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今年も四分の三が終わりました。
普段の各所のお手入れにより
年末の大掃除が楽になります。
今回は床に関するお手入れ方法をご紹介

 大掃除特集3ヶ月連載です11月、12月もぜひ

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フローリングの お手入れは?

キッチンやトイレの床のお手入れは

ジュウタン・カーペットのお手入れは

畳のお手入れは(おまけ・・畳の良さ)

フローリングの お手入れは?

自然の風合いで、人気の高いフローリング。 カーペットに比べ、お掃除がらくで、ダニなどハウスダストが少ないために、フローリングを選ぶご家庭も増えています。 とはいっても、フローリングは意外にキズがつきやすくデリケート。 美しさやツヤを長持ちさせるために、普段のお手入れが大切です。

材料を知る
ご家庭で使用されているフローリングは、天然の木を薄くスライスした化粧単板を合板の上に張り合わせた複層フローリングが主流となっています。複層フローリングは、木材を効率よく使え、デザイン性や施行性にすぐれ、価格も手頃です。

お手入れは
  水ぶきをするとその継ぎ目から水が入り、突板がはがれてしまうことがあるので、水を使ったお手入れはおすすめできません。フローリング専用ワックスを使ってのお手入れがベストですが、この場合滑りにくいタイプを選ぶようにしてください。とくに家具用ワックスは滑りやすいようです。
 ワックスを塗る周期は種類によって異なりますが、3カ月に1度が目安です。
 

普段は、ホコリを掃除機などで取り、ざっとからぶきをしましょう。最近の紙を使ったふき取りようの機器を利用すると便利です。
  ○こんなことに注意しましょう。

■紫外線を防ぎましょう、直射日光は、表面を酸化させ、色あせします。カーテンなどで強い日差しをさえぎりましょう。

■ホットカーペットやストーブの噴出口など、熱がかかるところはひび割れの危険があります。カーペットなどで熱対策を。

■椅子や机などの脚には、カーペットを引くか、市販の傷防止緩衝材を使いましょう。

■重量物を置く場合は、子板などの面のあるもので重量を分散しましょう。

■薬品や灯油、洗剤などまた、珈琲、醤油などの食品で変色の可能性があります。対策は何よりも直ぐふき取りをすることです。

フロ−リングの傷はウッドパテで
ものを落としたり引っかいたりしてできるフロ−リングの傷。表面だけの引っかき傷は、クレヨンや絵の具を塗って隠します。専用のクレヨンも市販されています。深くえぐれている傷は、マイナスドライバ−の先にサンドペ−パ−をあてて傷口の表面を平らにしてから、ヘラで市販のウッドパテをすり込みます。色は絵の具で調整することもできます。
キッチンやトイレの床のお手入れは

キッチンやトイレも長尺塩ビシート(クッションフロア)がよく使われています。カラフルなデザインが豊富で、ファッション性にとみ、機能的には弾力性があるので疲れづらく、これからの季節はフローリングに比べて冷え込みが少なく温かみがあります。耐水性も有り便利な床材です。

 日常の手入れはからぶきか水ぶきで十分ですが、頑固な汚れの場合は住まいの洗剤を薄めてぞうきんでふき取りましょう。
 ただし、長尺塩ビシートは、継ぎ目の防水性が高くないため、水をこぼしたままにしておくとシートの裏側に水がまわり、シートが浮いてしまうこともあるので注意してください。
 また、長尺塩ビシート専用のワックスを塗っておくとツヤも出るし、汚れにくくなり長持ちします。
 凹凸がある長尺塩ビシートはくぼみに汚れが入り込んでしまって、普通の拭き掃除では落ちません。住まいの強力洗剤を塗り、4〜5分してから、タイル用のブラシで円を描くようにこすって汚れを落とします。ボロ布でふきとってから雑巾で清拭きをします。

ジュウタン・カーペットのお手入れは
  ●普段のお手入れ
電機掃除機で埃を除去するだけで十分です。頻度は最低週に1、2回です。その時、付着した粗ゴミは除去し、汚れなども確かめながら掃除機で埃を吸い取ります。 どんなジュウタン・カーペットでも織りの組織の関係で毛足(パイル)は一方向に向いていますから、毛足を起こす方向に掃除機をかけるとより効果的です。
  定期的なお手入れ 
   1. 日干しと埃の叩き出し
半年に一度は、天気の良い乾燥した日に、ジュウタン・カーペットを裏返して数時間日に当てて干します。その後、ジュウタン・カーペットの裏側を棒などで軽く叩き埃を叩き出します。その後、上記の掃除機がけを行ないます。
   2. 拭き掃除
拭き掃除も効果的です。これも半年に一度はやりましょう。まず、バケツにぬるま湯を入れ、キャップ1〜2杯の中性洗剤を溶かし、固く絞った雑巾で拭きます。 その後水洗いした雑巾で洗剤が残らないように拭き上げます。更に乾いたタオルでから拭きをすれば完璧です。
  ●汚れた時のお手入れ
液状のものをこぼしたり汚れが付いた時には、できるだけ早く処理することが大切です。放っておくとシミになり取れ難くなります。
  • 液状のものの場合は、とにかく素早く乾いた布や紙で吸い取ることです。ジュウタン・カーペットに染み込んだ分は、上記の拭き掃除の要領で拭き取ります。
  • 取れ難い汚れの場合は、シミ取りの方法に順じて取ります。
  • それでも取れない時は、あまり無理をせず、専門業者に任せましょう。
  ●ジュウタン・カーペットのクリーニング
通常はジュウタン・カーペットのクリーニングは不要だと思ってください。洗濯すると、どうしてもジュウタン・カーペットが痛んだり色が変ったりしやすいので、高価なジュウタン・カーペットほど極力クリーニングは避けましょう。よほど汚れがひどい場合や何かで汚した場合にのみクリーニングが必要です。 クリーニングと言っても、洗濯機で洗う訳ではなく円形のブラシを回転させる機械で洗います。その際、洗剤液を使うウェットとパウダー状の洗剤を使うドライがあります。 高価なジュウタン・カーペットですとドライのみのはずですが、もしクリーニングに出されるのでしたら念のため業者に確認された方が良いですね。専門業者は、電話帳の「カーペットクリーニング」で探せます。



 
ジュウタン・カーペットは【普段のお手入れ】が一番大事です。床部分と違い、埃などの汚れはどんどん内側へ入り込み、蓄積されていきます。内側へ入り込む前に表面の埃を掃除機で除去してやることが、簡単で最も効果的なお手入れ方法なんですね。以上「ジュウタン・カーペットのお手入れ方法」でした。
畳のお手入れは(おまけ・・畳の良さ)

最近畳のよさが見直されています。
和室としての利用のみでなく、リビングの一部に畳を敷いくなど新しい感覚で利用されてきています。畳の掃除方法とうまい使い方で畳の良さを味わいましょう。
  ●畳は、こんなことを嫌います
・掃除をマメにしないと、カビが生えます。
・足のある家具は、畳が傷む原因です。
・畳を洗剤などで拭くと、色が変ります。食べこぼしは、大敵です。
・密閉した部屋は、カビ・ダニが発生しやすくなります。
・直射日光を遮らないと、畳は変色します。
・畳の上に、ジュウタンやカーペットの重ね敷きは、ダニ・カビのもとです。  
手入れを怠ったり不注意などで、畳が変色したり、カビが生えたり、ダニが発生したりする場合があります。このような時は、下記の方法でお手入れ下さい。

  ●畳 こんなとき!
・畳にカビが生えてしまった
 消毒用のアルコールをスプレーするか、布に浸みこませ拭き取って下さい。
・ダニが発生した
 掃除の回数を増やしたり、自然通風に心掛けて下さい。
 事前に防虫シートを活用すると、ダニの発生が抑えられます。
畳表に折り目あとがある
 梱包の時ついたもので、シミやキズではありません。
 畳表は天然い草ですから、折り目あとは、しばらくすると自然に直ります。

 お住まいの畳表は4〜5年を目安に、新しいものに張り替えましょう。

  ●畳 掃除方法!
タタミに掃除機をかけるときはタタミの目をキズつけないように、必ずタタミの目にそってかけるようにします。
タタミのシミや汚れは古くなった歯ブラシに弱アルカリ性洗剤をつけてタタミの目にそってこすります。その後水拭きをして洗剤を拭き取ってからから拭きします。
タタミのへりの汚れは消しゴムでこすると落ちますが、こびりつきのひどい場合には歯ブラシを使います。この時強くこすらないようにします。


  ●畳の良さを考えてみました


触って

畳が快適な理由のひとつとして、ソフトな弾力性と優れた「吸放湿性」が
あげられます。

人が畳の部屋に寝た場合、一晩でかいた汗の3分の1は、畳が吸収してく れるといわれています。しかも、吸収するだけでなく、室内が乾燥すると、畳は室内を快適な条件に整えるために適度の水分を放出するという機能も あるのです。畳の部屋が心地良いのは、畳のこんなやさしい働きのためな のです。

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視て

畳の部屋にいるとなぜだか落ち着く。日本人なら、常日頃感じている事です。
これは、人間の目に映る色彩の落ち着き感とともに、皮膚が感じる「光」と関 係しています。人間の皮膚は呼吸していると同時に光も吸収しています。そし て人は、自分の皮膚の色に近い反射率の色を感じると安心できるという本能が あります。畳の部屋の反射率は、日本人の皮膚の反射率とほぼ同じ。だからこ そ、日本人にとって畳の部屋は安らぎを覚える空間なのです。

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聴いて

畳の部屋に入ると、衣ずれの音にもなんとも言えない静寂さを感じます。これ 、畳が持っている吸音性と関係しています。部屋の中の余分な音を、畳はや さしく吸い込んでくれるのです。フローリングの部屋だと下の階に響くような 音も、和室だと気にならないというのは、畳が音を遮ってくれるからです。そして、この遮音効果が私たちに心の安らぎをもたらしてくれるのです。

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香って

畳の部屋でリラックスできるのは、畳のかもしだす特性の匂いと関係していま 。畳の香りとは、主にイグサの香りです。このイグサの香りには鎮静効果が あり、まるで部屋の中で森林浴をしているのと同じような効果をもたらして くれます。この心地良い香りで、私たちは自然に呼吸が深くなり、心身ともに リラックスできるのです。

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