院に行かないでは遅い病気が沢山あります。」何よりも健康で毎日を送れることは何よりも大事なことです。最近は高齢化社会で医療費の増大により将来予算が破たんするとの話もあり、行政も予防医療として検診に力を入れています。今回取り上げた健康診断やそれに付帯する付加検診などに低額で受けられるようになっています。また、人間ドッグにも助成金を出している自治体もあり。これら制度を利用して予防医療を水から取り入れていく事が大切です。
検査は医療機関で行いまます。検査判定で問題が出た病院もありますので、医療機関の選定含めて自分から率先して診断を行っていく事、、さらに検査結果をしっかりと認識して普段の生活に活かしていく事が大切です



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