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 昨今、国会を騒がせている偽造電子メール事件、電子メールに関心が集まっています。電子メールがここまで社会問題化したことは始めてでしょう。また、ライブドアの警察の捜索でも、電子メールが重要な証拠として取り扱われるなど、電子メールの社会的存在感を認識することが続いています。皆さんも普通に、仕事や私生活に電子メールをご利用になっていると思いますが、その重要性を再認識して利用することが必要です。
 今月は、手紙とは違う電子メールの作法について取り上げてみました。

知ってますか? メール作法
電子メールのシステム
手紙と違って電子メールにも作法があるの?
電子メールの構造と形式とちょっとしたコツ
知っておきたい電子メールの作法


電子メールのシステム

個々の電子メールのアドレスは、xxxx@example.jp などのような形で表現される。実際に電子メールを使うためには、プロバイダーのメールを利用するか、独自ドメイン名(この例では "example.jp")を得て、レンタルサーバーや独自にサーバーを設置するなどの必要があります。
電子メール

電子メールソフトで作成した手紙を、インターネットなどのコンピュータ・ネットワークを経由して送受信する仕組みのことを言います。送信した電子メールはインターネットを経由してまず、契約しているプロバイダーを中継し自分のサーバへ送られます。送られたメールデータは電子メールサーバー機能に引き渡されます、そのメールが、インターネットなどTCP/IPネットワークの場合、メール中継・送信用のSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーから、送信先のメールアドレスのサーバーに送り届けられ、蓄積されます。受信者がメールの受信を行うと、受信したメールをスプール(格納)したサーバからメールを読み出すためのPOP3(Post Office Protocol)サーバーやIMAP4(Internet Message Access Protocol)サーバーが機能してメールが受信者のPCに無事送り届けられるのです。
この際に、メールのID,とパスワードによって、第三者がメールを送受信できないシステムになっています。
電子メール問題点

・ウィルス
電子メールの中には、危険なウィルスが含まれている事があり、非常に危険です。サーバーや、プロバイダーのウィルス対策を利用し、自分のPCにもウィルス対策ソフトをインストール、かつ常にウィルスソフトを最新の状態にしておく必要がああります。

・セキュリティー
メールには、メールのID,とパスワードをしっかり管理し、第三者に悪用されないようにしなければなりません。偽メールの主にされたり、自分の大切なメールを他人に盗み見られたりしてしまします。また、自分のPC自体も他人に使われれると、その人が自分に成りすまして悪用される可能性がありますので、PC自体の保護も必要です。

・スパムメール
ダイレクトメールで、意味の無い、もしくは悪意のメールが数多く届くようになります。むやみにメールアドレスを他人に知らせない、スパムメールの排除を、サーバーに付加させたり、ウィルスソフトの排除機能を使ったり、予防策を講ずる必要があります。

・一方通行
電子メールは、一方通行の情報伝達手段となってしますことが間々あります。ウェブサーバーに設定されたメールアドレスも、PCにそのメール設定がされていなければ、相手に届きません。相手がPCを立ち上げず、メールを見ることが無ければ、何日もほったらかしで情報が伝わりません。
また、スパムメールと一緒に削除されることも考えられます。

・言葉だけ先走る
電子メールは、短文で情報を伝える手段です。こちらの言いたいことを、十分に伝えられないことが多くあります。時には勘違いをされて、トラブルになることも考えられます。
その事を十分に配慮してメールを作成、送信し、時にはフォローを実施する必要があります。

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手紙と違って電子メールにも作法があるの?

 最近、国会を騒がせている偽造電子メール事件で、電子メールに関心を持たれている方もいるかも知れません。また、電子メールにも作法があるというとびっくりする人もいるかも知れません。
 もっとも手紙などと比べて電子メールは比較的新しいコミュニケーションの道具ですから、作法がまだ確立していない面もあるのかも知れません。しかし、確かに文章作法というほど大袈裟ではありませんが、電子メールらしい書き方やルールというのもは確かにあるのです。


 まずは、ここでは手紙と電子メールの違いについて簡単に触れておきましょう。
「手紙」と「電子メール」の違い

 メールという言葉の響きから、電子メールは一般に「コンピュータを使って送受信される手紙である」と捉えられています。けれども、この2つの間にはかなり大きな違いがあります。
 ちなみに日本語の手紙というものは、日本語の書き言葉の伝統を色濃く継承しています。伝統的な手紙の形式に則って書くことが出来るということが、すなわちその人の社会人としての教養の証となるのです。何れにせよ、そのルールはかなり複雑です。それため、手紙を書くことに苦手意識を持つ人もは少なくありません。

 一方、電子メールの場合、形式的ばった書き方はむしろマナー違反。逆に、出来るだけ簡潔に用件だけを済ませる方がよいとされます。なぜそういうことになったのでしょうか。それは、電子メールという仕組みそのものの生い立ち、すなわち電子メールの文化的な背景に由来しています。すなわち電子メールが、アメリカというプラグマティズムの国で誕生したこと、研究者間の情報交換という実用的な目的で開発された技術であったことなどから、電子メールにおける「作法」も自然と実用性や効率を重視したものとなった次第です。
なぜ、作法を知る必要があるのか?

 形式ばった書き方がマナー違反だというのに、それでは、なぜ「作法」などというものを知らなければならないのでしょう? 

 ひとつには「技術的な理由」があります。電子メールはコンピュータ上でキーボードを使って書かれるものであり、回線を通じてデジタルデータとして送られ、コンピュータの画面上で読まれるものです。お互いのコンピュータが「共通のルール」を守らなければ、これは実現出来ることではありません。
 この共通ルールは、どんなコンピュータでも使えるだけのかなり緩やかなルールになっています。緩やかなルールというのは、見方をちょっと変えれば「結構色々風に解釈可能である」と言ってもいいでしょう。すなわち、あなたの使っているコンピュータの環境によって、また、電子メールを送受信するアプリケーションソフト(メーラー)によって、少しずつ出来ることが違うのです。これらは一見些細な違いではあるのですが、うっかり知らずにいると、相手が読むことのできないメールを書いてしまったり、大勢の人に迷惑をかけてしまうこともあるので、注意が必要です。

 ふたつ目の理由は、電子メールが「人間同士のコミュニケーションのツール」であるという理由があります。「形式ばらなくてよい」ということは、「相手に不愉快な思いをさせてもよい」という意味ではないのです。要するに、「お互い気持ちよくやり取りを行なうためには「最低限こういうことは守ってほしい」というルールは厳然として存在しているわけです。

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電子メールの構造と形式とちょっとしたコツ

 ここでは、電子メールの作法について知る上において必要となる電子メールの構造と形式を取り上げ、ついでに電子メールのちょっとしたコツについて解説してみました。
電子メールの構造〜ヘッダーと本文〜

 電子メールの形式は手紙に比べると遙かに単純です。まずは、電子メールがどのような構造でできているか、簡単に見てみましょう。


 まず、私たちが目にする電子メールは、「ヘッダ」ーと本文という2つの部分からできています。

ヘッダー
 ヘッダー部分は、メールの表題(件名:英語でsubjectとも言います)や発信人の名前とメールアドレス、発信日付、宛先のメールアドレスと、送信される際に自動的に付与される「経路情報」、すなわちそのメールがネットワークのどこを通って届いたか、などで構成されています。なお、電子メールソフト(メーラー)によっては、このヘッダー情報のうち必要な部分(表題と発信人の名前、メールアドレス)だけしか表示しないものも存在します。

本文
 実際に用件が書いてある部分のことです。
 なお、本文は通常はヘッダーに続いて表示されますが、多くの電子メールソフト(メーラー)では、まず画面に(ヘッダー情報の一部を除いて)本文のみを表示します。詳細なヘッダーを見るためには、たとえば画面を上にスクロールさせたり、メニューからコマンドを選んだりする必要があるのが普通です。

メールを出そうとする人がその場で記述しなければならないのは、通常は「表題(件名:subject)」と「宛先(相手のメールアドレス)」、それに「本文」の3つだけです。自分の名前やメールアドレスは、メーラーに登録しておけば通常は自動的に入ります。また、発信の日付も自動的に付与されます。

電子メールの形式と、ちょっとしたコツ

 本文の書き出しやメールの表題(件名:subject)の付け方にもちょっとしたコツがあります。またこの項では、電子メール独特の習慣である「署名」の付け方も参考までに紹介しておきましょう。

1).表題は用件を明確に

 メールの表題(件名)は用件がひと目で分るように付けます。相手によっては一日に何百通ものメールを受け取っているかも分らないからです。

分かりすい表題の例
  • 新入社員歓迎会への出席確認
  • 緊急!ミーティングの日時変更

分りにくい表題の例:
  • Hello!: 中身を読まない限り何のメールだか分らない
  • はじめまして: 未知の人物からのメールらしいが、それ以上は不明
  • プロジェクトの件: プロジェクトに関連することらしいが、詳細は不明

スパムメールが多くなっている昨今、分りにくい件名や中途半端な件名だと、うっかりメールを開かずに即削除されてしまうる恐れがあります。

2).頭語や結語、時候の挨拶は原則として不要

 電子メールでは、「拝啓」「敬具」のような頭語や結語、また、「時下益々……」といった決まり文句の挨拶は省略するのが普通です。

 では、どういう風に書き始めればよいのでしょうか? 
 初めての相手や余り親しくない人にメールを書く時には、まず「○○様」と宛名を書きます。次に自分の名前と簡単な自己紹介をして、それから用件に入る、というのが無難でしょう。
2).個人宛のメールには「○○様」と宛名を

 相手の名前が分かっている場合は、本文の冒頭に「○○様」と相手の名前を入れます。会社名や所属が分かっている場合は「○○株式会社」「△▽様」と2行に分けて書いてもよいでしょう。
 大体どんな人でも、メールを開いた時そこに自分の名前が書いてあれば直ぐに気がつきます。広告や宣伝のメールではなく、その人個人に宛てたメッセージであるということを示すのに宛名を書くのはとても効果的な手段です。
3).書き出しはまず名前と所属から

 宛名の次は、いよいよ本文です。

 本文の書き出しでは、まず自分の名前を名乗ります。プライベートなメールでは、本名を名乗らずにハンドルネームやニックネームと呼ばれる略称を利用する人が多いですが、ビジネス上のメールの場合は当然ながら本名を使用します。

 その相手にメールを送るのが初めての場合は、まずは簡単な自己紹介を付け加えましょうす。自己紹介といっても、自分の所属する会社や部署名担当する仕事の内容などを用件に関連する範囲で書けば十分です。
 また、初めてメールを送る相手の場合は、相手のメールアドレスをどのようにして知ったのかを付け加えるとよいでしょう。電子メールアドレスは住所や電話番号のように名簿や電話帳で検索できるものではありませんので、見知らぬ人からメールが届いた場合、「この人はどこで私のメールアドレスを知ったのだろう」と、少なからず不審に思うでしょう。そこで、たとえば「○○のメーリングリストでお見かけしました」「○○社の□□様からのご紹介でメールを差し上げました」などと書き添えておくだけで相手の印象はぐっとよくなるはずです。

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知っておきたい電子メールの作法

 ここでは、これだけは守った方がよいというマナーと、心懸けた方がよいマナーを取り上げてみました。
電子メールのマナー〜電子メールべからず集〜

 通常の手紙のように、紙とペンだけならどうにでも出来ることでも、コンピュータの画面ではどうにもならないことがあります。相手の画面できれいに表示できるメールを書くために必ずこれだけは知っておきたいことを以下にまとめました。
1) 改行位置とフォント

電子メールは行ごとに改行が必要
 ワープロソフトで文章を書く場合と違って、電子メールの場合は行毎に改行文字を入れる必要があります。メーラーが自動的に改行を入れる設定になっているものもありますが、通常はキーボードのEnterキーやReturnキーを押して改行文字を入れます。この改行文字というのは行が変わることを示す特別な制御文字で、通常はメーラーの画面には表示されませんが、行ごとにこれを入れるか入れないかで、相手に届くメールはずいぶんと違うものになります。たとえば1行の長さが長すぎると、相手側のメーラーが勝手に表示の仕方を変えてしまい、行の後半が切られてしまったり、変な位置で改行されたりして、大変読みにくいメールになってしまうことがあります。

 なお、メールソフトの中には、改行文字が来るまでズルズルと横に長く文章を表示してしまうものもあります。自分の書いた通りに相手に見てもらいたいのなら、次のことを守りましょう。

  • フォントは等幅フォントを使う
     Windowsなら「MSゴシック」、Macintoshなら「等幅ゴシック」などを使います。Proportionalフォントは使わないようにしましょう。

  • 1行の文字数は36〜38文字程度とし、明示的に改行を入れる
     1行の文字数は、上限ぎりぎりの40文字ではなくやや少な目にします。そして、改行を入れる位置は自分で決めましょう。
     なお、メールを書いている最中は色々と推敲もするでしょうから、書き終わって「これで大丈夫」というくらいの段階で、改行文字を入れるようにします。コツとしては、メール本文の記入欄のウィンドウを上記文字数を参考に適当な大きさにして、行末で必ずかならずEnterキーかReturnキーを押す習慣をつけるとよいでしょう。



1) 機種依存文字に注意

 あなたのパソコンで入力できる文字が他の人のパソコンやメール端末で表示できるとは限りません。入力できても送ってはいけない文字があることを覚えておきましょう。

使ってはいけない文字と記号
半角カタカナ文字 ※これは絶対に使ってはいけません
○付き数字やローマ数字
年号、Tel、○付き漢字、()付きの株式会社、有限会社などの表示
メートル、キログラムなどの単位を表わす文字
トランプのスーツ、()付きの英字
Windows固有漢字
一部の記号

使って安心な文字と記号
半角英数・記号(例:123,ABC,abc,!"#$%....)
全角英数・記号(例:123ABC!@#)
全角ひらがな・カタカナ(例:あいうえおアイウエオ)
ほぼ全ての漢字(※Windows固有漢字を除く)
全角記号文字(※ただし下図に表示されている物のみ)
使って安全な文字と記号の例
※上図に示されている以外の記号文字はその使用が著しく制限されます。

その他のマナー〜電子メールのちょっとしたコツ〜

 電子メールは人と人とのコミュニケーションのツールです。お互いが気持ちよくメッセージのやり取りを行なうためにもマナーは大切です。上で触れた以外に、電子メールならではのちょっとしたマナーを箇条書きにしてご紹介します。
作法1:件名がすべて

 メールの件名(subject)は、新聞で言うなら見出しに当たります。忙しい人は、メールの件名だけで、いま読むか後回しにするかを判断します。理想的には、件名がメールの内容を知らせているのもがよいでしょう。
 なお上でも触れましたが、中途半端な件名はスパムと判定されやすいので、注意が必要です。
作法2:手短に

 長いメールを受け取ると、同じように長めの返事を書かなければならないという心理が相手側に働くため、後回しにされやすい傾向があります。すぐ返事が欲しいのなら、要領を得た短いメールに限ります。
作法3:差出人が誰であるかを明示すること

 差出人が誰かきちんと分かるように、メール文末の「署名(シグネチャ)」を忘れないことが大事です。これには、メールソフト(メーラー)の「署名機能」を使うととても便利ですよ。
作法4:電話番号も付ける

 「メールにはメールで答えるのだから、電話番号を付ける必要はないのじゃないか」と考える人が中にはいるかも分りませんが、これは大変な間違いです。メールを受け取って直ちに「電話で応答したい」と思うことは誰にでもあるはず。急ぐ場合や、相手が何か誤解をしているような場合には、直ぐさま連絡を取りたいものです。また、特に誤解を解くためなら電話の方がより効果的ではないでしょうか。なお、この場合にもメーラーの「署名機能」を使って電話番号などを記入しておくと、とても便利です。
作法5:用件をはっきり書くこと

 質問の答えがほしいのか、それとも単に用件が伝わればよいのか、或は何らかの行動を取ってもらうよう要請しているのか、鮮明に書くことが肝要です。これは、お互い円滑なコミュニケーションを取るためにとても大事な点です。
作法6:返事は素早く

 メールを送る人は、内心では直ぐに返事がもらえると期待しています。ビジネスなら、その日のビジネス時間帯に返信するのが暗黙のルールになっています。いま直ぐきちんとした返事が出来ないのなら、受け取った旨を知らせるだけでも相手は安心します。
 また、インターネット上の電子メールは、実は必ず届くという保証はありません。比較的稀ですが、時には届くのに数日かかってしまうこともあります。相手側のプロバイダや社内ネットワークのトラブルであったり、あるいは電子メールが送られてゆく途中の経路で何らかの問題が発生していたなど様々な原因が考えられます。そのこととも関連しますが、電子メールを発信した側では、それがいつ相手に届いたのか、相手が読んだかどうかは返事をもらわない限り分りません。そこで、会議の時間の変更連絡や急ぎの連絡などは、些細な事がらであると感じても返事を書きましょう。それがメールを読んだという印になるのです。
作法7:引用は最小限に

 電子メールに返事を書く際に、元のメールの一部分をそのままコピーして返事の一部として利用することを「引用」といいます。引用した部分を明確に区別するため、通常引用した行の先頭には、>符号を付けます。実際には、メーラーで「返事を書く」というメニューを選ぶと、自動的に元のメールの先頭に>を付けた状態で返事を書く準備を整えてくれます。しかし、これは元のメールにどんな内容が書いてあったかを、いちいち参照しなくてすむという点では勝れていますが、濫用すると非常に読みにくいメールになってしまいます。引用は最小限に留めるのがスマートなメールの書き方と言えるでしょう。
作法8:複数の用件は箇条書きで

 相手にいくつもの用件を伝えたり質問する場合は「箇条書き」がよいでしょう。本文の中に用件や質問が埋もれていると、質問の全部に返答がもらえない場合があります。「質問したのに答えてもらっていない」と感じる場合は、「質問の仕方が悪かったのかも知れない」と考えるべきでしょう。
 なお、下でも触れますが余りに箇条書きの件数が多い場合は、相手に心理的な負担を与える恐れもありますし、メールを幾つかに分割して送るのも一つの方法です。
作法9:メール1通につき用件は1つが原則

 上記の作法とは矛盾しますが、本当は、重要な用件がいくつもある時は、メール1通につき用件を1つに限ることです。箇条書きする場合でも、箇条書きの件数が多い場合は、メールを幾つかに小分けした方がよいでしょう。何れにせよ、バラで受け取るとバラで処理しやすいからです。ちなみに、複数の用件がメール1通にまとめられていると、一括して答えようとする心理が働き、返事が遅れがちになります。
作法:無闇にメールを転送しない

 同じ内容を複数の宛先に送る同報、自分に届いたメールをそのまま別の宛先に送る転送などは、まさにデジタルデータの特質を利用した電子メールならではの便利な機能です。しかし、メール転送の際にはひとつだけ守らなければいけないマナーがあります。チェーンメール化を防ぐためにも、たとえどんな場合であってもメールを複数の人に転送してくれるように頼むことは極力控えましょう。
作法10:感情を抑えて

 電子メールでよくやる失敗は、ついつい書きすぎてしまうことです。スクリーンに文字を打ち込んでゆく過程では相手の表情や顔色は見えず、一方的になりがちです。つい一言多くなりやすいので、素っ気無いぐらいがちょうどよいのではないでしょうか。
 特に相手に抗議する内容のメールは慎重を要します。感情を抑えるために、わざと数時間遅らせて送るとか、場合によっては翌日に回すことも必要かも知れません。また、感情的になりやすいため、事務的な内容ならまだしも、メールは夜中には書かない方がよいと言われます。
作法11:添付ファイルは気をつけて

 添付ファイルを送る場合は、相手が同じソフトを持っているかどうか予め確認することも必要です。ファイルを送ってもらったのはよいが、開けられなくて相手をイラつかせてしまうこともあるからです。時間も無駄になって非効率です。
作法12:ローカルルールを尊重しよう

 社内メールやメーリングリストなど限られたコミュニティの中で電子メールを書く際には、そのコミュニティの中でだけ有効なルール、すなわちローカルなルールが決められていることがあります。電子メールコミュニティに参加するときは、そのコミュニティのルールを尊重しましょう。
作法13:最後にもう一度確認を

  送信ボタンをクリックする前に、一息ついて、本当に内容が適切で問題がないか、また、誤字脱字・誤変換がないか、もう一度見直しましょう。そして、送信相手が間違いないかの確認も忘れずにするようにしましょう。たとえばメーリングリストでありがちなミスなのですが、個人宛に送ったつもりのメールを全員に送信してしまったりといった失敗がよくあります。気もそぞろな状態で送信ボタンを押さないように心懸けましょう。
作法14:メールに頼り過ぎない

 メールが余りにも便利なツールであるため、対面や電話・郵便によるコミュニケーションが疎かになってしまいがちう傾向があります。シャイな人にとってはメールはとても有難いツールですが、メールは万能ではありせん。また、重要書類を添付で送る場合などは、電話などで声を掛けて相手に確認することも必要でしょう。相手が数日にわたってパソコンから遠ざかっている場合もありますし、ウイルス対策ソフトの仕様などで添付ファイルが受け取れない場合もあるからです。

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