| 【3】日本茶とその効用 |
本節では、日本茶の効用について取り上げ解説します。加えて日本茶を利用したダイエット法についても取り上げます。
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| お茶の効用 |
| 癌の予防に緑茶が効く |
このところ癌の抑制に緑茶が一番有効であるといった研究発表が立て続けに出されています。緑茶に含まれているポリフェノールとカテキンが細胞の癌化を予防し、或は緑茶に多く含まれるビタミン類が発癌物質の作用を抑制するというものてす。たとえば緑茶のポリフェノール・カテキン類が発癌物質の働きを場合によっては7〜8割抑えることが確認されましたし、また、発癌物質と日本の緑茶をいっしょに飲ませたマウスは、発癌物質だけのグループに比べ、癌の発生率が50%以下になると言われています。ちなみに、緑茶はウーロン茶や紅茶と違ってお茶の葉を醗酵させずに作られるため、健康によい生葉の成分をそのまま残すことができます。たとえばウーロン茶などは酵素を使って中程度に醗酵させたものですし、紅茶は葉が赤い色になるまで醗酵させたものです。そのため、お茶の葉に含まれているビタミンCなどの健康によい成分が減少してしまい、余り含まれていないのです。
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癌&脳卒中や心筋梗塞などの病気になる原因 |
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- 細胞や遺伝子を損傷するストレス環境
現代に生きる私たちは、常に外部からの刺激(例:自動車の排気ガスや汚染された大気、オゾン層の破壊による有害な紫外線、喫煙や飲酒などによる体へのダメージ、不規則な食生活による栄養価の偏り、パソコンやテレビ、携帯電話、電子レンジなどから放射される電磁波など)に晒されています。こうした外部からの刺激によって、我々の細胞はもちろん遺伝子までも損傷してしまうのです。というのも、これらの外部からの刺激によって我々の身体に極めて有害な活性酸素が大量に体内で発生してしまうからです。
- 病気の80%以上は活性酸素が原因
活性酸素が体内で発生すると、細胞膜など体内の脂肪酸と結合して細胞を酸化させ、有害物質の過酸化脂質を作ります。この物質が老化をはじめ動脈硬化などの元凶となり、脳卒中や心筋梗塞の危険を高めてしまいます。さらに細胞膜が破壊されると、細胞の核にあるDNAに活性酸素が襲いかかります。活性酸素によってDNAが損傷すると、DNAは誤った遺伝子つまり突然変異の遺伝子を作り出してしまいます。これが細胞の癌化を促してしまうのです。これを防ぐには、活性酸素の発生を防ぐ抗酸化力を持つ栄養素を体内に摂取する必要があります。ここでビタミンEの10倍の抗酸化効果を持つ緑茶の効用が発揮されるのです。
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| 食中毒の予防にはお茶が一番 |
寿司と緑茶。この絶妙の取り合わせが実は食中毒予防にもなるのです。食中毒の王様と言われ、例年食中毒の40%を占める腸炎ビブリオ菌はお茶に出会うと死んでしまうのです。腸炎ビブリオ菌だけでなく、毒素型ぶどう球菌やコレラ菌までも殺菌する力があることも分かっています。食中毒予防に食事時のお茶は値千金なのです。
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O-157と緑茶カテキンの殺菌作用 |
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近年、日本中で猛威を振るっている大腸菌O-157に緑茶のカテキンが一番特効であるという画期的な発表が為されました。緑茶のカテキンには抗生物質と同じように体内で有害な菌を退治する殺菌作用があります。ある実験では、1万個のO-157の菌が入った液に0.9ccの緑茶を入れたものが5時間で殺菌されてゼロになったという結果も出ているのです。 |
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| 歯を強くして虫歯予防 |
歯磨き粉で「フッ素入り」というのをよく見かけますが、お茶にもこのフッ素が含まれています。フッ素は歯を強くし、虫歯にならないための抵抗力を付ける働きがあります。また、お茶に含まれるタンニンの殺菌作用で虫歯になりにくいのです。お茶を毎日コップ1杯飲むだけで日本の学童の虫歯は半減するだろうと言われています。
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| 口臭を防ぐ |
口臭は歯や歯茎に付いた食べ物の滓が原因で発生します。食後にお茶を飲めば口の中の滓を洗い流してくれると同時に、お茶の殺菌作用で滓に付く細菌の繁殖を阻止してくれます。また、お茶の清々しい香りが口の中に広がり、口臭や食べ物の臭いを消して爽やかにしてくれるのです。
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| 元気な赤ちゃんを産むために |
出産を待つお母さんにとって、赤ちゃんの健康は最大の関心事です。近年欧米で注目されている無機質、特に亜鉛・銅が低体重児出産とどのように関係しているかを調べた調査によると、緑茶を飲む人と全く飲まない人の間に大きな開きのあることが分かりました。亜鉛は妊婦に必要な微量元素と言われていますが、緑茶を飲まない人は亜鉛不足となることが推定されました。丈夫な赤ちゃんを産むために、お母さんも積極的に緑茶を飲みましょう。
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| 動脈硬化や脳卒中予防&血圧降下にも |
お茶の中には、血圧上昇物質の生成阻害作用があるということが各研究機関で相次いで発表されていますが、また、お茶を飲むことによって善玉コレストロール(HDL)が体内に増え、動脈硬化を予防するということも最近発表されました。
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| お茶が血糖値を下げる |
最近お茶をたくさん飲めば糖尿病が抑えられるということが分かりました。また、茶ポリフェノ-ルが血糖値をかなりの値に下げるということも分かってきました。その他の実験からも、蛋白尿もプラスからマイナスとなるなど興味深い結果も報告されています。
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| 美容と健康に緑茶 |
緑茶に含まれるビタミンCは熱に強く、80度でも壊れない上に保存にも優れた特性があります。弾力性のある瑞々しい素肌作りにビタミンCは欠かせません。また、ビタミンCは肌に弾力性を与え水分の減少を防ぎ、肌の色を黒くするメラニン色素の生成を抑制する効果もあります。緑茶にはそのビタミンCが緑茶3杯でリンゴ1個に匹敵するほどたくさん含まれているのです。
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| ダイエットの強い味方 |
世を挙げてのダイエットブームですが、しかし、何が何でも痩せればよいというのは本当のダイエットではありません。痩身茶によるトラブルなども報告されていますが、そんなものを飲まなくても緑茶で充分。砂糖を入れずに美味しく飲める緑茶は、ノンカロリーだから何杯飲んでも太る心配もありません。また、油っぽいものを食べた後に飲めば、タンニンが脂肪を分解する酵素の働きを高めてくれます。食事前の一杯が空腹感を和らげ、ダイエット中の方が陥りがちなビタミンやミネラル不足も補えるので、普段にも増して緑茶を積極的に活用しましょう。
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| 頭のよい子に育てる |
お茶のカフェインは、大脳などの中枢神経に興奮作用をもたらして知的作業能力や運動能力を高めます。また、強心作用及び利尿作用によって精神を安定させる働きがあり、判断力や記憶力の増強に役立つことが証明されています。また、ビタミンCの摂取量と知能指数の高さにも深い関係があると言われることから、是非とも育ち盛りのお子さんには緑茶を飲ませたいものです。
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| 老化防止にお茶が一役、ビタミンEを上回る効果 |
我々の体内に出来るフリーラジカルや過酸化脂質の生成を抑え、老化を防ぐとして、今話題のビタミンEの効果を上回る(実験では約20倍)効果が緑茶にあることが発表されました。また、緑茶には強い突然変異抑制作用及び抗酸化作用のあることが証明しています。
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| 胃腸の働きを助ける |
緑茶は様々な効用がある漢方薬として古来我が国に伝来してきたのですが、その中で特に胃腸薬としても用いられていました。お茶に含まれているタンニンが胃の働きを活発にし、腸の蠕動運動を盛んにするので、お茶は便秘気味の方には強い味方になるのです。
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| アトピー&花粉症に緑茶が効く |
アレルギーや皮膚病を治すには、まずその原因を取り除くことから始めなければなりません。アレルギー反応には色々な種類があります。主なものにはI型とIV型があり、アレルギーを抑える薬に抗ヒスタミン剤という薬がありますが、緑茶はこのヒスタミンが出ることを阻止する効果でアレルギーを抑えるのです。
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| お茶の成分 |
お茶には多くの成分が含まれており、様々な健康効果をもたらします。お茶の健康効果は単一の成分によるものだけではなく、相乗的な作用で効能が高められています。
| ■お茶の味を決める3つの成分 |
| 煎茶の味は適度な渋味、苦味と旨味、甘味があって調和が取れ、後味に清涼感のあるものが美味しいとされています。これらの味を決める成分としてはカテキン類とアミノ酸類、カフェインが代表的なもので、特にカテキンとアミノ酸とのバランスにより味が大きく左右されます。 |
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カテキン類 |
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ポリフェノールの仲間であり、エピカテキンやエピガロカテキンは渋味は弱いものの苦味があり、そのガレートタイプのものは苦渋味が強いものの不快感がなく、口中を爽やかにすると言われています。玉露や抹茶はカテキンが少ないため苦渋味が弱く、ほうじ茶は高温処理でカテキンが酸化変性を受けて減少し、苦渋味が弱くなります。 |
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アミノ酸類 |
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旨味や甘味を決める成分でもあり、緑茶には約20種類含まれています。中でもテアニンは煎茶に含まれるアミノ酸の約60%を占め、味の決定に重要視されています。また、その他のアミノ酸類も甘味や旨味に関与するものが多く、それらの量的バランスにより複合された味が作り出されています。 |
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カフェイン |
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独特の苦味を持ち、熱水によく溶ける性質を持つため、高温の湯で入れたお茶は苦味が強くなります。 |
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| 緑茶の健康パワーはカテキンにあった! |
| ■カテキンの薬効 |
| 日本人にとってお茶を飲む習慣は欠かせないものですが、その普段何気なく飲んでいる緑茶には実に様々な栄養が含まれています。その代表がカテキンです。一般的にはタンニンとも総称され、あの緑茶独特の渋みのもとになっているものです。カテキンはお茶にしか含まれていない成分であるのと同時に、お茶に含まれている成分の中では一番含有率が高く、緑茶の8〜15%程度を占めています。このカテキンこそが緑茶の薬効の大黒柱なのです。 |
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動脈硬化や心臓病を防ぐ |
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血中脂質(コレステロール、中性脂肪などの血液中の脂質)が異常に増え過ぎた状態を高脂血症と言い、その結果、血管の内側にコレステロールが溜まったり、或は血栓になって血液の流れが悪くなったりして動脈硬化や心臓病が起こるのです。カテキンにはこれらの血中脂質を正常化し、血栓が出来るのを防ぐ効果があるとされています。 |
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抗癌剤としての働き |
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癌発生のメカニズムには2つの段階があるとされています。ひとつはイニシエーションと言い、正常な細胞の遺伝子が発癌物質などによって傷つき、突然変異を起こして癌になりやすい状態になることです。そして、もうひとつはプロモーションと言い、イニシエーション状態が修復されないまま癌細胞に成長することです。お茶のカテキンにはこのイニシエーションとプロモーションの両方の作用を阻止する力があるとされているのです。実際マウスを使った動物実験でも緑茶を食べたマウスの方が癌発生率が低いという結果が得られているそうです。 |
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高血圧や糖尿病を防ぐ |
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生活習慣病のひとつである高血圧。お茶には動脈硬化の引き金とも言われる高血圧や糖尿病を防ぐ効果もあるのです。高血圧は食塩の過剰摂取などが理由に挙げられますが、お茶には血圧降下作用があることが知られており、減塩プラス緑茶で血圧を下げられるというわけです。また、糖尿病は様々な理由からインシュリンの分泌が低下し、そのため血糖値が異常に高くなり、尿中へ排出してしまう病気ですが、このカテキンには血糖値の上昇を抑える作用があるとされています。 |
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殺菌作用がある |
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食後に緑茶を飲むのはとてもよい習慣です。なせなら緑茶には殺菌作用があるからです。虫歯は歯の表面に付着した食べ物の残り滓が口内の細菌によって分解されて酸になり、その酸が歯の表面を覆うエナメル質を侵食することによって起こりますが、カテキンの殺菌作用によって口内の細菌を殺し、フッ素がエナメル質と結び付いて酸の侵食を防ぐという殺菌予防効果と酸化防止効果があるのです。また、虫歯菌に対する殺菌だけでなく、インフルエンザや肝炎などのウイルス性の感染症を防ぐ抗ウイルス性効果もあります。さらにカテキンには口臭防止効果もあるので、お茶でうがいをするのはちょっとお行儀が悪そうですが、効果のあることだと言えます。 |
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ダイエット&美肌効果がある |
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いつまでも若々しい肌でいたいのに、年齢と共にシミやシワが目立つようになってきます。老化は誰にでも訪れるもので、避けることのできない現象ではありますが、その訪れ方には個人差があります。老化は細胞の酸化であり、その酸化を進める犯人は活性酸素と呼ばれるもので、歳を取るとこの活性酸素を押さえ込む力が弱くなるのです。しかしながら、緑茶に含まれるカテキンやビタミンA、C、Eには抗酸化作用があり、特にエピガロカテキンガレートという種類のカテキンには、老化防止ビタミンと言われるビタミンEの20倍、ビタミンCの10倍の抗酸化力があるのです。また、ウーロン茶がダイエットに効き目があると言われていますが、その仕組みと同様、緑茶には肥満や糖尿病のもととなる糖分や脂質の代謝を促し、カロリー消化を助け、余計なコレステロールを分解するなど無理なく総合的に肥満を抑制する効果があるのです。 |
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二日酔いを解消する |
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お茶は酔いざめの薬とも言われますが、その効能はお茶に含まれるカテキンとカフェインです。カフェインには、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解すると共に、利尿効果によって体内の新陳代謝を早め、アルコールを体外に出す働きがあるのです。また、血中にビタミンCが充分にあると肝臓のアセトアルデヒド分解能力が高まるため、お酒を飲む前に緑茶を飲んでおくと二日酔い防止にもなるのです。 |
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| 参考:緑茶ダイエット |
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緑茶ダイエットの目的 |
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緑茶ダイエット法には、身体の代謝を活性化させるという目的があります。1日のカロリー摂取量のうち、1日のエネルギー消費量を超えたエネルギーは脂肪に変換され、エネルギーが必要な時のために体内に貯蔵されます。身体の代謝を活性化させると1日のエネルギー消費量が増えるため、脂肪に変換されるエネルギーが減り、太りにくい身体になるのです。 |
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緑茶ダイエットで痩せる仕組み |
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緑茶ダイエット法で痩せる仕組みには次のような理由があります。まず第一に緑茶にはカテキンが含まれるということです。すなわち、緑茶にはカテキンが含まれるため、肝臓や筋肉での脂質代謝(分解・燃焼)を活性化させる効果があると言われているのです。次に緑茶に含まれるカフェインが体内活動を活性化させ、脂肪を分解する効果です。すなわち、カフェインが脂肪を分解した後(カフェイン摂取から約40分後)に有酸素運動を行なうと、分解された脂肪を燃焼し、再び脂肪に変換され貯蔵するのを防ぐ効果があると言われているのです。 |
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緑茶ダイエットの注意点 |
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カテキンは肝臓での脂質代謝を活性化させるため、個人の体調や体質によっては過剰に摂取しすぎると肝臓への負担が大きくなりすぎる場合があると言われています。 |
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| ■緑茶ダイエットの方法 |
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置き換え緑茶ダイエット法 |
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- 普段の生活でジュースやお茶、水を飲む代わりに緑茶を飲みむ
- 緑茶のカテキンを摂ることで脂質代謝が活性化される
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運動前緑茶ダイエット法 |
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- 有酸素運動の40〜50分前に緑茶を飲んで体内活動を活性化させ、脂肪を分解させておく
- 有酸素運動を行なう
- 事前に緑茶を飲んで脂肪を分解させている分、有酸素運動で効率よく脂肪を燃焼することが出来る
- 有酸素運動で効率よく脂肪を燃焼することが出来る
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その他緑茶ダイエット法 |
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- 小腹がすいた時やおやつ時にジュースなどの清涼飲料水の代わりに緑茶を飲む
- 緑茶にはカロリーが殆どないので、いつもより少ないカロリーで満腹感を得ることが出来る
- 間食のカロリー摂取量を抑えることが出来、カテキンを取ることで脂質代謝も活性化される
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| ■参考:ダイエットにも効果が期待出来る健康茶 |
| お茶はノンカロリー飲料でダイエットに効果があると言われています。しかしながら、その中でも最近ではダイエットに効果があるとされている成分が入った健康茶が特に人気があります。 |
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ヘルシア緑茶 |
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緑茶ドリンクでダイエット効果を謳っているのが花王のヘルシア緑茶です。人工的に茶カテキンを抽出して、それを大量に緑茶に入れることで、よりダイエット効果を上げています。茶カテキンがダイエット効果があるということは、普通のお茶を飲んでもダイエット効果が期待できるということです。ちなみに、ヘルシア緑茶の茶カテキンの量は350mlあたり540mgになっており、この量は普通の急須で淹れたお茶の約2倍になっています。従って、ヘルシア緑茶と同じ効果を出すには倍の量を飲めばよいことになります。お茶好きの方なら1日に700ml(湯飲みに約4杯)のお茶は飲んでいると思います。 |
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杜仲茶 |
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緑茶以外にもダイエット効果があるとされているお茶があります。それが杜仲茶です。杜仲茶には、ダイエットに効果があるとされているグッタペルカ及びゲニポシド酸が含まれています。そのため、緑茶より効果的にダイエット効果を期待することが出来ます。杜仲茶は杜仲という木の葉を使ったお茶で、この葉にグッタペルカ及びゲニポシド酸などの成分が含まれています。緑茶と違って少し苦みや渋味がありますが、それがダイエット効果を高めているのようです。 |
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百草茶 |
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地方などに旅行した時などに見ることがあると思いますが、百草水などと銘打った健康茶があります。これらのお茶にはダイエットに効果があるとされるガルシニアやギムネマなどの自然成分が入っているものが多く、また、その他にも100種類の自然素材が入っていて、身体に優しいお茶に仕上がっています。このように、百草水にはダイエット効果があるとされている自然素材が入っているので、普通の緑茶を飲むよりもダイエット効果が期待できます。百草水は麦茶感覚で飲むことが出来るので、美味しいお茶でダイエット効果も期待できてお勧めのお茶です。作り方も簡単で、ティーパックを定められた量のお水なりお湯にに1個入れるだけです。夏場は冷たくして、冬はホットでおいしく飲むことが出来ます。 |
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| 【4】日本茶の美味しい淹れ方と出し方 |
本節では、日本茶の美味しい淹れ方について取り上げ解説します。また、併せて会社などでも来客時におけるお茶の出したかについても取り上げます。
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| お茶の淹れ方の基本 |
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お茶の温度と渋みの関係 |
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お茶は苦いと思われがちですが、それに加えて甘みや旨味との絶妙なハーモニーこそがお茶本来の持ち味です。そして、お湯の温度によってそれぞれ引き出される味わいが違ってきます。お茶の渋みのもとになるのはタンニンですが、この成分はお湯の温度が100度に近いほどよく溶け出します。急須に注ぐお湯の温度が熱湯に近いほど渋みの勝る味わいになるのです。一方、旨味や甘みを引き出したい時は、いったん沸騰させてから温度を少し落ち着かせます。煎茶なら約80度、玉露なら約60度が適温です。なお、ここで大切なのは、水道水に含まれるカルキ分を飛ばすために、必ず一度沸騰させてから適温にするということです。苦味の効いた味、旨味のある味・・・お湯の温度によってあなたのお好みの味を引き出せるのがお茶の魅力のひとつです。 |
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お茶の適温づくりは経験と勘で |
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美味しいお茶を淹れるには、注ぐお湯の温度と蓋をして待つ時間がポイントですが、それぞれの茶葉の特徴を引き出す適温は必ずしも正確さを求めるものではありません。飲む人によって感じ方も違うのですから、自分が美味しいと感じた時の感触を頼りにお茶を楽しみましょう。 |
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つい急須をゆすっていませんか? |
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お湯を注いだ後に急須をゆすっていませんか? 実は急須をゆすることによって、旨味よりも余分な苦みが多く溶け出してしまうため、急須をゆすることは余りオススメできないのです。急須の中では、そのお茶にあった適温のお湯によってヨリがゆっくりとほどけ、旨味成分が少しずつ溶け出します。お茶特有の旨味は時間と共に自然に出てくるので、急須をゆする必要は全くありません。 |
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何煎まで楽しめる? |
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まず1回目のお湯を急須に入れ、茶碗に注いだお茶が一煎目。この一煎目で、急須の中でヨリが開き、旨味が溶け出します。 そのため、二煎目はお湯を注いだら時間を余り置かずに茶碗に移し、しっかりと絞り切ります。最後の一滴に美味しさが凝縮されているので、一煎目、二煎目に関わらず絞り切ることが大切です。三煎目くらいまでお茶を美味しく淹れることができます。こうして一煎目、二煎目、三煎目と段々お湯の温度を上げ、湯量を増やし、蒸らす時間を短くしてゆきますと、香りや甘味、渋み、深みなど微妙な味の変化が最後まで楽しめます。これを踏まえた上で、茶葉の量やお湯の温度、急須で蒸らす時間をお好みで変えてみましょう。色々な味を楽しむことができます。 |
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参考:お茶のいれ方の“いれる”は“淹れる”と書きます |
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日本茶インストラクター協会では、お茶をいれる、つまり「日本茶を抽出してその抽出液を作る」ことについては、漢字で書く時は「淹れる」という書き方を推奨しているそうです。ネット上ではお茶を“入れる”と表記されることが多いのですが、しかし、お茶を“いれる”といった場合、「入れる」「煎れる」などが考えられますが、「入れる」は本来物の出し入れに使う文字であり、「急須にお茶を入れる」などの時には使うことは可能であるものの、お茶の抽出行為には適さないこと、また、「煎れる」は煎じることで、沸騰状態の湯で煮出すことを意味し、煎茶のように急須で抽出することには適していません。 |
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| 美味しいお茶の淹れ方 |
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煎茶の美味しい淹れ方 |
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煎茶の魅力は、お湯の温度で味わいが変化することです。通常、煎茶に適した湯温は70度ですが、80度〜90度の高温のお湯で淹れると渋めに、50度〜60度の低温のお湯で淹れると甘めになります。
- お湯が沸騰したら、急須と湯飲みに注いで茶器を温める
- 茶器が温まったら、そのお湯はいったん捨てる
- 急須に茶葉を入れる
- 茶葉の量は茶匙(ティースプーン)1杯で一人分です。
- お好みの温度まで冷めたお湯を注ぐ
- ポイント:湯飲みを温めたお湯を使うと、よい塩梅に湯温が落ち着いています。湯飲みに入れておく時間を調節して温度を決めます。 90度ぐらいの高温で淹れたい時はヤカンの中で少し冷ましたお湯を使います。
- 急須に蓋をして1分ほど蒸らす
- 急須はゆすらずに、茶葉のヨリがほどけるのをゆったり待ちます。小ぶりの急須なら蓋にぬくもりが伝わった頃がちょうど淹れ頃です。
- 湯飲みに注ぐ
- 大人数の場合は、少量ずつ順々に注いで、濃さが同じになるようにします。急須にお湯が残っていると茶葉が変化してしまうので、最後の一滴まで注ぎます。そうすると、二煎目もおいしく淹れられます(※二煎目は茶葉が既に開いているので蒸らし時間を短めにします)。
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深蒸し茶の美味しい淹れ方 |
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深蒸し茶は煎茶と同じ淹れ方が基本ですが、湯温や蒸らし時間、茶葉の量に少し違いがあります。また、深蒸し茶は茶葉が細かいため、お茶を漉す部分の目が粗と茶葉が急須の外に出てしまいますので、深蒸し茶用の急須を使用するとよいでしょう。
- お湯を湯呑みに注ぎ、適温約70度まで冷ます
- その間に大匙約2杯(8〜10g)の茶葉を急須に入れる
- 湯飲みのお茶を急須に注ぎ、蓋をして、一煎目は茶葉が開くまで20〜30秒置く(※二煎目は時間を置かずに注ぐ)
- お茶の旨みが凝縮した最後の一滴まで注ぎます
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ほうじ茶&番茶の美味しい淹れ方 |
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ほうじ茶も玄米茶も炒った原料を使っていますので、熱いお茶で入れると、より香ばしさが引き出されます。熱湯で淹れるのが適しています。
- お湯が沸騰したら、急須と湯飲みに注いで茶器を温める
- その際、ヤカンやポットのお湯は冷めすぎないように注意します。
- 茶器が温まったら、そのお湯はいったん捨てる
- 急須に茶葉を入れる
- ポイント:一人分は茶匙(ティースプーン)山盛り2杯、あと一人につき山盛り1杯ずつ増やします。二人分なら山盛り3杯、三人分なら山盛り4杯といった具合で、煎茶より多めが目安。
- 沸騰直後のお湯を一気に注ぐ
- 急須に蓋をして30秒から1分ほど蒸らす
- 急須はゆすらずに、茶葉のヨリがほどけるのをゆったり待ちます。
- 湯飲みに注ぐ
- 大人数の場合は少量ずつ順番に注いで、濃さが同じになるようにします。
- 急須にお湯が残っていると茶葉が変化してしまうので、最後の一滴まで注ぎます。そうすると二煎目も美味しく淹れられます。なお、二煎目は茶葉が既に開いているので、蒸らし時間を短めにします。
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芽茶・粉茶の美味しい淹れ方 |
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芽茶と粉茶は、茶葉が細かいため蒸らし時間が要らないのが特徴です。
- お湯が沸騰したら、湯呑み(※出来れば大きめの湯のみがオススメ)に注いで温める
- ヤカンやポットのお湯を適温(70度から80度くらい)まで冷ます
- 湯飲みのお湯を捨てる
- 茶漉しに茶葉を入れる
- 一人分は茶匙(ティースプーン)1杯です。
- ポイント:茶漉しは竹製のものがオススメ。粉茶は茶葉が細かいので、目が粗い茶漉しを使うと、湯飲みに茶葉がたくさん入ってしまうことがあります。
- 一気にお湯を注ぐ
- ゆっくり注ぐと茶葉が蒸れてしまい、必要以上に渋くなってしまいます。
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椿茶の美味しい淹れ方 |
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棒茶は茎の部分を使ったお茶です。煎茶の棒茶なら煎茶の、玉露の棒茶なら玉露の入れ方でお召し上がり下さい。棒茶の魅力は何と言っても、茎の部分ならではの青々とした清々しい味わいです。その分、何煎もすると味が薄くなってきますので、茶葉は小まめに変えるようにします。 |
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| 参考:美味しいお茶を飲むためには水も大事 |
美味しいお茶を飲むためには、当然ながら美味しい水が欠かせません。最近では、手軽にたくさんの種類のミネラルウォーターが手に入るようになりました。そこで、水道水ではなく、お茶を美味しく入れるためのミネラルウォーターを探すのもよいでしょう。それでも、節約その他の理由でわざわざミネラルウォーターを買う気にならないという人は、当然ながら水道水でお茶を淹れることになります。そこで、水道水でお茶を淹れる場合は、その水は必ず沸騰させましょう。そして沸騰したら、さらに3分〜5分そのまま沸騰させて充分カルキを抜いた水を使うとよいでしょう。高性能な浄水器を使っているか、或は一晩汲み置きした水ならさらに一層お茶に適した水になります。一方、天然水やミネラルウォーターを使用する場合は必ず軟水のものを使って下さい。輸入品のミネラルウォーターは硬水(ミネラル分が多い水)のものが多く、日本茶には適しません。
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参考:ミネラルウォーター |
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水の味わいを大きく左右しているのは水の硬度です。硬度とは、水に含まれているミネラル含有量によって定められている数値で、ミネラルの成分とは、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムのことを言います。そのミネラル分が多い水を硬水と言い、少ない水を軟水と呼びます。一般的に硬度が100未満水を軟水、200以上の水を硬水と呼んでいます。一般的な日本の水の硬度は20〜80の軟水です。先にも少し触れたように、ミネラル分が多いとお茶の味が死んでしまうため、お茶を美味しく飲むためには一般的には軟水がよいと言われており、硬度にして50〜200の硬度の水が適しているとされています。 |
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ミネラル成分
- ミネラル:味への影響
- マグネシウム:多量に含まれた水は苦みや渋みが強くなる。少量の場合はその逆。
- カリウム:多量に含まれると、塩味を感じる。少量だと甘みを感じる。
- ナトリウム:多量に含まれると、塩辛く感じる。少量だと甘みを感じる。
- カルシウム:多量に含まれた水は甘みが増す反面、硬さとクセのある味になる。
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| 参考:お茶の上手な保存方法 |
未開封のものは冷蔵庫に保管しましょう。一方、開封ずみのものは、お茶は匂いを吸収しやすいので、冷蔵庫で保管すると食品の匂いが移ってしまいます。
封を切ったお茶を上手に保管するカギは茶缶(茶筒)です。しかし、お茶は空気に触れるとだんだん鮮度が薄れていきますので、缶の中でも少しずつ味わいが損なわれてゆきます。そこで、保存する時は缶に直接茶葉を入れるのではなく、アルミ袋のまま缶に入れます。その際アルミ袋の口をくるくる回してねじって、輪ゴムなどで固く閉じるようにするか、中蓋をします。そして、缶は湿気の少ない冷暗所に置くようにします。なお、一度封を切ったお茶は1〜2ヶ月で飲み切るようにしましょう。
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| 来客時の正しいお茶の出し方 |
| 基本的な来客対応の流れ |
お客様がいらしたら、まずはご挨拶。「いらっしゃいませ。いつもお世話になっております」という言葉が基本ですが、相手の名前の知っている場合は「○○様、いらっしゃいませ。いつもお世話になっております」と言うのがよいでしょう。挨拶は必ず立って相手に向かってするものであり、座りながら頭を下げたり、首だけを向けて言うものでもありません。女性なら、両手を前に組んで軽くお辞儀をしつつ、男性なら、両手を横に揃えてお辞儀をしながらがよいでしょう。
予めアポイントを取っていたお客様であれば、「○○様ですね、お待ちしておりました」とするのもよいです。誰かに取り次ぐ場合には、「只今担当の者が参りますので、少々お待ち下さい」などと言ってから、担当者に連絡を入れたり呼んだりします。そのとき大きな声で「○○さーん、お客様ですよー」などと叫んだりせず、内線を使うか、直接担当者の側まで行って声をかけましょう。お客様に見苦しいところを見られないよう注意します。また、担当者が来るのをお待ちいただく場合や先に案内をする場合は、「応接室へご案内いたします。こちらへどうぞ」「会議室へご案内します」などと声をかけてから、お客様を先導します。同じフロア内を移動するだけならばこれでもよいですが、応接室や会議室が違う階にある場合などは、「○階にある応接室までご案内いたします」など行き先を詳しくお知らせしましょう。特に初めて来たお客様などは勝手が分からず不安に思っていますから丁寧に対応します。なお、お客様を案内している最中に同僚や先輩に話しかけられることなどがあるかも知れませんが、そのような時も、「ちょっと待ってー、いま対応中だから」などと普段と同じような受け答えをせず、「お客様をご案内中です。後ほどそちらへ伺います」など、同僚に対してでも、いつもより丁寧な言葉遣いで答えて下さい。案内をしている間、お客様はあなたのことを見ています。それは「○○会社の社員」として見られているということです。常に見られても恥ずかしくない態度を取るようにしましょう。
次にエレベーターに乗る場合、エレベーターに誰も乗っていなかったら、まずは自分が先に入り、「開く」のボタンを押しながらお客様を乗せますが、もしも既に誰かが乗っていた場合には、外からドアが閉まらないようにしながら、お客様を先に中へ入れ、その後自分が入ってボタン操作などを行ないます。降りていただく場合は、お客様を先に下ろしてから、自分が降りるようにします。エレベーターでは、入って左奥が最上位の場所となります。余裕があればそちらへ立っていただきましょう。そして、最後に応接室や会議室へ入る場合には、中に誰もいないことを知っていても必ずノックをし、「失礼します」と声をかけます。これは万が一、誰かが使用していた場合に失礼のないようにするためです。中から声がなかったら、ドアを開き、お客様をとにかく出入り口から一番遠いところにお座りいただきます。
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| 美味しいお茶の淹れ方と出し方 |
お茶の淹れ方の基本は、まずお茶を淹れる前に急須と湯のみにお湯だけを注いで暖めることで、その間にお盆やお茶の葉、湯飲みの下に置くお茶うけ、実際にお茶を入れるためのお湯などを用意します(※お湯は熱湯ではなく、少し冷ましたものを注ぐので)。また、茶碗類が埃にまみれていないか、汚れていないかはきちんとチェックして下さい。
湯呑み1杯分のお茶はティースプーン1杯が目安で、入れる数によって茶葉の量を変えます。茶葉を急須に入れたら、予め少し冷ましておいたお湯を入れ、そのまま40〜50秒くらい放置して味を抽出します。お茶を湯呑みに注ぐ時は、味にむらが出ないよう急須の中のお湯が回るように少し動かします。その後、湯飲みへと注いでゆきますが、一つ一つの湯飲みがいっぱいになるまで注ぐのではなく、交互に少しずつ注いでゆきます。お茶は最初に注がれるものが比較的薄味になり、最後に出るものほど濃くなります。濃さを調節するために、薄いものと濃いものが均等に入るよう考えて注ぎます。
お茶を出すのは、名刺交換や紹介などが一通り終わった後、本格的な打ち合わせに入る直前がベストです。ただし、担当者の到着が遅くなりそうな時には、先にお客様にだけお茶をお出しします。担当者が到着したら、今度は担当者の分も含め、改めて温かいお茶をお出しするとよいでしょう。また、お盆にお茶を載せる時は、お茶や湯呑みだけではなく、おしぼりも一緒にお盆に載せ、テーブルに出します。おしぼりはお客様が手や汗を拭くだけでなく、万が一お茶をこぼしてしまった時に相手がさっと拭けるように用意しておきます。お絞りの他に布巾を用意しておくのもよいですが、テーブルの上にはこれから書類が広げられますから、余り場所を取らない方がよい場合もあります。臨機応変に対応しましょう。なお、応接室に入る時はノックをし、「失礼します」と声をかけてから入り、退室する時にも「失礼します」或は「失礼しました」と、きちんと顔も身体も相手の方を向けて言うようにします。そして、お茶は一番奥側に座っている人から順に出します。置くに座っている人ほど上位だと考えてよいです。声をかける、笑顔を忘れない、退室のときには軽い会釈をすれば、印象の良い対応になるでしょう。
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| どうする!?こんな時 |
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応接室が片付いていない! |
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前に使った人がきれいにしておくべきなのですが、会議室を開けたら前の会議で使ったままということが時々あります。こんな場合は直ぐに他の応接室を探して下さい。空いていない場合は、お客様に「申し訳ありません、少々お待ち下さい」と断わり、先に部屋に入ってささっと片付けてしまいましょう。 |
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手土産をいただいたら? |
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お土産をいただいた場合は、「ご丁寧にありがとうございます」と両手で丁寧に受け取り、お礼を言います。そして、担当者からもお礼が言えるように、出来れば担当者がお客様に会う前にその旨を報告しておきましょう。もっともビジネスの場では、お土産をいただいても、基本的にはお客様と一緒にいただくことはまずありません。しかし、気心の知れた方であれば、「お持たせで恐縮ですが」と添えて、お絞りを用意して一緒に出しても構いません。その際お絞りを右手に、お茶を中央、お菓子を左手の位置に置くようにします。 |
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お茶をこぼしてしまったら? |
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お客様の前でお茶をひっくり返してしまったら、まずはお客様に丁寧に謝った上で、お客様の衣服や持ち物、書類などが汚れていないか確認します。そして、直ぐに新しいお茶を入れ直しましょう。 |
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会議が長引いている場合は? |
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会議や打ち合わせなどの時間が予定より長引いている時は、古いお茶を下げて新しい飲み物を出しましょう。1杯目に日本茶を出したとしたら、2杯目はコーヒーなど違う飲み物に変える方がよいでしょう。季節によっては、冷たい飲み物を出すなど臨機応変に対応しましょう。そして、当然ながら新しい飲み物をお出しする時には前の飲み物を下げます。 |
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人数が増えている! |
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お客様が複数の場合は、当然ながらその人数を確認しておきます。一番最初に接客した人とお茶出しをする人が違う場合は、最初に接客した人がお茶出しをする人にお客様の人数を正確に伝えるようにします。しかし、後からさらにお客様が来た場合など、お茶を出した時点で最初の人数よりも増えていた時も、焦ることなく、自社の出席者に出す予定のお茶をお客様に出します。そして、後で足りないお茶を持ってゆけばよいのです。 |
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| 参考:日本茶についての参考図書と参考サイト |
| ◆参考図書 |
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日本茶検定委員会・監修、
日本茶インストラクター協会・企画&編集 |
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『日本茶のすべてがわかる本――日本茶検定公式テキスト』 |
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日本茶インストラクター協会・2008年11月刊、2,300円 |
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本書は日本茶のすべてをやさしく解説した最新テキストです。日本人なら知っておきたい、お茶の種類やおいしい淹れ方・飲み方から、チャの栽培、製茶、流通・消費、品質審査、健康効果、歴史・文化まで、日本茶に関する基本情報を網羅しています。日本茶に関心を持ちはじめた初心者から、茶業関係者や日本茶インストラクター・アドバイザーなどの上級者まで、国際的な評価が高まる日本茶のすばらしさを再認識させてくれます。日本茶検定(茶検)の公式テキストにもなっています。
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