イジメ問題の克服に向けて〜私たちは何をすればよいか〜 |
最後に本項では、上記で解説してきた観点を踏まえ、イジメを克服するにはどうしたらよいのか、私たちは何をすればよいのかについて、学校や家庭、地域などの観点から考察しました。
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学校の取り組み〜イジメを許さない学校づくりのために〜 |
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イジメの発見と解消に学校が全力を尽くそう |
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全教師がイジメ問題の重大性を認識し、小さなサイン・変化を見逃さず、学校全体として一致協力して正面から取り組む必要があります。 |
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イジメられている子どもを発見したら全力で支えよう |
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「弱い者をイジメることは人間として許されない行為である」との認識の下、毅然とした指導を行なうとともに、イジメられている子どもの立場(=味方)に立った親身の指導を行なうことが必要です。 |
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見て見ぬふりの傍観者を許さない学校をつくろう |
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イジメる子どもや、イジメを見てそれを囃したりする子どもはもとより、見て見ぬふりをする傍観する態度は許されないことなんだ、との認識を持たせるよう勤めることが大事です。 |
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正義感や思いやりなど心の教育を充実しよう |
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たとえばロールプレイやグループエンカウンターなどの手法を用いた人間関係づくりを重視するとともに、ボランティア体験を重視したりして、正義感や倫理観、思いやりなど心の教育の充実に努めることも大事です。 |
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教師の使命は子どもの夢を育み、学びがいのある学校をつくること |
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全職員の創意工夫の下、日々の触れ合いを重視して信頼関係を培い、子どもの夢を育み、学びがいのある学校をつくることが急務です。 |
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■イジメの早期発見・早期解消のために |
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教師と子ども、子ども同士の信頼関係を深めること
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□ |
「誰でもイジメの対象となり得る」という認識に立って教師間の連携を密にし、顔色など表情の変化や急に無口になるなどの態度の変化を始め子どもが送る小さなサインも見逃さないこと
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□ |
子どもや保護者からイジメの訴えがあった時は、問題を軽視することなく真剣に耳を傾け、信頼関係を結び、速やかに対応すること
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□ |
イジメの問題が生じた場合は、校長を始めとするそれぞれの教師の役割を明確にするとともに、具体的な改善策を講じ、継続的な指導に努めること
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□ |
何でも気軽に相談できる窓口を設けるなど、日頃から家庭や地域・関係機関等に積極的に働きかけて情報を得ることで開かれた学校づくりに努め、家庭や地域社会との協力関係を築いてゆくこと |
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■子どもの夢を育み、学びがいのある学校づくりのために |
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日々の学校生活で一人ひとりに活躍の場があり、達成する喜びや所属感、自己存在感が味わえる子どもが主役の教育活動を展開する
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□ |
子ども一人ひとりにとって分かりやすく達成感が持てる授業となるよう個に応じた指導の工夫改善に努める |
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イジメを無くす教師の役割〜信頼感と安心感に根ざした学級づくりを〜 |
□ |
学級の一人ひとりは“みんなちがってみんないい” |
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□ |
学級は、一人ひとりのよさを引き出し・生かし・伸ばす場であり、努力し合い、磨き合う場所 |
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学級は、一人ひとりが学級の一員であることに喜びを感じ、安心して学び合い、将来への夢と逞しく生きる力を育む場所 |
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■イジメを無くす学級経営8つの視点〜あなたの学級ではどんな工夫をしていますか?〜 |
□1 |
学級目標は学級全員の思いや願いが十分込められたものになっているか? |
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学級経営とは、保護者の願いと子ども一人ひとりの思いや願いを生かしながら、担任と子どもたちが互いに力を合わせて魅力ある学級づくりをすることです。目標達成を目指す厳しさと仲間意識を支える優しさがあって初めて所属感や連帯感が生まれるのです。
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□2 |
子どもたちの創意工夫を生かした活動が活発に行なわれ、達成の喜びや責任を果たした喜びを称え合う学級になっているか? |
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たとえばみんなの知恵を出し合い、協力し合って成し遂げる創造的な係活動は、自己存在感や自己実現の喜びが味わえる学級づくりに大きな効果をもたらします。
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□3 |
お互いの良さを認め合い、失敗が許される学級の雰囲気がつくられているか? |
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自分とは異なる考えやお互いの良さを認め合うところに信頼が生まれ、好ましい人間関係が築かれます。また、真面目に努力することが最も賞賛され、間違いや失敗を許し合う学級でこそ安心感と磨き合いを生むのです。
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□4 |
子どもたちの話し合う場を積極的に設けて一人ひとりの意見を尊重し、自己選択や自己決定の機会を保障しているか? |
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自己選択や自己決定には自己責任が伴います。一人ひとりの自立を促すためにも、自分たちの問題を自分たちで話し合い、一人ひとりの意志を大切にしたいものです。
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□5 |
意欲をもって張り込める授業、分かる授業の工夫をしているか? |
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どの子も出来るようになりたいのです。教える授業から学ぶ授業への転換を図り、一人ひとりに学ぶ楽しさや成就感が味わえるようにしたいものです。
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□6 |
躾の厳しさや努力の大切さが理解され、ダメなことはダメと言える学級となっているか? |
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成長とは自己中心的な心や言動からの脱皮です。保護者や子どもたちに我慢する心や正義感など豊かな人間性の大切さが理解される必要があります。
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□7 |
一人ひとりの子どもたちとの触れ合いや悩み相談の時間を充分に取っているか? |
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イジメの小さなサインを見逃さないためには触れ合いが最も効果的です。そのための時間を生み出す工夫と努力が求められています。また、いつもと違う表情や態度が見られたり学校を休んだりしていたら、家庭とも十分に連絡を取り合うことも大切です。
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□8 |
学級の問題の解決のために心を開いて他の先生や管理職と気軽に相談したり保護者に協力を得たりしているか? |
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事態が進行する前に心を開いて教師に相談してくれれば、イジメられる子どもには最強の味方になれますし、また、イジメる子どもにはイジメに走る背景を察した指導に教師が自信をもって当たれるようになります。 |
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子どもたちの役割〜いじめをなくすのは君たちです〜 |
■ |
君の勇気を示して下さい |
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イジメられていることを大人に話すことを「チクッた」などと言う人がいますが、イジメを大人に報告することはもちろんチクりではありません。それに、人に何かを相談することは決して弱さの表われではありません。相談が出来る人は冷静で頭がよい強い人です。イジメられているのを話すのは大変だし、勇気も必要です。どうぞ誰かに話をすることで君の勇気を表わして下さい。今まで泣いてきても、悔しいことをされてきても、いま君は勇者です。みんなが君の味方です。話をすることで、相談することで、君の勇気を示して下さい。 |
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■イジメられている友だちを見たり聞いたりしたら |
□ |
イジメられている人の気持ちを考えよう |
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イジメられている人の身になって見ましょう。何と苦しいことか、そして、何と悲しいことか、よく分かると思います。
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□ |
イジメを見ても何もしないのはイジメているのと同じこと。勇気をもって行動しよう |
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こんな時こそあなたの出番です。正義を愛する心、思いやりの心を持ち、勇気を出して、イジメに遭っている友だちを支えて上げましょう。
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□ |
先生や友だちに相談しよう |
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イジメだと思ったら、迷わず先生や友だちに相談しましょう。イジメを無くすことは人間としての務めです。
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□ |
みんなの力で解決しよう |
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学級(ホームルーム)や児童会・生徒会の話題にしてみましょう。みんなの知恵を集めれば、きっとイジメの無い安心して通える学校、楽しい学校が実現するでしょう。 |
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■自分がイジメに遭ったら |
□ |
「嫌なことは嫌だ」と勇気を出してきっぱり言おう |
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イジメを許さず、立ち向かう勇気が大切です。
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□ |
先生や友だち・親に相談しよう |
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一人で悩まないで誰かに相談しましょう。きっと解決してくれるでしょう。
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□ |
自分に対する自信を持とう |
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苦しい時こそ自分の個性や自分の良さを考えてみましょう。きっといっぱい出て来ると思います。そんな自分に自信を持ちましょう。 |
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■自分がイジメる人にならないために |
□ |
“イジメられる人がどんなに苦しい思いをするか”考えてみよう |
□ |
“イジメをする自分の心が如何に醜いか”気づく人になろう |
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家庭の役割〜生きる力の源は家庭にあります〜 |
■ |
家庭の団欒こそは生きる力の源です |
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会話と笑いはストレス解消のキーワードです。家庭での会話と笑いは安心と元気を生み出し、生きる力の源となります。そのためにも家族そろっての食事の時間は大切にしましょう。 |
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■ |
何でも話せて、温かく明るい家庭をつくろう |
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何でも話せる温かく明るい家庭こそが子どもにとって真の心の居場所です。(※毎月第3日曜日は「家庭の日」。家庭の行事を計画したり仕事を分担したりして家族みんなで過ごしましょう。) |
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■ |
“躾ける厳しさ”を持って人生を語れる家庭にしよう |
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人間としての在り方や生き方について語り合い、心豊かに逞しく生きる力を育みましょう。 |
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■ |
周りの人や家族の良さを素直に語れる家庭を築こう |
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周りの人や家族についての心温まる話は素直な気持ちを引き出し、人への思いやりや感謝の心を育みます。 |
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■ |
小さなサインを見逃さないで |
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子どもにも親には知られたくないことはあるものです。沈んだ表情やいつもと違う行動を感じたら、決して見逃さず、温かい言葉かけで子どもの心を支えてあげましょう。 |
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■ |
小さなサインを見逃さないで |
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子どもにも親には知られたくないことはあるものです。沈んだ表情やいつもと違う行動を感じたら、決して見逃さず、温かい言葉かけで子どもの心を支えてあげましょう。 |
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■我が子のイジメを察知した時 |
□イジメられる我が子には |
□1 |
まず我が子の心を支え、我が子を守る親の真剣さを伝えよう |
□2 |
信頼できる友達から情報を得よう |
□3 |
学校(先生)や相談機関に相談しよう |
□4 |
学校と家庭が力を合わせて援助をしよう |
□5 |
場合によっては学校を休ませることも必要です |
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□イジメる我が子には |
□1 |
悪いことは悪いとして毅然とした態度を取ろう |
□2 |
イジメに走る背景を察して共に考えよう |
□3 |
学校(先生)や相談機関に相談しよう |
□4 |
イジメられた子どもの気持ちを思いやろう |
□5 |
学校と家庭が力を合わせてよりよい生き方を学ばせよう |
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■よその子のイジメを見つけた時 |
□ |
見た人にも責任があります。放っておかず、毅然たる態度で注意をしましょう |
□ |
社会連帯の意識をもって親へ、学校へ、警察へ、PTAへ連絡をしましょう |
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地域の役割〜子どもの健全育成は地域みんなの責任です〜 |
■ |
イジメを見た人にも責任があります〜場合によっては親・学校・公的な相談機関へ連絡を〜 |
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先にも述べたように、イジメを見つけた時は、放っておかずに毅然たる態度で注意をしましょう。 |
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■ |
地域の活動に参加し、子ども一人ひとりを知って、声をかける大人になろう |
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地域の行事やボランティア活動、子供会活動などに積極的に参加しましょう。地域の子どもと触れ合うよい機会です。地域の子どもを見かけたら挨拶を交わしましょう。 |
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■ |
他人の良さを心から褒める大人になろう |
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心温まる話題の多い地域でこそ心優しい子どもが育ちます。地域のみんなが他人の良さを認める心、進んで善いことをする心を持ちましょう。 |
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■ |
子どもの模範となる大人になろう |
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自分の弱さを克服しようと努力している大人の姿こそは生きる力のモデルです。子どもたちに大人の一生懸命生きている姿を示しましょう。 |
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■ |
社会のルールをきちんと学ばせよう |
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世の中には自分の思い通りにはならないことがあるのだということを子どもに知らせることも大切です。地域の行事やボランティア活動への参加を促し、共に活動しながら社会のルールをきちんと学ばせましょう。 |
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■地域の子どもの一人ひとりを知り、声をかける大人になるために |
□ |
地域の子どもの教育は地域全体の責任です |
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「子どもは未来社会を託す人たちである」との認識を持ちましょう。
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□ |
子どもたちと触れ合う機会を積極的につくろう |
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子どもたちが参加できる地域の行事や古くから伝わる行事、ボランティア活動、子供会行事などに積極的に参加して子どもとの関わりを持ちましょう。また、地域でそういう機会をつくることも大切です。 |
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■社会のルールを身に付けさせるために |
□ |
大人が日常生活の中で子どもに自らの姿をもって示そう |
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大人自らが交通ルールや挨拶、言葉遣い、他者への思いやりなど子どもの模範となるような礼儀や基本的な生活習慣を子どもたちに示すことです。
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□ |
「社会で許されないことは子どもでも許されない」ことを教えよう |
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「自分勝手で自己中心的な行動は、どんな仲間や間柄であっても許されないのだ」という“人間としてのあるべき行動”について教えましょう。 |
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一人で苦しまないで〜相談窓口の必要性〜 |
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児童生徒の皆さんへ〜決して一人で悩まないで |
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あなたは、未来に出会うであろう人、そして友達や家族にとってかけがえのない存在なのです。一人で悩み、一人だけで考えていないで、近くにいる友達や家族や先生方に話をしてみて下さい。信じること、打ち明けることにより、あなたの心はきっと軽くなります。 |
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イジメの話を聞いて担任にも相談することを本人が了承してくれても、職員室に行って話をすることは殆どの子どもが嫌がります。賑やかで人の出入りが激しい職員室では、やはりそんな話はしづらいのです。相談をしてもらうためには、カウンセリング・ルームのような落ち着いた場所が必要でしょう。
また、イジメ問題が明るみに出ると、学校はまず事実関係を明らかにし、イジメっ子の指導を始めます。それは被害者のためにももちろん必要なことです。ただうっかりすると、大人たちがイジメを止めさせ、反省させることに力を注いでいるうちに、被害者の傷ついた心が置いてきぼりになってしまう危険性も出てきます。大切なのは被害者の心を守ることです。
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最後に〜イジメ克服のためのヒント |
我が子が深刻なイジメに遭った時、親は一体どのように対応すればよいのでしょうか? その対策は子どもの個性によって様々に変わってきますので、一概に“こうすればいい”というマニュアルは存在しません。或はマニュアル化することは、子どもの個性とは逆方向の間違った対応となる危険性すらあるでしょう。
ただ、親の姿勢として心懸けておきたいヒントぐらいはあるで、多少重複もありますが、参考までにそのヒントを紹介して終わりにしたい思います。
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ヒント1:内容を整理しながらじっくりと話を聞く |
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日常的に繰り返されるイジメ。一体何があったのか、子どもの声に大人はじっくりと耳を傾けよましょう。我が子がイジメに遭っていると知ると動揺してしまうかも知れませんが、まずは親自身が落ち着いて子どもの話しをじっくりと聞くことが大切です。「何があったの?」などと質問攻めにせず、子どもの心に寄り添って話を聞きましょう。そして、話を聞きながら、いつ・どこで・誰に・何をされ、どう感じたか、また誰かに相談したかなどを整理し、時系列でノートなどにまとめていくようにするのもよいでしょう。子どもの話の裏付けとなるような証拠となるものがあれば保存しておくことも大切です。 |
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□ |
ヒント2:子どもの安全が最優先と考えること |
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何よりも子どもの命と心を優先し、安全を第一にした選択を考えることが大切です。心と体が深く傷つけられているなら、場合によっては、「いのちを磨り減らしてまで学校にゆくことはないんだよ」と、大人が子どもに話すことも必要かも知れません。ただそのためには、学歴や将来、さらには世間体よりも子どものいのちが大切だと親自身が覚悟を決めなければなりません。(なお、イジメによって子どもの生死が分かれる例は紙一重の差でしかないそうですが、死ななかった子の親は、時に世間から批判を受けるほどなりふり構わず必死で子どもを守っている例が多いとのことです。) |
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□ |
ヒント3:学校や地域で味方を見つける |
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まずは学校の先生や保護者など学校を取り巻く人と連携をし、協力を求めていくようにしましょう。日頃から何かあった時に相談出来る関係を地域に築いてゆくことも心懸けておきたいものです。学校で協力してくれる友だちや保健の先生など子ども自身の味方になってくれる人がいたらなおよいでしょう。なお、学校とは対立関係になるよりも、学校とは協力し合って解決を模索した方が当然子どもの利益につながります。ただ、学校がことを隠したり誠実な対応が期待出来ないような場合は、もちろん納得がゆくまで毅然とした態度で説明を求めてゆく覚悟も必要です。 |
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□ |
ヒント4:味方がいなくても一人で悩まない |
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学校の中に協力者がいない時や対応に納得のゆかない時は、学校外の機関に相談をしてみることもよいかも知れません(ただし、それが学校との新たなる摩擦になることもあるので、行動は慎重に行なうことが鉄則です)。相談機関には行政の相談室やイジメ問題に取り組むNPOなど相談機関は数多くありますが、相談に乗った担当者によって対応が違ったり、また、納得のゆく答えが得られないこともあるものです。そういった時は複数の相談者とコンタクトを取ってゆくのがよいでしょう。
※なお、いくつかの対策を行ないつつ、子どもの心の傷を癒すためにカウンセリングを受けるのもひとつの方法です。ただし「心の専門家」を過信してはいけません。カウンセリングを否定するわけではありませんが、カウンセラーによって一時的に癒されたとしても、根本的な原因であるイジメが続く限り、現実の生活が変わらず、それでは問題の解決にはならないからです。そのことも頭に入れ、「カウンセラーに任せておけば大丈夫」と思い込むことのないようにしましょう。 |
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ヒント5:継続して見守ってゆく |
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“何があっても子どもを守る”という強い気持ちを持ち続け、子どもを継続的に見守っていくことが大切です。親や教師などの大人が介入することで一時的にはイジメや暴力が落ち着いても、その後の状況を注意深く見守り続けることが必要です。イジメは静まった頃に再発することが多いのも特徴だからです。その場合は、イジメの内容はもっとエスカレートし、隠そうとする行動も巧妙になり、問題がさらに深刻になってゆきます。半年から1年は要注意期間だと考えて下さい。
また、イジメが無くなった後でも、イジメられた子どもの心の傷は周囲が想像する以上に大きく、たとえば対人関係に自信がなくなったり、拒食症や不登校、引きこもり、自傷行為などに発展することもあります。場合によっては、その傷は大人になっても癒えないこともあるでしょう。ですから、家族だけで対応出来ない時には外部にも協力を求めましょう。同じ経験を持つ当事者組織などで経験を話し合うことで救われることも多くあるものです。 |
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