マイナスイオンとは |
イオンとは電気を帯びた目に見えない原子および分子のことです。
原子や分子のイオン化は様々な形でおきます。マイナスイオンは放電やレナード効果(滝効果)などから発生します。
具体化したものとしては、各種要因により物質がマイナスに帯電し、水分が付着しているものと推定されます。
空気中にはプラスとマイナスのイオンが存在しています。
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原子のモデルで考えると、原子の中心に原子核がありその中に陽子(+)と中性子があります。原子核の周りは電子(−)で囲まれており、通常陽子(+)と同じ数の電子(−)があります。ところが、この電子は自由に飛び交っており、別の原子のところへ行ったり来たりしています。
原子が別のところから電子を得たもの(負の電荷を持った)をマイナスイオンといい、逆に別のところへ電子を失ったものをプラスイオンといいます。
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森林や滝のそばには、マイナスイオンがとても多く存在しており、人はこうした自然に触れると爽快感やリラックス感を感じます。
一方、市街地や工業地帯ではイオンのバランスが崩れ、プラスイオンが多くなっているといわれています。
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現代社会はプラスイオンが蔓延、各種ストレスの原因に
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●空気中のイオンバランス(単位:個/CC)
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最近、ひとの快適性やストレスの軽減に空気中のマイナスイオンの有用性が注目されてきています。保養地療法やタラソテラピーは、仕事からの開放、隔離などによる心理的な要因が働いているものと考えられてきましたが、空気中のマイナスイオンが関係していることも考えられます。
私たちは、フリッカー計による疲労度の解析、脳波の周波数解析、手のひらの局所発汗量や末梢皮膚温度による精神的身体的ストレスの解析、呼吸ガス分析装置による運動能力の解析などの研究で、マイナスイオンが多くある環境のほうが、ない環境より明らかによい結果を認めています。
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善玉 マイナスイオンと 悪玉 プラスイオンともいえます。 |
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プラスイオンがもたらすもの |
物質はすべて分子で構成され分子はイオン化された状態で存在します。
地球には本来、マイナスイオン対プラスイオンがおおよそ 2:1 の割合で、マイナスイオのほうが多く存在しているものです。しかし、近年、多くの電子・電気機器や、排ガスによる空気の汚れ、化学製品により、その割合がくずれ、特に都会では、プラスイオンが多くなってしまっています。
生物は、プラスイオンからいろいろなストレスを受け、多くの景況を受けています。
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プラスイオンが多くなると、生体の活性化が阻害され、血液・体液が酸性に傾いて、とくに生命活動に重要な役割を果たす免疫力が低下します。免疫力の低下により、細胞膜におけるナトリウムやカリウムなどの電解質や老廃物の通過が悪くなり、栄養成分も細胞内に入りにくくなります。悪い老廃物が外に排出できなくなると身体に毒素が溜まり、病気が誘発され、老化が進行します。そのため、各組織や自律神経が不調となり、リウマチ・神経痛・慢性病などあらゆる疾患の原因となります。
大気プラスイオンが多いと気分が優れず、 肩こり・神経痛・偏頭痛・不眠などの症状で悩むことは誰でもが体験することでしょう。ましてや、排気ガスや工場の煙等による大気汚染の近くでは、健康な人でも不快な気分になるばかりでなく、アトピー・喘息などのアレルギー症状、慢性疾患の原因にもなります。これらの有害物質が直接体に影響を与えることはもちろん、これら物質によるプラスイオンの影響が大きいことを認識する必要があります。
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身体への影響と効能には、諸説あります。上記内容は、その一部の例文の引用で、絶対にプラスイオンが弊害を起こすとか、マイナスイオンがすべてを解決するものではありません。 |
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● プラスイオンの発生場所と原因
交通量の多い交差点 |
自動車の排気ガス |
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工業生産活動によるバイ煙 |
オフィスビル |
タバコの煙 |
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壁紙・床材・接着剤など科学物質 |
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パソコン・コピーなどの電子機器(特にCRTディスプレイ) |
家 庭 |
テレビ・電子レンジ家電製品 |
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壁紙・床材・接着剤など科学物質 |
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パソコン
(特にCRTディスプレイ) |
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タバコの煙 |
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ハウスダスト |
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湿った風呂場 |
車 中 |
エンジンからの電磁波 |
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内装材からの化学物質 |
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排ガス |
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そ の 他
電車のモーター・高圧線の付近・携帯電話ほか多くの便利グッズ |
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車、各種電化製品など文明の発達とともに、生活は便利になりましたが、変わりに環境汚染の問題になりつつあります。携帯電話、パソコン、テレビ、冷蔵庫、電子レンジなど家庭に、欠かせない電化製品が溢れています。これらは、少なからず電磁波を出して、空気中のプラスイオンを増加させています。
オゾン層の破壊が進むにつれ、紫外線も強くなり、プラスイオンの増加原因とも言われています。強い紫外線の影響で、お肌の酸化が進み、シミなどお肌のトラブルも懸念されています。最近では、紫外線の害を光老化ともいわれています
近年プラスイオンが増加し、人々に様々な影響を与え、いろいろな問題を生みだしていえると思われます。
あなたは、疲労感、倦怠感、不眠、偏頭痛、イライラ、花粉症、喘息、シックハウス、アトピー等に悩まされていませんか。これらの症状は、現代の生活環境が大きく変わり、プラスイオンを増加させる要因が増えたことが1つに考えられます。
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有害物質・有害要素を完全になくすることは無理に等しいですが、付帯するプラスイオンは、マイナスイオンを発生させることにより多くの有害成分・要素の悪影響を大幅に軽減してくれるのです。
だから、今マイナスイオンが注目されているのです。
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自然を大切にすることも大切です
森林の伐採などが進み、自然の木々が減少されると空気が浄化されにくくなり空気中のプラスイオンが増え、イオンバランスが崩れます。
緑を大切に、プラスイオンの発生を生活環境から少なくするようにしましょう。
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