※ 蒸発残留物 : カルシウムやマグネシウム、ナトリウムやカリウム、鉄やマンガンなどの鉱物質、いわゆるミネラル分が大部分を占めます。ほどよく含まれると水の味がまろやかになりますが、多くなると水に渋みや苦み、あるいは塩味を感ずるようになります。ただし、鉄やマンガンは俗に「カナケ」と言われる異臭味を水に与えます。
※ 硬度成分 : カルシウムやマグネシウム分のことで、ミネラルの主要成分ですが、これが不足すると水の味のまろやかさが失われます。硬度成分のない軟水がこの例で、美味しくありません。
※ 遊離炭酸 : 水に溶けた炭酸ガスのことで、これが水にたくさん含まれると、サイダーなどの炭酸飲料と同じように水に清涼感を与えます。
※ 過マンガン酸カリウム消費量 : 水中の有機物濃度の指標になる数値です。これが多いと水にカビ臭などの異臭味をつけます。
※ 臭気度 : 測定しようとする水を無臭の水で希釈し、無臭になったときの希釈倍数を言います。特に「カビ臭」や「ドブ臭」が問題になります。
※ 残留塩素 : 水中に残っている、消毒用に使用され塩素の量です。水道水は必ず塩素で消毒しますので、多くの人はこの臭いになれているようです。しかし、水中にフェノールなどがあれば悪い異臭味をもつようになります。
※ 水 温 : 水温は特に水のおいしさを左右する要因となります。冷たい水のおいしさは格別です。8〜12℃の水は、人に最も清涼感のあるおいしさを感じさせると言われています。
※ 小さな集団 : 水の分子のところで説明をした小さな集団を作るみずであることも重要な要素です。