| クール・ビズとは |
環境省では「愛・地球博」の開催とあわせて、地球温暖化を防止するため、
夏のオフィスの冷房設定温度を28℃程度にすることを広く呼びかけ、その一環として、28℃の冷房でも涼しく効率的に働くことが出来るような「夏の軽装」を推奨しました。そこで、「涼しく効率的に格好良く働くことができる」というイメージを分かりやすく表現した、夏の新しいビジネススタイルの名称を一般の方から募集し、約3,000件の応募がありました。そこで採用されたのが「クール・ビズ(Cool
Biz)」です。
|
クール・ビズ名づけ親 新聞記事より
|
一日から始まった政府の地球温暖化防止のためのビジネス軽装「クール・ビズ」。この愛称は、環境省が一般公募したもので、名付け親は調布市のビル総合管理会社「フクヤサービス」で営業主任を務める田形英明さん(31)、立川市羽衣町。三千二百通の応募の中から、ただ一通のアイデアだった。
「その場の思いつきで応募したが、これほど大きく扱われるとは思わなかった」と、田形さん。携帯電話のインターネット公募懸賞サイトで募集を知り、英語で「涼しい」と「かっこいい」の意味を持つ「クール(COOL)」と、ビジネスの短縮形「ビズ(BIZ)」を組み合わせたこのフレーズが思い浮かんだ。すぐに応募したが、環境省から当選の連絡が来るまで、忘れていたという。
田形さんは営業マンとして、真夏でもスーツにネクタイ姿で都内を走り回っている。クール・ビズが始まったが、「日本人気質なんですかね、人と会う仕事ですからいきなりは外せません」と、ネクタイ姿で苦笑いする。猛暑だった昨年の夏などは、下着のTシャツの替えを持ち歩いた。「日本の夏は本当に苦しく、軽装になれば相当効率が上がると思う。個人的には、早く一般にも広がってくれれば」との期待も。
田形さんは愛・地球博(愛知万博)で五日に開かれる国連世界環境の日、エコフェスティバルに招待されている。「ネクタイは締めて行けないですね。どんな格好で行こうか考えています」と笑顔で話していた。
このように「クール・ビズ」は、ごくごく最近生まれた言葉なのです。
|
| 京都議定書 |
(1)気候変動枠組条約
大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン等)の増大が地球を温暖化し自然の生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあることを背景に、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的として、1992年の地球環境サミット(UNCED。於リオ・デジャネイロ)で署名のため開放された条約。1994年に発効。現在我が国を含む188カ国及び欧州共同体が締結(平成16年5月現在)。
(2)京都議定書
上記枠組条約の目的を達成するためCOP3(第3回締約国会議)で採択された議定書。先進国等に対し、温室効果ガスを1990年比で、2008年〜2012年に一定数値(日本6%、米7%、EU8%)を削減することを義務づけている。また、右削減を達成するための京都メカニズム等を導入。我が国は平成14年6月4日締結。現在140カ国及び欧州共同体が締結している(平成17年2月2日現在)。ロシアの締結により発効要件が満たされ、平成17年2月16日に発効。
(3)京都議定書の骨子
●対象ガスの種類及び基準年
(1990年を基準年)
●約束期間
・第1期は、2008年〜2012年の5年間
●先進国及び市場経済移行国全体の目標
・少なくとも5%削減
●主要各国の削減率(全体を足し合わせると5.2%の削減)
・日本:−6% 米国:−7% EU:−8% カナダ:−6% ロシア:0% 豪州:+8% NZ:0% ノルウェー:+1%
●米国が不参加というかたちで見切り発車
|
| クール・ビズ=地球温暖化防止キャンペーンの一環 |
京都議定書に定められた、CO2削減の努力目標へ、なかなか進まない実態を踏まえ、また、環境をテーマとした「愛・地球博」の開催に合わせて、政府・環境省などが率先してCO2削減の対策に乗り出しているというイメージと地球温暖化対策の国民への浸透をはかるために始めたキャンペーンです。
2005年 夏季の省エネルギー対策についてにも明記されています。
●政府自ら一層の省エネルギーを進めるとともに、地方公共団体等に対し同様の取組を行うよう強く協力を要請する。
●政府は、省エネルギーが新しい積極的なライフスタイルであるというイメージの構築を図るとともに、そのようなライフスタイルを子供たちや若い世代が受け入れられるよう広報の実施やエネルギー教育の実施等を図る。
●国民にとって省エネルギーが、我慢、節制という消極的なイメージ(生活像)ではなく、21世紀における新しい積極的なライフスタイルであるというイメージの構築を図る。
このような方針のシンボル的な存在が「クール・ビズ」です。政府や議会で、「かっこいい」とはいえかねますが、マスコミなどでも多く報じられ、目で見える「シンボル」として初期効果は非常に大きなものになっています。
|
[ ページトップ ] [アドバイス トップ]
|
| 地球温暖化防止運動・・自分で出来ることを一つずつ |
地球温暖化問題は経済社会活動、国民生活全般に深く関わるもので、国、地方公共団体、事業者、そして国民一人ひとりが協力して取り組むことが必要です。そこで、京都議定書の発効を契機として、愛・地球博や地球温暖化問題をメインテーマにしたG8サミット、温暖化防止に関係する各府省によるイベント・キャンペーン等と効果的に連動し、経済界を始めとする各界と連携しながら、各種メディアを有機的に用いて、地球温暖化の危機的状況を伝えるとともに6つの具体的な温暖化防止の行動の実践を促して国民運動を推進する集中キャンペーンを実施します。国民一人ひとりや企業・各種団体が具体的な温室効果ガス削減行動を宣言し、実践していただくことによって、地球温暖化防止の輪を広げていくことを目指すものです。(環境省方針)
これらにはいくつかの側面があります。
エネルギーを消費=CO2の増加=地球温暖化問題やそして、公害問題やエネルギー枯渇の問題・。人口問題・先進国と発展途上国との格差、などなど・・・・。
もっと集約して言ってみると、50億を越す人たちが今の地球環境の中で、共存していけるのかどうかです。すくなくとも、先進国の生活を全ての地球上の人たちが享受出来ないことは事実です。
地球・そして生物全体・私たち祖先が生きながらえていく環境を今私たちが考えなくてならないのです。
|
| 地球温暖化防止「国民運動」の愛称を「チーム・マイナス6%」 |
地球温暖化防止「国民運動」の愛称を「チーム・マイナス6%」と命名されました。
「チーム・マイナス6%」とは、京都議定書による我が国の温室効果ガス削減約束である“マイナス6%”の達成に向けて、個々人で行動するのではなく、みんなで一つの“チーム”のように力を合わせ、チームワークの意識を持って、みんなで一丸となって地球温暖化防止に立ち向かうことをコンセプトとしたものです。
チームリーダーは、小泉純一郎内閣総理大臣(地球温暖化対策推進本部長)で、運営事務局は、環境省の地球環境局、その下に「チーム・マイナス6%」運営事務局が設置されています。
|
| クールビズの中核 : 冷房は28度に設定しよう(温度調節で減らそう) |
夏、エアコンの寒さのために体調を崩す人がいる。そもそもおかしな話ですよね? みんなが服装にちょっと気を使うだけで、これは解決できること。無理な節約するまでもなく、冷暖房の使用を1℃控えるだけで、大きな削減効果が期待できます。家庭では、人がいない部屋のエアコンをこまめに止めることも大切です。会社などでは、設定温度を変えることは、ひとりではできません。まわりの人たちと一緒に、冷暖房の温度に対する意識を高めるようにしましょう。
|
|
例えばこんな工夫
日差しの当たる窓にはカーテンやブラインドをおろすことで、室温の上昇が抑えられます。また、せっかく冷やしたり暖めたりした空気を逃がさないように、窓やドアはきちんと閉めましょう。エアコンのフィルターの汚れも消費電力増につながります。機器のメンテナンスにも気を使いましょう。
|
|
| クールビズの中核 : 冷房は28度に設定しよう(温度調節で減らそう) |
シャワーを1分間出しっ放しだと、なんと10リットルにもなるのです。家族3人なら、1人1分間で30リットル、ペットボトル15本分のムダに。しかも、水だけでなく、ガスや電気を使ってわざわざお湯にしたものを、じゃぶじゃぶ捨てているのです。また、水道水の送水には、たくさんの電気が使われています。頭を洗っているときなど、必要のない時にはこまめにシャワーを止めること。そんな当たり前の心掛けが、地球の未来をつくっていきます。
|
|
|
|
例えばこんな工夫
風呂の残り湯を洗濯に使用したり、節水効果のあるシャワーヘッドなどの機器を導入することも効果的です。実際に使用してみると、それほど不自由を感じるものではありません。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
|
|
| アイドリングをなくそう(自動車の使い方で減らそう) |
停車や駐車時のアイドリングを、無意識のうちにしていませんか? アイドリング時にも、ガソリンは1分あたり約0.014リットルが消費されています。1日5分のアイドリングを止めたとすると、年間20時間(240日として)。特に仕事などで車を頻繁に使われる方ほど、削減量も大きくなります。もちろんその分ガソリン代も節約に。限られた資源を、ムダなく、大切に。停車中は、エンジンをオフ。習慣づけが大切です。
|
|
|
|
例えばこんな工夫
まず、エンジンの暖機から見直しましょう(最近の車はほとんど必要ないと言われています)。エンジンのオン・オフの頻度は、人の乗り降りの間や荷物の上げ下ろしなど通常の範囲でなら、バッテリーに対する影響もありません。1分以上の停止を目安に、エンジン停止を心掛けましょう。
|
|
| エコ製品を選んで買おう(商品の選び方で減らそう) |
新しく家電製品を買うときに、ぜひ注目して欲しいのが「省エネ性能」。エアコンや冷蔵庫などは省エネ性能の表示も普及し、購入の際の目安になっています。中には、年間電気料が数万円単位で違うこともあり、特に古い機器を使い続けている場合、買い替えコストと電気代を比べてみると、愕然とする数字が出ることも。お財布にも、環境にも優しい省エネ製品。特に冷蔵庫やエアコンを買い替えの際には、忘れずにチェックしてみてください。
|
|
|
|
※トップランナー基準製品への買い替えの場合
出典:環境省 環のくらし
|
|
例えばこんな工夫
その他エコ製品は様々な分野で開発されています。ガステーブルの内炎式バーナー、ソーラー発電機器、太陽熱温水器や家庭用潜熱回収型給湯器など。家屋の新築や改装などの際には、各分野のエコ製品を検討してみてください。
|
|
| 過剰包装を断ろう(買い物とゴミで減らそう) |
1人が1年間で使用する手提げ袋は、なんと300枚。買い物の際には専用のバッグをひとつ用意。ふだんのお出かけの際には、小さく折りたためるバッグを常に携帯しておけば、買い物袋は不要になります。また、プラスチックのトレーなども極力避けて、ムダな包装を持ち帰らないようにしましょう。家に帰れば不要になる袋やトレーは、つくる際にも、再生・破棄する際にも、CO2 を排出しています。そろそろ自分の買い物バッグを、当たり前のことにしませんか。
|
|
|
|
例えばこんな工夫
スーパーの一部では、買い物袋が不要であることを示すカードが用意されています。コンビニでも購入した商品が少なければ、手提げ袋が必要か聞かれることがあります。こうした取り組みに積極的に応えることで、少しずつ意識を変えていきましょう。
|
|
| コンセントをこまめに抜こう(電気の使い方で減らそう) |
電気製品を使用していないときに、タイマーなどのために消費される電力が待機電力。ビデオデッキ、オーディオコンポ、テレビ、電子レンジなどが代表的です。そしてその合計は、家庭の電力消費のなんと10%にも。ここまでいくと「少しくらい」とも言っていられない数字です。その対策は、使っていないときに電源コンセントを抜くこと。少し面倒ですが、まずは使用頻度の低いものからやってみましょう。スイッチ付きコンセントの活用なども便利です。
|
|
|
|
例えばこんな工夫
電気製品が集中するのは、テレビやステレオ、キッチンまわり。使うたびに抜き挿しするのが面倒ならば、まずは定期的にコンセントを全部外し、次に使う時にコンセントを入れるようにしてみては。ふだん使わないものほど、抜いたままの状態になるはずです。
|
|
[ ページトップ ] [アドバイス トップ]
|
|