梅雨といえば湿気対策とカビ対策 |
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湿気とは何? |
まずはは、湿度とは何かを考えてみましょう。
● 相対湿度と絶対湿度
絶対湿度: 空気中には、常に水蒸気が存在しています。絶対湿度は、空気1立米中に含まれる水蒸気の量を「g」で表した場合をいいます。
相対湿度:空気中の水蒸気量が飽和状態(含みうる水蒸気量が限界になった時)に比べ、どの程度含まれているかを%で表したものです。一般に湿度というと相対湿度のことをいいます。
空気は暖かいほどたくさんの水蒸気を含むことができ、冷たいほど少しの水蒸気しか含むことができません。
つまり、一定量の空気に一定量の水蒸気が含まれる場合、空気の温度が高くなれば、含みうる水蒸気の限界量が多くなり相対湿度は低下します。逆に、温度が低下すれば含みうる水蒸気の限界量が少なくなるため、相対湿度が上昇します。
● 湿度と結露
冷たい面に接して空気が冷やされて、空気中に含みきれなくなった水蒸気は水滴となります。これが結露です。結露は、ダニ、カビの発生原因となります。結露をなくすためには相対湿度を下げる工夫が必要です。
基本的には室内の水蒸気発生量を減らす(絶対湿度を下げる)ことが必要ですが、次のような工夫も必要です。
梅雨時などの雨の日は、外気の相対湿度が100%近くに達することがあります。この時期の室温と外気との温度差はあまりなく、外気をそのまま室内に取り込んでも、室内の相対湿度は下がらりません。
気温があまり高くなく相対湿度が高い時は除湿機を、気温も相対湿度も高い時はクーラーを使うと効果的に除湿することができます。ただし除湿機・クーラーのメンテナンスを怠ると逆効果も・・。(対策は後記述)
私たちは、部屋の中に湿度計を設置して、定期的に湿度をチェックするとどんな環境に過ごしているかわかります。そして気がつけば行動あるのみ。
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梅雨>>湿気>>カビ>>ダニの連鎖 |
カビやダニの一番の元は湿気です。湿度は、温度差と空気中の水蒸気に関係します。当然雨が多いと、湿度が上がり、カビ・ダニのが好む環境になります。
● カビやダニの好む環境・・湿気
ダニの好きな温度は25〜28℃、湿度は65〜85%、カビは温度20〜30℃、湿度70%以上、どちらも高温多湿の環境が好きです。部屋の湿気はカビを呼び、カビはダニを呼びます。
ここでコメントあり、カビ・ダニ対策は梅雨時や夏場がだけでは解決しません、近頃は、住宅の気密化や暖房の普及により冬場にも発生しています、そう、今の住宅は一年中カビ・ダニには絶好の環境となています。梅雨の前にもしっかりと湿気、そしてカビ・ダニ対策をして梅雨に大発生を防ぐことも大事です。
● カビやダニとは
カビ・ダニの歴史は人類より長く、いわば人間とカビ・ダニは共生してきたといえるでしょう。それが、住宅や暮らし方の変化によって共生のバランスがくずれ、健康被害などの問題が起こってきました。まず、カビについてですが、正式名は真菌といいます。キノコや、醤油・味噌・清酒に使われる酵母などの発酵を行うカビ、風呂場や台所などに発生するカビ、食品に発生して中毒を起こすカビなど、みな同じ仲間です。
一方ダニは、虫ではなくクモの仲間、湿気が大好き”なんです。大きさは、ダニは200〜500ミクロン(注:1ミクロン=10−3mm)、カビの胞子は20ミクロンとずっと小さい。ダニのフンは約5ミクロンとさらに小さいので、吸い込むと肺まで入ってしまいます。
「カビが生えたくらいで死にはしない」と思ったら、大間違い。ゴキブリよりも生命力が強いといわれるカビは人間の皮膚であろうが内臓であろうがお構いなしに取り付いてしまいます。カビの存在を軽く見ていると後でしっぺ返しを受けるかも知れません。
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カビから生まれるコワーイ病気 |
●アレルギー性気管支喘息
カビは、ダニ、ホコリなどと並んで生活環境にある吸入性アレルゲンの代表選手です。カビがアレルゲンとなり、気管支喘息を引き起こすことはよく知られています。
● 過敏性肺炎
空調熱や加湿器熱などと呼ばれる過敏性肺炎が増えています。これはエアコンの冷風や加湿器の蒸気と共に舞い上がったカビを吸い込むことが原因です。
● カビ感染症
アレルギーから起こる病気ではなく、カビが原因になって感染が起こる病気です。ミズムシのように健康な人がかかるものもありますが、大部分は抗がん剤や抗生物質を長く使っている人など、菌に対する抵抗力の弱まった人に感染します。
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カビが繁殖する4つの条件 |
現代の住宅はアルミサッシ等によって、気密性が高く、またエアコンの普及で、季節・昼夜を問わず温度差が小さくなり、空気中の水分の逃げ場がありません。カビにとっては快適な環境です。
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1. |
ホコリやアカなどの栄養源
カビは木材や繊維、皮革類からプラスチックまで、どんなものにも取りつく雑食家です。室内のほこりや手あか等の汚れ、浴室の垢や石けんかすなどは絶好のごちそうになります。 |
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2.
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高い湿度
生物にとって水は命の綱。カビも湿気がなくては生きられません。バクテリアや酵母にくらべると低い湿度(約15%)で育つものもありますが、やぱりジメジメしたところほど生き生きとしています。湿度80%を越えるとこれはもうカビ天国。猛烈な勢いで仲間を増やします。 |
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3.
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20℃〜30℃の温度
カビは普通5℃から45℃の間で繁殖します。20℃を越えると急に元気がよくなり、28℃で一番増殖が盛んになります。冷蔵庫の中でさえ扉の開け閉めの多くなる夏には15〜20℃とカビにとって快適な住まいになってしまいます。 |
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4. |
よどんだ空気
空気もカビが繁殖するために必要なもののひとつです。カビはタンスの裏や押し入れなどのよどんだ空気を好むネクラ者です。 |
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カビ対策の基本は、換気・除湿・掃除 |
室内にはカビの胞子がいつも浮遊しているもの。それが、●温度20〜30度●湿度75%以上●栄養分、この3つがそろうと繁殖します。
したがって、カビ対策も、換気(窓開け、換気扇、通気)、除湿、掃除の3つがポイントです。
カビはダニのエサになるうえ、カビの好きな環境はダニも大好き。アレルギーの原因として要注意のダニをふやさないためにも、カビ対策をお忘れなく。
■ともかく換気をまめに リビング・寝室
●雨の日以外はまめに窓を開ける。南北、東西など、風が通るように開けるのがよい。
●梅雨時はエアコンの除湿や除湿器で湿度を下げる。
●洗濯物を室内に干さない。洗濯物を干すと湿度が10%も上がる。換気扇を回して風呂場に干そう。
●タンスやベッドは壁から5pくらい離して、通気をよくする。
●窓や壁の結露はすぐにふき取る。扇風機をあてるのも効果的。
●共働きなど留守がちの家庭では、留守中、換気扇(または除湿器)を回しておくか、帰宅後、各室の窓を10分程開けて換気する。
■カビをまき散らす元凶にしない エアコン
●運転後の温度差で内部に結露しカビが生えやすく、部屋にまき散らす元凶にもなる。フィルター掃除はまめに。
●冷房・除湿にする前に、窓をあけて30分間は送風運転し、カビの胞子を追い出す。
●就寝時など消す前に、30分間は送風運転し、エアコン内を乾燥させる。
■カビ天国にしないために毎日ちょっと一手間 浴室
●最後に入った人は…
・湯を流してしまうのがいいが、せめて浴槽のフタをきちんと閉める。
・熱めの湯で壁などの石けんかす(カビの栄養源になる)を洗い流す。カビは熱に弱いので、一石二鳥。
・壁などの水分をふき取る。
・窓を開け、換気扇を回して乾かす。窓を開けられないなら、一晩は換気扇を回す。
●生えてしまったら、市販のカビとり剤や漂白剤で落とすが、その際、タイルの目地などに塗って数分は放置し、洗い流す。(使用上の注意を守ること)。
■通気をよくする工夫が大事押し入れ・洋服ダンス
●晴れた日や夜間、戸を開けておく。扇風機をあてるのも効果的。
●底面や奥壁にすのこをおいて、通気をよくする。
●朝、すぐに布団をしまわない。一晩寝ると布団はコップ1杯分の汗を吸収している。日に干すか布団乾燥機を使用して乾かす。
●汚れた物を入れない。洋服の食べこぼしなどはカビの栄養源に。物を詰め込みすぎないことも大事。
■水蒸気を他の部屋に広げない台所
●ガスが燃焼するとき水蒸気が発生するので、調理時、皿洗い時などは換気扇を回す。使用後もしばらく回しておく。
●使用後は、水回りの水分をふき取る。
●食べ物の汚れはカビの栄養源に。シンクや冷蔵庫などはまめに掃除を。
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最後に湿気対策のポイントを再度 |
□ 1日中,家を閉め切りにしていませんか。朝起き時、帰宅時など窓を開けましょう。
□ 室内を換気するとき,対角線方向の窓を開けるなど,効果的な換気をしていますか。
□ 炊事のとき,換気扇を回していますか。
□ 湯沸器を使うとき,換気扇を回していますか。
□ なべ物をするとき,換気扇を回していますか。
□ 入浴中,換気扇を回すか,窓を開けていますか。
□ 入浴後,浴室の壁が乾くまで,換気扇を回すか、窓を開けていますか。
□ 室内に鉢植えが大量に置いてありませんか。
□ 室内に熱帯魚の水槽がありませんか。
□ 室内に洗濯物を干していませんか。
□ 乾燥機(洗濯用、食器用、浴室)の排気が室内に排出されていませんか。
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食中毒に注意 |
O157のパニックは記憶に新しいところですが、梅雨の時期は食中毒に特に注意が必要です。梅雨の時期から夏の時期にわたり特に注意が必要です。 生活環境が衛生的になった現在、“食中毒なんて自分とは関係ない話”なんて思ってはいませんか?
厚生省(現・厚生労働省)の平成11年の食中毒統計によりますと、食中毒は減少していないのです。また、飲食店・仕出し弁当などで外で発生した食中毒が20.6%に対し、家庭での発生が14.5%という高い数字だということを見逃すことはできません。家庭でも注意が必要なのです。
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食中毒のは今も昔も患者数は変わらない事実 |
食中毒は、厚生省(現・厚生労働省)の統計によると、毎年2〜3万人は患者が発生し、一向に減少する様子がありません。しかし、その原因菌、かつては腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、サルモネラ属菌が三大食中毒として挙げられていましたが、十年ほど前から、その割合は変わってきています。かつて日本人はたんぱく源の多くを魚介類に求めていたため、上記三大食中毒の中でも、魚介類と密接に関わる腸炎ビブリオによる食中毒が圧倒的でした。しかし、近年の食生活の欧米化で、乳・肉・卵類を食材とする料理や洋菓子が好まれるようになっています。食中毒の原因菌の中でも、サルモネラ属菌やウェルシュ菌、カンピロバクター菌等、牛、豚、鶏など、家畜・家禽類の腸管に由来する菌が増加しており、食中毒の原因菌と食生活との間に密接な関係があることを示しています。
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食中毒原因菌とはそれぞれの対策 |
私たちの腸管内には腸内細菌、乳酸菌、レンサ球菌、ブドウ球菌、嫌気性菌、真菌など、腸内の環境に適応し、定住している細菌群があります。
このような菌の集団を常在細菌と呼び、宿主の栄養に、あるいは経口的に侵入した病原菌に抵抗性を与えるなど、重要な役割を演じています。
一方、腸管系病原菌は常在細菌と異なり、外来性の菌でありながら、胃・腸液などの生理的な抵抗作用
に強く、影響されずに腸管に到達し、チフス菌・パラチフス菌やエルシニア菌が回腸下部のリンパ小節などで、サルモネラ菌や腸炎ビブリオ菌その他が小腸において、赤痢菌は主として大腸で増殖する
ように、それぞれ各菌に固有な腸管部位に定着し、そこで増殖、感染を成立させることができるので、より深刻な症状を引き起こすことがあるのです。
サルモネラ属菌 (感染侵入型)
1885年にドイツの学者サルモンによって豚コレラ菌が発見されたのを機に、この菌を含む一群の菌をサルモネラ属と呼ぶようになった。 |
潜伏期 |
10〜72時間 |
症状 |
発熱、粘血便、腹痛など |
要注意な食品 |
卵、肉など |
予防 |
加熱
●熱に弱いので加熱調理で容易に殺菌できる
熱処理を行わない食品(卵原料の生クリームやアイスクリームなど)
●菌が増殖しないよう、早めに食べる |
腸炎ビブリオ (感染毒素型)
海水に存在するこの菌は、海産魚介類に付着して食中毒を引き起こす。海水温が上昇する夏季はとくに要注意。増殖力が強く、二次感染を起こすので、調理器具の扱いには注意が必要。 |
潜伏期 |
5〜20時間 |
症状 |
下痢、腹痛、発熱など |
要注意な食品 |
海産魚介類など |
予防 |
調理中での二次感染を防ぐ
●手やまな板など、調理器具などの清浄に努める。海産魚介類を調理したまな板や包丁を、洗わずに他の食材の調理に使用すると、別の食材にもうつるので要注意。
温度管理を徹底する
●生鮮魚介類は全て10℃以下に保存する
●調理器具は、使用後70℃以上の熱湯で殺菌する
加工済みの食品はできるだけ早く食べる |
黄色ブドウ球菌 (生体外毒素型)
人間の鼻やのど、傷口やあかぎれなどをすみかとする。菌が体内に直接入って作用するのではなく、食べ物の中で大量に増殖して作られる、エンテロトキシンという毒素によって発症。加熱してもこの毒素は消えないので加熱処理では予防できない。
また、ブドウ球菌は少々の塩気はもちろん、塩漬けの中でも生き続けることができるので、塩ものでも油断せず、保冷に努める必要がある。 |
潜伏期 |
約3時間 |
症状 |
おう吐、下痢、腹痛など |
要注意な食品 |
食品全般 |
予防 |
調理中の手洗い励行
●大きなアカギレなど、手に傷のある時はゴム手袋や指サックなどを使うようにして、食材には直接触れないようにする。
●くしゃみなどから感染することもあるので調理中、マスクをすると尚よい。 |
ポツリヌス菌 (生体外毒素型)
食中毒原因菌の中でも特に死亡率が高いため、重症になる前の迅速な判断と処置が求められる。酸素のないところで生息する“嫌気性菌”なので、発酵食品や缶詰、真空パックの食品も安心できない。ただし、毒素は加熱処理で死滅する。(80℃、30分で不活化) |
潜伏期 |
10〜40時間 |
症状 |
複視、発声障害、嚥下障害(ものが飲み込みずらくなる)、呼吸障害 など |
要注意な食品 |
嫌気性食品(びん、缶詰など) |
すみか |
土壌 |
予防 |
缶詰、瓶詰め、真空パックが膨れあがっているような食品は食べない
●中でボツリヌス菌が増殖している可能性がある
乳幼児の離乳食に、蜂蜜は用いない――ボツリヌス菌が含まれていることがあります
●蜂蜜の他にも土やゴミに含まれていることもあるので、拾い食いなどをさせないよう、注意が必要 |
病原性大腸菌 (感染毒素型)
通常、細菌による食中毒は原因となる菌が約百万個以上体内に入らないと発症しないが、病原性大腸菌O157はわずか数個から数十個の菌があれば発症
する。ただし、早い段階で適切な処置をすれば、多くは回復するので、早めの受診は不可欠。また人から人へと直接伝染することもあるので、感染が確認された後の対応も重要だ。 |
潜伏期 |
2〜9日 |
初期症状 |
【発症1日目】
下痢、腹痛、かぜ様症状
【発症2〜3日目】
血便、激しい腹痛 |
合併症
発症から5〜10日で出現 |
●溶血性尿毒症症候群(HUS)
・尿毒症(腎不全)…血尿や尿量の減少、顔や手足のむくみ
・血小板減少症…鼻や歯肉から出血が起こりやすくなる
・溶血性貧血…貧血が起こり、顔色が悪くなる
●脳症…意識障害、けいれん、手足のしびれ |
要注意な食品 |
肉が最も危険
●保存や調理過程で他の食材を汚染しないよう注意が必要
井戸水など、水の汚染にも注意をはらう |
予防 |
加熱─大腸菌は熱に弱い
●十分な加熱が必要。特にミンチ肉は中まで熱が通るよう心がける
二次汚染の防止
●調理器具の乾燥、清潔はもちろん、なま食の食材は水道水でよく洗う
手洗い励行
●病原性大腸菌は人が高く保菌しているので手指からの汚染を防止する。消毒は重要
飲料水の汚染に注意
●戸水を含め、汚染のおそれのある水の使用には十分注意し、飲料には絶対に使用しない。食材を洗うときの水も清潔なものを使用すること |
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予防方法 食中毒予防3原則 |
正しい知識で食中毒は予防することができます。食中毒菌を“付けない、増やさない、殺す”──食中毒三原則を守って、食中毒の脅威から、あなたとあなたの大切な人を守りましょう。
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(1)買い物 新鮮な店で新鮮なものをスピーディーに
・商品の回転が早く、衛生管理の徹底した店で、新鮮な食品を見極める。
・生鮮食品は、買い物の最後に購入する。
・買い物には時間をかけず、買い物が終わったら、買ったものを長時間持ち歩くようなことはせず、まっすぐ帰る
(2)保存 冷蔵庫の過信は食中毒のもと
・要冷凍、要冷蔵の食品は帰宅後すぐに冷蔵庫へ。
・入れる前に、びんや缶は拭いておく
・冷蔵庫は詰めすぎない
・食品の長期保存はしない
※菌は冷蔵庫では死なないし、低温で増殖できる食中毒菌もいる。
・扉の開閉には気を配る
※庫内の温度が上がると菌の増殖が始まります。
(3)調理前 二次汚染の予防
・食材は洗えるものは全て流水でよく洗う。サラダ用に加工されたカット野菜も同様。
・魚、肉を扱うときは手、まな板、包丁など調理器具は食材が変わる毎にこまめに洗う。同じまな板を洗わないで、複数の食材を扱ったりすると、二次汚染のもとになります
※特にまな板は包丁のきず目に細菌がたまりやすい。熱湯消毒をして、日光にあててよく乾かすこと
・食後は食器をすぐ洗い、三角コーナーなども毎日洗浄する。
(4)調理中 加熱調理は食中毒予防に最も有効
・食材は直前まで冷蔵庫で保管しておこう!
※室温に長時間放置すると眠っていた菌が増殖を始める。
・食品の中心部まで75℃で一分間以上加熱しよう!これで殆どの食中毒菌は死にます。
※ハンバーグなど、挽肉を使用する料理は食中毒菌を一緒に練り込んでしまうことがあります。中まで加熱
し、食中毒を防ごう。
※卵は殻にひびが入っていたり、ちょっと古くなってしまったときは必ず加熱する。半熟にはせず、しっかり加熱すること。
※野菜も加熱調理すればさらに安心。
(5)食事 できたらすぐ食べる
・加熱調理された食品は熱いうちに、冷やして食べるものは食べる直前に冷蔵庫から出し、冷たいうちに食べる。
・作り置きのものは、必ず冷蔵又は冷凍保存し、食べるときには十分に加熱する。
◆お弁当について
・前日に調理したおかずを使用するときは、入れる前に加熱し、必ず冷ましてから入れる。
・温かいうちにふたをしない。
※温かいうちにふたをするとお弁当箱の中は食中毒菌が増殖しやすい環境になる
・弁当は長時間持ち歩いたり、持ち帰って食べたり、翌日食べたりするのは厳禁。
(6)食後 次の食事のために
・調理器具や食器などはできるだけ時間をおかずに洗い、調理台や三角コーナー、シンクなども毎日洗浄し、キッチンを清潔な状態に保つ。
・残った料理は手をつける前に分けて、必ず冷ましてから冷蔵庫へ。ラップで包むのも忘れずに!
・古い食材、料理は諦めも肝心。食中毒にかかってからでは遅すぎます。
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