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 今年も暑い夏の季節がやってきました。夏と言えば海にプールにと様々なレジャーの計画も立てるでしょうが、辛い夏バテ予防の計画を立てることも重要です。今月は、その辛い夏バテについて特集し、夏バテ予防&解消法を解説しました。クーラー病にならないためにも、普段の生活の工夫で、夏バテ知らずでこの暑い夏を健康に乗り越えてゆきましょう。 夏バテ


夏バテ解消法
夏バテとは何か?〜夏バテの症状とそのメカニズム〜
ポイント解説!夏バテの予防と解消法
〜これを知って暑い夏を乗り越えよう!〜
暑いからと言って直ぐにクーラーは危険!
〜夏バテの天敵・クーラー病対策〜


夏バテとは何か?〜夏バテの症状とそのメカニズム〜

 本項では、夏バテが起きる原因やメカニズムについて、自律神経や水分補給の問題、また胃腸の働きから検証し解説し、併せて夏バテ度チェック・リストも取り上げておきました。

 あなたは夏バテしていませんか? 或はあなたの生活で夏バテしやすい傾向はありませんか? この際しっかりと検証してみましょう。
夏バテとは〜夏バテは病気?〜

 体がだるいとか食欲がない、冷たいものばかり飲んでいる・・・
 これらは典型的な夏バテの症状です。このように、夏バテとは夏の暑さにより現れる様々な症状のことを言い、暑気中りとか暑さ負け、夏負けと呼ばれることもあります。もっとも、それほどはっきりした自覚症状もなく、自分は大丈夫だと思っている人でも、この季節は結構身体疲れているもので、油断していると、そのうち夏バテ症状が出てくるかも知れないので、この季節の過ごし方にはくれぐれも注意が必要です。


 冷房の無かった時代は、夏バテと言うと猛暑による体力低下・食欲不振などいわゆる「夏痩せ」と呼ばれる症状が主でしたが、空調設備が普及した現代では気温と湿度の急激な変化によって自律神経のバランスが崩れて起こることが多くなりました。ストレスや冷房による冷え、睡眠不足なども原因となります。「夏バテ」という名称から夏のみの症状だと思われがちですが、最近では気候の変化が激しい梅雨や初夏にも起こりやすくなっています。

 なお、このように辛い症状があるにも拘わらず、夏バテは必ずしも特定の病気とはされておらず、分類としては疲労などに近い分類がなされているようです。従って、夏バテはきちんとした予防と静養を意識していれば防げるものであるということになります。
 しかし、夏バテは病気ではないからといって油断は禁物です。とても暑くて、ただでさえ体力が奪われやすい夏なのですから、どんな病気に罹ってしまうか分かりません。「夏バテは病気の入り口」と、このように捉えて予防をしっかりし、それでも「夏バテになった」と感じた時には、しっかり静養を摂りって、症状にもよりますが、出来るだけ早く病院へゆくようにしましょう。
夏バテの特徴的な症状

 夏バテの症状は様々ですが、何れにせよ夏バテになってしまった場合、自律神経が失調してしまうことが多いのですが、自律神経は全身の機能に影響を及ぼすため、夏バテになると心身ともに不調になってしまい、たとえば次のような症状がでてきます。


■夏バテの症状
● 全身の疲労感
● 身体がだるい
● 無気力になる
● イライラする
● 熱っぽい
● 立ちくらみ、めまい、ふらつき
● むくみ
● 食欲不振
● 下痢&便秘
※  日頃から胃腸の弱い人や虚弱体質の人、自律神経の調整機能がうまくいっていない人、神経質で環境の変化に過度に反応してしまう人なども夏バテになりやすいので要注意です。特に体の調整機能が未熟な幼児は脱水症状になりやすいですし、また、老人の場合も暑さによって体温が上がって日射病や熱射病を起こしてしまい、衰弱しやすいので注意が必要です。

 なお、上記で挙げた症状以外にも持病があった場合や、或はそれまでに気づいていないだけで弱っている器官があった場合などは、これ以外の症状が出る可能性もあるでしょう。くれぐれも自分だけで判断しないで、静養を取っても症状が改善されない場合は、病院で診てもらうことも真剣に考えるようにして下さい。

夏バテの主な原因

 本節では、夏バテが起きる原因やメカニズムについて、自律神経や水分補給の問題、また胃腸の働きから詳しく検証し解説しました。
夏バテのメカニズム

 夏バテになった状態とは、人間の身体の中で一体何で起きるのでしょうか? 
 人間の身体は、日本の夏のように高温・多湿な状態におかれると、体温を一定に保とうとして必要以上のエネルギーを消費し、かなりの負担を強いられます。多くの場合はその負担に耐えられるのですが、過度に負担が強くなったり、その状態が毎日続いて長引いたりすると、その暑さに対応することが出来ず、身体に溜まった熱を外に出すことが出来なくなって熱が出たり、身体がだるくなって胃腸の働きが弱まったりしてくるのです。この無理が続いて、体が限界に来ている状態のことを夏バテと言います。

 夏バテには様々な原因が絡み合っているのですが、特に以下の3つが大きな原因になっていると言われています。本節では、それらについて以下の項目で詳しく解説します。


■夏バテの原因
■1) 自律神経の不調
■2) 水分不足
■3) 胃腸の働きの悪化

(1)自律神経の失調

 人間の身体は、周囲りが暑くなると、汗をかいたり血管を広げたりして体温を逃し、暑さに対応しようとしますが、この体温調節は自律神経の働きによるものです。ところが、この状態で冷房の効いた部屋に入っても、身体は直ぐに外の気温の変化についてゆけず、態勢を切り替えることが出来ません。そうなると、本来ならば熱を放出する必要のない環境で熱を放出してしまうことになります。温度が下がったことに気づいた自律神経は慌てて態勢を切り替えますが、これを一日に何度も繰り返すことになれば、自律神経自体が疲れてしまい、負担がかかってしまうことになります。これがひどくなると、目眩や食欲不振、頭痛などを引き起こす原因になるのです。

 また、日本の夏特有の湿気も原因のひとつだとされています。 これがたとえばカラっとしたハワイやアメリカ西海岸であれば、夏バテは起きにくいのです。なぜなら、湿度が低いと、汗がちゃんと蒸発して体温の調節がうまくゆきやすいからです。夏バテ対策・解消には湿度も重要というわけです。
(2)水分不足

 身体の中から熱を放出するべく汗をかくには、その元となる水分が必要です。うまく汗をかいて身体の中から熱を放出しないと、身体が高温に保たれて人間の身体は不調を来してしまうのです。
 日本の夏では、たとえば軽作業でも1日2〜3リットルの汗をかきます。これを補うだけの水分補給をしないと身体によくないわけで、頭痛や鼻水、むくみなどが起き、ひどい時には下痢や嘔吐などの症状がでる場合もあります。
(3)胃腸の働きの悪化

 外が暑いせいで体の中の温度が高くなると、胃腸への血流が少なくなります。また、汗を多くかくと体内の塩分が不足して胃酸も減ってしまいます。この状態で冷たいジュースやビールをガブ飲みすると、胃を壊したり下痢を起こしたりします。さらに胃腸の温度が下がり、消化器官内の消化酵素の働きも低下してしまいます。さらにこれに加えて、自律神経の失調によりさらに胃腸の働きが落ちてゆきます。胃腸の働きが落ちると体力は減少し、疲れが溜まり、ますます自律神経の働きが悪くなってしまします。
 要するに、〔胃腸の働きの低下→体力の低下→自律神経の失調→胃腸の働きの低下→〕というスパイラルが起こって、このように自律神経の失調と胃腸の働きの低下がどんどんお互いを悪化させてゆく関係に陥ってしまうのです。これが夏バテがひどくなる原因とも言えます。
さあ、やってみよう!あなたの夏バテ度CHECK

 夏バテを防ぎ、暑い夏を元気に乗り切る方法を考える前に、まずは下の1〜15の設問にYES・NOで答えて、あなたの夏バテ度をチェックしてみましょう。
夏バテ度CHECKリスト


■夏バテ度CHECK
1 □(1点) 夏はどうしても食事をつくるのが面倒になる
2 □(2点) このところ同じようなものを繰り返し食べている
3 □(3点) 食事はあっさりしたものや喉越しのよいものばかり食べている
4 □(1点) 暑いので、つい火を使わない料理が多くなる
5 □(2点) 夏になってから、どうも食が進まない
6 □(3点) 喉が渇くので、ジュースや炭酸飲料などを1日に1リットルくらい飲んでしまう
7 □(3点) 食欲がない時の食事は、スイカやアイスクリームなどで済ませることがある
8 □(2点) 夏バテ防止に焼き肉、鰻の蒲焼きやトンカツなどをよく食べる
9 □(2点) 日中は暑いので動く気がせず、家でダラダラと過ごしている
10 □(2点) 汗をかかないように水分は出来るだけ控えている
11 □(1点) 暑さに弱いので、部屋はクーラーをガンガン効かせている
12 □(2点) 寝苦しいせいか、寝不足の日が続いている
13 □(2点) 夜遅くまでテレビを見たりビデオ鑑賞や読書を楽しんでいる
14 □(3点) 昼食を抜いて、少し涼しくなる夜にまとめて食べる時が多い(
15 □(2点) 夏の晩は、仕事帰りについビアガーデンに立ち寄ることが多い
合計: □□点

■ 【結果】〜チェックした項目の合計点は?〜
□ 31〜32点 Aタイプ:赤信号!!
□ 21〜8点 Bタイプ:黄信号!
□ 7〜0点 Cタイプ:青信号

Aタイプ(31点〜32点):赤信号!!

Aタイプ(31〜32点): 赤信号!!
完全に夏バテ状態。生活の改善が必要!!


 あなたは体が要求するままに暮らしているでしょう。食事も食べたいものだけを好きなように食べていると、アッサリしたものや冷たいものに偏って、その結果食欲の低下を招き、体調を崩します。まずダラダラとした生活を改め、食事をきちんと摂りましょう。食欲がないなら、なるべく早起きをして、涼しいうちに充実した朝食を摂るなどの工夫をしましょう。
 また、クーラーの効かせ過ぎはいけませんが、逆に暑さを無理に我慢するのも体調を崩す一因になります。クーラーを上手に利用して、ストレスのない快適な環境づくりを心懸けましょう。
Bタイプ(21点〜8点):黄信号!

Bタイプ(21〜8点): 黄信号!
夏バテになる可能性あり。バランスのよい食事を


 今は自覚していなくても、この状態が続いていると、今後何れ夏バテの症状が出て来るかも知れません。何とか3回の食事を摂ってはいても、内容に問題がありそうです。たとえば食事を口当たりのよい素麺だけで済ませたりせず、具やおかずを添えるなどして、栄養バランスのよい食事を摂るように心懸けましょう。
 また、 (6)や(8)(9)(14)(15)にYesと答えた人は要注意です。「炭酸飲料などの甘い飲み物やビールを飲過ぎる」「高エネルギーの料理を頻繁に食べる」「食事量が夜に偏る」「余り体を動かさないでいる」というような生活をしていると、夏バテの他に夏太りもしかねません。
Bタイプ(7点〜0点):青信号

Cタイプ(7〜0点): 青信号
夏バテ知らず。でも、無理は禁物


 暑さにも負けず、元気な毎日を送っている人です。食事を含めた生活全般に渡って自己管理がきちんと出来ているのでしょう。現在の生活を続けていれば夏バテ知らずで過ごせるかも知れません。
 ただし、いくら元気でも、身体が暑さに対応しようとして気づかないうちにかなりの負担がかかっています。スタミナがつくからと、たとえば油脂の多い料理を頻繁に食べすぎたりしては、やはり胃に堪えるので注意が必要です。食事以外の生活の面でも無理のない規則正しいリズムを崩さないように心懸けて夏をエンジョイしましょう。

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ポイント解説!夏バテの予防と解消法〜これを知って暑い夏を乗り越えよう!〜

 夏は体温調整のために身体に大きな負担がかかりやすく、身体がだるくなったり、胃腸の働きが衰えて食欲が減退します。体力が消耗し、充分に栄養が摂れないと、体重が減り、その結果夏バテ状態となってしまいます。休養をしっかりと取り、ゆっくり睡眠を取ると共に、身体が必要とする栄養を充分に摂りましょう。
 本項では、夏バテ予防&解消法についての様々な工夫を紹介し解説しました。これを活用して、夏バテ知らずでこの暑い夏をしっかりと乗り越えましょう。
近頃の夏バテ防止は温度差対策が決め手

 夏バテと言うと、一般に「暑さ対策として涼を取り入れる」ということをまず思い浮かべますが、特にオフィスワーカーの場合、暑さではなくて空調の北室内と外気との温度差に身体がついていけないためにバテてしまうことがよくあります。そのため、ここでは夏バテ対策を体温調整法に絞って紹介してゆくことにします。


 人間の体温は自律神経の働きで36.5℃前後に保たれています。体温が上がると副交感神経が働き、汗を出して体温を下げますが、逆に体が冷えてくると交感神経が体温を上昇させます。そのため、外が暑いからといって冷房の効いた部屋に長時間いると、交感神経ばかりが働いて自律神経の正常な働きを狂わせてしまいます。その結果、体温調整がうまく出来なくなって、冷えた部屋から外に出ると激しい疲労に襲われることになるのです。顔だけ、または脇や背中だけ大汗をかくという人は特に注意が必要です。

 とにかく夏バテ予防法としては、生活と運動の両方から夏バテを防止してゆくことが肝要で、たとえばウォーキングや縄跳びなど軽い運動で正しい汗のかき方を身体に思い出させたり、ふくらはぎなど下半身を鍛えることで血流を良くしてむくみを防ぎましょう。また、食事や水分補給の仕方、入浴法を工夫することでも疲労を防止することができます。
暑い時の水分の上手な摂り方

 通常、私たちに必要な水分量は1日に2〜2.5リットルですが、夏は汗をかくので、これ以上摂るようにしましょう。食事で1リットルは摂れるので、残りは飲みものとして摂ります。
 水分補給には朝・昼・夕の食事の時にお茶などを各1杯、午前と午後に各1杯は飲みましょう。1杯で約200cc摂れます。そして、これ以外に体を動かすなどして汗をかいた時は、そのつど水やお茶などの水分を補給しましょう。ただし、飲み方によっては水分の摂り過ぎの害もあるのです。
 本節では夏バテを防止・解消するための対策として、特に水分補給、すなわち水の飲み方やジュース、ビールなど飲みものの飲み方などについて以下で解説しています。以下の解説を参考に、上手に水分を摂って栄養も補給しましょう。
暑い夏と水分補給


●  牛乳は胃の粘膜を保護する働きがあるので、胃の疲れ気味な夏には特におすすめの飲み物です。苦手な人もコーヒーに入れるなどして、なるべく毎日飲むようにしましょう。ヨーグルト飲料にも同様の効果が期待できます。

●  スポーツや散歩など戸外で汗をかく時には、スポーツ飲料や麦茶を入れた水筒など水分補給の用意を忘れ1ないようにしましょう。

●  夏風邪や下痢の時には、特に水分の補給が大切です。この場合は温かいものがオススメです。

●  水分補給で気をつけたいのがエネルギー過剰です。炭酸飲料はもちろんスポーツ飲料にも結構なエネルギーがあるので注意して下さい。

●  冷たいものをガブ飲みすると、胃に負担がかかったり食欲をなくすなど夏バテの原因になります。その点、温かいものをゆっくり飲めば、飲む量は少量でも飲んだという充足感が味わえます。水分を過剰に摂りすぎないためにも、温かい飲み物を上手に摂るように心懸けましょう。

水分は少しずつ摂ろう!

 暑い夏にはたくさん汗をかきます。夏は軽作業でも1日2〜3リットルの汗をかくと言われています。従って、夏には汗の原料である水をたくさん補給する必要があります。普段余り水を飲まない人も、なるべく気をつけて水分を補給するように心懸けましょう。水を飲まないと、ドロドロの血液になって、むくみや鼻水、下痢などの症状が出てきます。しかし、いくら水分が必要だからといって、冷たい水をガブガブと一気に飲むと、身体に吸収されにくく、胃腸が冷えて却って消化能力を落として、その結果夏バテになってしまいます。


 そこで、1番よいのは、温かい飲み物を少しずつ飲むことです。緑茶だけではなく、消化を促進したりリラックスする効果のあるハーブティー(カモミールティーやジャスミンティーなど)も夏バテにはよいでしょう。
 ただ、暑いのでどうしても冷たい水が飲みたくなるのは仕方がないことです。その時は、口に少しだけ含んで口の中で水を少し温めてから飲むようにすればずいぶんと変わります。

 また、高齢者の場合は感覚が鈍くなっていて、脱水症状を感知しにくい場合があります。そういう場合は、定期的(例:1時間に1回など)に水を飲むようにするなどの習慣をつけるようにしましょう。特に高血圧の治療などで利尿剤を飲んでいる場合は脱水症状にはくれぐれも注意して下さい。
 なお幼児の場合は、身体に保てる水分の量がとても少なく、また、尿の濃縮能力も未成熟で水分の排出量が高いので、早め早めに水分補給をさせることが必要です。
ジュースやアルコールは控えよう!

 喉が渇くのでついつい冷たいジュース類などを飲みたくなるものですが、そうすると、〔冷たいジュースを飲む→甘いのでまたノドが渇く→ジュースを飲む〕と、ジュースをどんどん飲んでしまい、結局は糖分を摂りすぎて太るだけということにもなりかねません。冷たい飲みものが欲しくなったら、ジュース類は避けて、水またはお茶にするようにしましょう。

 また、「仕事帰りにビアガーデンで一杯!」とかは暑い夏には最高です。しかし、アルコールを摂取すると、その分解過程で水分が取り込まれてしまい、飲んだビールの1.5倍以上が尿と共に排泄されてしまいます。夏バテを感じていたらアルコールは控えめにするように心懸けましょう。
夏バテ防止ポイント

 本節では、夏バテの防止ポイントを「生活編」「と「運動編」に分けて箇条書きで紹介しました。
夏バテ防止のポイント(1):生活編


■夏バテ防止のポイント(1):生活編
■1) 部屋の温度は27℃以上に
 冷房の設定は27℃が適温。外気温と10℃以上の差は厳禁です。除湿をして体感温度を下げましょう。
■2) 水分補給はアミノ酸飲料で
 水分補給は量より質。疲労回復にはアミノ酸がよいでしょう。特に大豆ペプチド飲料は吸収が早いと言われています。
■3) ビタミンB群を積極的に摂る
 身体を冷やす夏野菜の他に、エネルギー代謝をアップするウナギや豚肉、レバーなどを摂りましょう。
■4) 入浴は37℃のぬるま湯で
 自律神経の調整のため、体温よりも少し高目の37℃くらいのお湯に半身浴で汗が出るまでゆっくり入りましょう。

夏バテ防止のポイント(2):運動編


■夏バテ防止のポイント(2):運動編
■1) 歩こう10分間
 外に出る機会が少ない人は、10分ほどウォーキングをして正しい汗をかく練習をしましょう。
■2) ふくらはぎストレッチ
 壁に向かって立ち、足の角度を出来るだけ垂直にして足首を伸ばし、体重をかけて30秒停止させる運動をしましょう。
■3) 椅子スクワット
 息を吐きながらゆっくり椅子から立ち上がり、お尻を少し突き出すようにして腰かける運動をしましょう。その際、手は腰掛けに置いておきます。
■4) 足裏の筋肉を刺激
 床にタオルを敷いて、足の指を使って寄せ集める運度をしましょう。その際、綺麗なギャザーを作れるように心懸けます。

夏バテに効く食材とその効能
夏バテ予防の食材と言えば蒲焼き
 健康な食事をすることによる生活習慣病の予防が叫ばれています。夏バテの予防や解消も同様です。なお、最近は栄養を補うためのサプリメント類がブームですが、一方でサプリメント類の過剰摂取による問題もよく聞かれます。あくまで補助的役割とし、必要な栄養はまず食材からとる方が健康で安心な生活を送ることが出来ます。
 本節では夏バテ予防&解消に効果があると言われている食材を紹介し、併せてその食材の持つ夏バテ以外の効用についても解説いたしました。
夏バテに効く梅の効用


● 胃の不調に効く:
 梅に含まれるクエン酸は胃液の分泌を促し、胃の働きをよくします。クエン酸は胃の粘膜を修復させる働きがあり、梅は胃潰瘍の予防にも役立つ食材です。

● 二日酔いに効く:
 梅に含まれるクエン酸には、肝臓の働きをよくし、活発にしてくれる効果があります。また、肝臓の解毒作用を高める働きがあるので、二日酔いの症状にも効果的です。

● 肩凝りに効く:
 梅に含まれるクエン酸は、腸から血液の中に入るまでに酸性からアルカリ性に変わり、血液の循環をよくして様々な病気に効果的に働きます。クエン酸が不足すると血液の中に乳酸が溜まり、疲労という症状となって現われますが、梅干を食べるとクエン酸が補給され、疲労もしにくくなるのです。そのため、筋肉疲労のひとつである肩凝りや腰痛にも効果的です。

● 疲労回復に効く:
 クエン酸が不足すると血液の中に乳酸が溜まって疲労が現われますが、梅の持つクエン酸が乳酸の発生を抑るため疲労回復に効果があります。

● 冷え症効く:
 梅に含まれるクエン酸などの有機酸やミネラルには、老廃物の乳酸を体外に排出させて、疲労回復や食欲増進、水分代謝を調節し全身を活性化させる働きがあります。

● 夏バテに効く:
 梅の持つクエン酸などの有機酸の効能が、夏バテによる疲労や食欲不振を回復させてくれます。


◆ 夏バテに効く梅酒の作り方:
 梅酒で夏バテによる疲労や食欲不振を回復しましょう。梅の持つクエン酸を始めとする有機酸の効用が、アルコールによってよって働きが増すためにスタミナをアップさせてくれます。
※1日にさかずき2杯程度が適量です。炭酸や湯に割ってもよいでしょう。

【材料】
  • 梅500g
  • 氷砂糖200g〜300g
  • ホワイトリカー(35度)900ml
【作り方】
  1. 梅は傷つけないように丁寧に洗ってペーパータオルで水気を拭き取ります。
  2. 広口の容器に梅と氷砂糖を交互に入れとホワイトリカーを注いで密封し、冷暗所に保管します。
  3. 3ヶ月して梅が底に沈んだら飲めます。梅は取り出しても取り出さなくてもどちらでもよいです。

夏バテに効く鰻の効用


● 夏バテに効く:
 鰻は他の夏場の魚に比べ脂肪分やビタミンAが豊富に含まれており、野菜に含まれるビタミンAよりも吸収率が遙かに優れています。疲労を回復させる効果のビタミンB郡や代謝をよくするヨードも豊富で、夏バテに効き食欲を増強させて体質を強化する働きがあります。

夏バテに効くキュウリの効用


● 発熱に効く:
 キュウリには利尿効果があります。水分の摂り過ぎでむくんだり熱っぽい時や、身体がだるい時などに効果があります。

● 生活習慣病に効く:
 キュウリのヘタに近い皮に含まれるククルビタシンというアルカロイドには癌細胞の増殖を抑制する働きがあると言われているので、キュウリを食べる時は皮ごと食べるようにしましょう。

● 夏バテに効く:
 キュウリ酒は疲れた胃腸を優しく刺激し、栄養素の消化吸収を助けてくれます。


◆ 夏バテに効くキュウリ酒の作り方:
 キュウリ酒は疲れた胃腸を優しく刺激し、栄養素の消化吸収を助けてくれます。
※1日1回寝る前に30ml。1ヶ月を目安に飲み切りましょう。

【材料】
  • キュウリ5本
  • ホワイトリカー(35度) 1リットル
【作り方】
  1. キュウリはよく水洗いし、ペーパータオルでよく水けを取ります。
  2. 広口の容器に(1)とホワイトリカーを注ぎ密封します。
  3. 冷蔵庫に入れ、3日待ってキュウリを取り出すと完成です。

夏バテに効く紫蘇の効用


● 胃の不調に効く:
 紫蘇油という精油成分の働きにより細菌の繁殖を抑え、胃液の分泌を促し、食欲を増進させる効果があります。

● 動悸・息切れに効く:
 紫蘇には鎮静効果があり、精神を安定させてくれます。また、精油成分に含まれる脂肪酸は血液をサラサラにし、心筋梗塞の予防に役立ちます。

● 貧血に効く:
 紫蘇に含まれているビタミンCやカリウム、鉄などの成分が貧血予防・改善に効果があります。

● アレルギー疾患に効く
 紫蘇には刺激物質であるヒスタミンの生成を抑えるポリフェノールが含まれています。これによって病気や老化の原因となる活性酸素を除去し、免疫機能を整えてくれます。

● アトピー性皮膚炎に効く:
 紫蘇に含まれるロズマリン酸(ポリフェノールの一種)にはアトピー性皮膚炎や花粉症を抑える働きがあります。

● 夏バテに効く:
 紫蘇はブドウ球菌に対し強力な抑制作用を持っています。また、青紫蘇には体内でビタミンAに変わるカロチンが豊富に含まれています。


◆ 夏バテに効く紫蘇茶の作り方:
  紫蘇茶には花粉症や鼻炎などのアレルギー症状を抑える効果があります。

【作り方】
  • 青紫蘇の葉を洗い、千切りにしたものを熱湯に注いで、香りが出て来たら飲みます。

夏バテに効く枇杷の効用


● 疲労回復に効く:
 枇杷の葉には疲労回復や暑気あたり、風邪、下痢などに効果があります。

● 神経痛に効く:
 枇杷の葉の薬効成分であるビタミンの1種が血液を正常な弱アルカリ性に変化させ、体の炎症を改善させる働きがありります。そのため、枇杷の葉には神経痛や肩凝り、生活習慣病など様々な症状に効果があります。

● 咳や痰に効く:
 枇杷の種には咳や痰に効果がある成分が含まれています。

● 湿疹に効く:
 枇杷の葉に含まれるタンニンには皮膚の炎症を鎮めて改善する効果があります。

● 夏バテに効く:
 枇杷の葉には大変生命力があって、暑気あたりや胃炎、胃潰瘍などに効果のある成分が含まれています。 


◆ 夏バテに効く枇杷の葉茶の作り方:
 枇杷の葉茶で夏バテを解消しましょう。
※黒砂糖などで好みの甘さにして飲みましょう。

【作り方】
  1. ビワの葉2〜3枚を丁寧に水洗いします。
  2. 鍋に水600mlと�@を入れて半量になるまで弱火で煎じて完成です。

夏バテに効く茗荷の効用


● 夏バテに効く:
 茗荷はミョウガ科の多年草で、独特の苦味と香りは夏に欠かせない薬味として知られています。食べると物忘れをすると言われていますが、実は逆で、精油成分のa-ピネンは大脳皮質を刺激し、頭をハッキリさせる作用があります。白菜は抗菌作用や抗炎作用、鎮痛作用のあるカンフェン及びゲラ二オールを含み、熱を冷まし、解毒効果があるので、夏バテには欠かせない食材です。

参考:夏バテと病院での治療

 本節では、夏バテで病院に懸かる場合のアドバイスについて参考までに解説しました。
何科で診てもらうのがよいのか? 

 夏バテが余りにひどく、日常生活にも支障を来すようだったら、無理をせずに病院にゆきましょう。もしかしたら夏バテではなく、本当に何かの病気になっているかも知れません。それをハッキリさせることも出来ます。
 夏バテを病院で診てもらう際は、まず最初に内科での診察となります。他の病気で診てもらう場合と同様、そこで何か別な病状が発見された場合は別の科に回わされることになります。大事な仕事や用事がある場合などは、特に無理をしてでも病院にゆくことをオススメします。
治療内容

 病院で夏バテと判断をされた場合は、大体下記のような治療をしてもらえます。


● ビタミン剤の処方
● ミネラルを点滴により補給
● 夏バテを予防する生活指導
※  特に点滴はかなり楽になれるので、余り休みが取れない方などは無理をしてでも病院にゆかれることをオススメします。


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暑いからと言って直ぐにクーラーは危険!〜夏バテの天敵・クーラー病対策〜

 本項では、夏バテ対策の中でも鬱病とも見紛う「クーラー病」について特に取り上げ、併せて暑い夏の日中や寝苦しい熱帯夜の過ごし方について、その解消法を解説しました。
クーラーに頼らない工夫を

 部屋の中を涼しくするのは何もクーラーだけではありません。色々な手で日本的な涼を求めて、クーラーに頼らないようにしては如何でしょうか? 


● 夕方涼しくなったら窓を開ける
● 窓を開ける時は風が通りやすいように反対側の窓も開ける
● 日除けに簾や風鈴をつける
● インテリアを青を基調とした涼しい色に変えてみる
● 冷たいおしぼりを冷蔵庫に常備しておく
● 打ち水をしてみる
風鈴で涼を演出風鈴で涼を演出

夏バテの天敵!クーラー病対策

 本節では、夏バテの天敵であるクーラー病(=冷房病)とその対策について特に紹介・解説いたしました。クーラーの賢い使い方を知って、夏バテ知らずでこの暑い夏を乗り越えましょう。
クーラー病の症状

 人間には本来、環境適応能力が備わっています。ところが、クーラーという人工的な環境の変化によってその体温調整能力に変調が起こり、自律神経の失調を来して様々な症状を引き起こすことがあります。このような体の変調を総称して一般に「クーラー病(冷房病)」と呼んでいます。

●クーラー病の主な症状
 体の冷えや倦怠感、食欲不振、頭痛、腹痛、下痢、神経痛、生理不順など
温度差が夏バテの最大の原因

 外の灼熱地獄から部屋に入って来ると、クーラーが効いていてとっても快適だったという経験は誰でもしていることでしょう。助かったという気分です。ところが、この部屋の外と中との温度差が多いことが一番夏バテになりやすい原因となっているのです。
 暑い外にいる間は、人間の身体は体温を一定に保つために血管を開き、汗をいっぱいかきますが、この状態で急に涼しい室内に入った場合、今度は身体を「涼しいモード」に変えなければなりません。そのとき自律神経が一生懸命働くのですが、これが何度も続くと、終いには自律神経も疲れて来て、やがては正常に機能しなくなってしまうのです。これが夏バテの大きな原因だと言われています。それゆえ、部屋の冷やしすぎは夏バテの最大の原因であるわけです。なお、お年寄りや乳幼児は体温調節が苦手なので、特に注意が必要です。


●  夏の快適温度は25度
●  外との温度差を5度以内
※  なお、外気温が40度近くあり、室内温度を5度以内に収めると、とても暑くて過ごせないというような場合は、取りあえずは中に長くいる人が快適に過ごせる程度の温度にしましょう。


男性と女性とでは冷房の効きが違う
辛いクーラー病
 同じ温度の部屋にいても、一般に男性と女性とでは冷房の効きが違うことが多いようです。その理由は、女性は一般的に男性より筋肉が1割程度少ないため、熱をつくる量が少なくなってしまうからです。また、男性はスーツや長袖のシャツを着ていることが多いのに対し、女性は半袖にスカートなど薄着であることが多いのも原因にあげられます。
 たとえば普段スーツを着ている男性の快適温度が20度であるのに対して、女性にとっては28度が快適です。男性と女生徒では快適温度が何と8度も違うことになります。そこで、男性は半袖や麻のシャツを着てなるべく涼しくし、女性は膝掛けや上着を用意して冷房病対策をするなどお互いの気遣いが必要になります。
除湿がポイント!

 ハワイやアメリカ西海岸の暑さはそれほどでもないのに、日本の夏は何故体力が奪われるのでしょうか? それは、湿度が高いからです。すなわち、湿度が高いと汗が乾かないので身体から気化熱が奪われず、体温調節がしにくいのです。
 そこで暑さ対策には、クーラーで温度を下げるのではなく湿度を下げることが大切になってきます。湿度が40から50%程度になればかなり快適になってきます。
クーラー病を予防するには


● クーラーの温度は27度前後:
 クーラーの温度は外気温との差が5〜7度以内になるように設定し(真夏では27度前後)、身体を冷やし過ぎないようにしましょう。夜はクーラーをかけっ放しにせず、タイマーを使ったり、或は寝る前に寝室をぐんと冷やしておいて寝る時にはクーラーを切るようにしましょう。

● 冷風を体に直接当てない:
 冷風を身体に直接受けると実際の温度よりも低く感じるので、吹き出し口の向きに注意しましょう。

● 赤ちゃんは高い場所に寝かせる:
 冷気は下に溜まりやすいので注意が必要です。大人でも冷え性の人や女性は膝掛けなどを使うようにしましょう。

● 血行をよくする:
 冷房の効いた部屋に1日中おらずに、時々外へ出て体を動かしましょう。また、暑いからといってシャワーだけで済ませるのでなく、お風呂にゆっくり入ったり、寝る前に身体をマッサージしたりするなど血行をよくすることもクーラー病の予防に効果的です。

熱帯夜にぐっすり寝る方法

 本節では、夜間の冷房対策も含め、夏バテ対策に最も効果のある暑い夏の夜の睡眠について解説しました。
寝室の冷房法

寝苦しい夏 夏バテは、要すれば暑い夏に体力が奪われている状態です。従って、睡眠は夏バテによって失った体力を回復する最も手っ取り早い方法と言えます。ただ、暑い夏にはなかなか寝付きが悪いのも事実です。そこで大切なのが寝室を快適な温度にすることです。

 確かに暑い熱帯夜にはとてもクーラーなしでは寝られませんが、睡眠中は体温が下がってしまうので、クーラーをつけっ放しでは今度は寒くなってしまいます。そこで、寝る前に部屋を冷やしておき、眠る時にはクーラーを切るとかタイマーをかえておくのがいいでしょう。寝る時の温度は28度ぐらいが最適です。
 なお、絶対にやってはいけないのは風を身体に直接当てることです。クーラーの風が身体に直接当たると身体の表面の熱が奪われ続けることになり、身体は体温を保つために寝ている間中フル回転をさせられることになります。これでは寝たことの意味がなくなり、却って体を疲れさせてしまいます。そのためにも、クーラーの風向きは上向きにするのがよいでしょう。
ぐっすり寝るための工夫

 クーラーだけに頼るのではなく、他の手段も使って、なるべく涼しく寝れば、真夏日の夜でも身体を冷やさずにぐっすり寝ることができます。


● 除湿をしよう:
 湿度が下がれば同じ温度でも涼しくなります。除湿をすると室温を下げてしまう冷房の場合は布団や長袖長ズポンで寝るなどの工夫をしましょう。

● 寝る前に入浴(≒半身浴)をしよう:
 普段運動が余り出来ない人の場合、中々寝れないことがあります。人間の身体は一度暖まると眠くなります。そのため、寝る前に入浴をするとよいでしょう。そうすると寝やすくなります。入浴すると汗が出て気持ち悪くなるという人は、半身浴で汗をたくさんかいてしまう前に出るのがよいでしょう。

● 軽い運動をしよう:
 入浴と同じで、人間の身体は温まると眠くなる構造になっています。運動をして身体を温めると寝やすくなります。また、運動により汗で筋肉の中の乳酸などの疲労物質も排出できて血流もよくなり、胃腸も働くようになります。エアコンの効いた部屋での運動は、かいた汗がどんどん蒸発するので快適です。

● 寝ゴザや竹シーツを使おう:
 寝ゴザや竹シーツは身体と布団の密着面積を減らして体感温度を下げてくれます。

夏バテ防止&解消対策グッズ

 本節では、夏バテ対策&解消に効果のある便利グッズ等を参考までにまとめて紹介しました。
夏バテ用栄養補給サプリメント

 夏バテ防止&解消対策には、ビタミンB1&B2とビタミンC、ナイアシン、クエン酸が必要です。これらが含まれているサプリメントとして、たとえば以下のものがあり、オススメです。


● マルチビタミン
● ロイヤルゼリー
● 黒酢
● もろみ酢
● フルーツ酢

冷房病&クーラー対策

 室内と外との温度差を防ぐことが肝心です。

● 膝掛け(※女性用)
● カーディガン(※女性用)
● 腹巻き(※女性用)
● 麻のシャツ(※男性用)
● 麻のスーツ(※男性用)
● クーラーの風向きを変える板(※電気屋さんで売っています)

熱帯夜でもぐっすり寝るためのグッズ

 クーラーはなるべく使わず、快適に寝る工夫が必要です。


● 寝ゴザ
● 竹シーツ
● 麻の半袖パジャマ
● 安眠用シーツ(※通気性がよい)
● 氷枕
● 遮光カーテン(朝日が気になる人に)
● ラベンダーの入浴剤(寝る前の入浴にリラックス効果)

涼を取るためのグッズ

 クーラーに頼らずに日本的な涼を取る工夫が夏バテ対策には必要です。


● 風鈴
● 簾
● 除湿機
● 冷やしたおしぼり

夏休み明けの残暑バテに要注意〜残暑バテには睡眠・栄養・運動で対応を!〜

 夏バテにはならずに何とか盛夏を過ごしたけれど、残暑になって疲れが出て来てしまったという経験は皆さんにもがあるでことしょう。大人もそうですが、子どもにとってこの残暑バテは結構厄介な問題です。そこで本節では、子どもさんを中心にこの残暑バテの問題について特に解説しました。


子どもも辛い残暑バテ 夏休みももう終わり。夏のお出かけイベントもひと段落し、いつもの日常が戻ってくる頃かになって、もう夏バテの心配もしなくてよいと思いきや、子どもの調子が何だか悪そうだなんてことがあります。自分も調子悪さを感じているかも知れません。そんなことが過去にもあったのではないでしょうか。 

 この子永久からも分かるように、実は暑さでヘトヘトになるのは真夏の時期だけではないのです。夏の暑さの疲れが身体に溜まり、少しずつ「何だか疲れた」というサインを出し始めるのが、8月終わりから9月中旬くらいまでのこの時期なのです。子どもも幼稚園や保育園が始まり、夏休みのペースとは違った日常が再び始まると、そのペースに子どもの身体がついてゆけず、極端に疲れてしまうこともあります。こういった時期には抵抗力が落ちているため、普段は何ともないところで風邪を引いてしまい、長引いてしまうこともあるので要注意です。
そもそも残暑とは?

 残暑とは、8月8日の立秋から9月20日の秋分の日までの間の暑さのことを言います。この時期、残暑とは言っても暑さがちょうど盛り上がってくる時期でもあり、大人でもそうですが、特に背の低い子どもにはお出かけの際アスファルトの照り返しがきつく感じられます。大人と違い、子ども身体への負担がかかっているということも忘れてはならないポイントです。
 夏休みとは、元々体力や抵抗力の少ない子どもを夏の暑さから守るためのお休みの期間だったことを考えると、夏のお出かけを楽しんだ後はしっかりと体調を整えてあげることも大切なことなのです。それでは、どんなことに気をつければいいのでしょうか? 
残暑バテの対応方法

 残暑バテ対応方法として以下の3つが挙げられます。これらを上手に取り入れて残暑バテを乗り越えて下さい。


● 睡眠(静養):
 いつもよりも少しだけ早く就寝したり、昼寝を効果的に取り入れて身体の自然治癒力を高めましょう。本当に身体が疲れている時は、寝むっても寝ってもまだ眠れるというように身体が睡眠を欲していることがよくあります。普段は昼寝をしない人でも、この機会にゆっくりと身体を休ませてみて下さい。

● 栄養:
 ビタミンB1を多く含む食べ物(鰻や豚肉、ニンニク、枝豆、蕎麦、玄米など)を食事にどんどん取り入れましょう。ビタミンB1は糖質を分解する酵素を助けてエネルギーに変えてくれます。一方、ビタミンB1が不足することで疲れやすくなったり、身体がむくんだりイライラしたりする原因にもなるので、残暑の時期には特に注意して下さい。

● 軽い運動:
 睡眠をしっかり摂って栄養を蓄えたら、遊びがてらちょっと身体を動かすものを取り入れてみましょう。この他、身体に負担のかからない程度に散歩をしてみましょう。


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