| 【1】地震災害に対する心構え |
本節では、地震から身を護るための心構えを如何に箇条書きでまとめました。
|
| 地震から身を守るポイント |
| ■ |
グラッと来たら身の安全を |
|
- まず第一に身の安全を確保する。
- とりわけ頭を守ること。転倒の恐れがある家具から離れ、テーブルや机、ベッド、布団などの下に潜る。その際、座布団やクッション、枕などで頭の保護をする。
- 頭を守る物がない時は、手の平を下にして頭の上で左右から両手で覆う。手の体の内側の動脈を切らないようにすることと、頭への直撃を避ける効果がある。
|
|
|
|
| ■ |
素早い消火&火の始末を |
|
- 小さな揺れの時は急いで火の始末をする。
- 大きな時は、揺れがいったん収まってから「火を消せ!」などと声を掛け合って調理器具や暖房器具などの火を消す。
|
|
|
|
| ■ |
窓や戸を開け出口の確保を |
|
- 地震の時はドアや窓が変形して開かなくなることがあるため、開けられるドアや窓を少し開けて、まずは逃げ道をつくっておく。特に集合住宅やマンションなどは注意が必要です。
|
|
|
|
| ■ |
火が出たらみんなで消火を |
|
- 「火事だ!」と大声で叫び、隣近所にも助けを求め、初期消火に努める。
|
|
|
|
| ■ |
慌てて外に飛び出さない |
|
- 外へ逃げる時は、ガラスや瓦などの落下物に注意すると共に、落ちている破片に注意し、落ち着いて行動する。
|
|
|
|
| ■ |
危険な場所(川辺・崖・狭い路地等)には近づかない |
|
- ブロック塀や門柱、自動販売機などは倒れやすいので、特に注意する。
- 路肩や法面(のりめん)が崩れることがある。
|
|
|
|
| ■ |
崖崩れや津波に注意 |
|
- 山間部や海沿いの地域で揺れを感じたら、早めの避難態勢を敷く。
- 土石流や津波の速度は肉眼で見えたら避難が間に合わないくらい早いので、くれぐれも注意が必要。
|
|
|
|
| ■ |
徒歩避難時には荷物は最小限に |
|
- 指定された避難場所へ、両手を自由にして徒歩で避難する。
- 車やオートバイは使わない。
|
|
|
|
| ■ |
隣近所の助け合いを |
|
- お年寄りや体の不自由な人、怪我人などに声を掛け、みんなで助け合う。
|
|
|
|
| ■ |
正しい情報を入手する |
|
- 噂やデマなどに振り回されないようにする。
- ラジオやテレビ、市役所などの巡回広報で正しい情報を入手する。
|
|
|
|
| 自宅で地震が起こったら |
| ■ |
入浴中に地震が起きたら |
|
- 洗面器やタオルで頭を守り、鏡や窓から離れる。空間の柱が多く、倒れることは少ないので、落ち着いて揺れが収まるまで待つ。
- ドアや窓を少し開けて逃げ道も確保しておく。裸でいる間は窓ガラスや鏡の破片に注意する。
|
|
|
|
| ■ |
トイレに居る時に地震が起きたら |
|
- 家の中では比較的安全な場所なので、慌てて外に飛び出さない。
- 手で頭を保護し、ドアや窓は脱出用に少し開けておく。
- 頭上にタンクがある構造のトイレは、タンクが落下する恐れもあるので早めに脱出する。
|
|
|
| ■ |
就寝中に地震が起きたら |
|
- 布団や枕などで頭を守りながら、転倒の恐れがある家具(タンスや鏡台など)から出来るだけ離れる。
- ベッドで寝ている場合は、迷わずベッドの下に潜り、揺れが収まるのを待つ。
|
|
| ■ |
台所で調理中に地震が起きたら |
|
- 直ぐに火が消せる場合は火の始末をする。ただし、大きな揺れの場合は身を守ることが最優先。
- テーブルなどの下に潜り、鍋やお盆、クッションなどで頭を保護する。
- 揺れが収まったら火の始末をする。
- 床に飛び散った熱湯やコップ、皿、茶碗などの落下物にも注意をする。
|
|
| ■ |
子どもやお年寄りと一緒に居る時に地震が起きたら |
|
- 大きな揺れの場合、子どもはパニック状態に陥り、予想外の行動を取ることがある。なので、子どもの手をつなぐなり抱きかかえるなりして、絶対に子どものそばを離れないようにし、絶えず声をかけて安心させる。
- 病人やお年寄りの場合も、子どもと同様、声をかけて不安感を取り除く。
|
|
|
| 外出先で地震が起こったら |
| ■ |
車を運転している時に地震が起きたら |
|
- 地震を感じたら、徐々に車を左へ寄せてエンジンを停める。
- 揺れが収まるまで車外へ出ず、まずはカーラジオ等で情報を得る。
- 避難する時は、車にエンジンキーを付けたままでドアロックをしない。
|
|
|
|
| ■ |
電車に乗っている時に地震が起きたら |
|
- 急停車することもあるので、吊革や手摺りにしっかりと掴まる。
- 電車が止まったら、係員の誘導に従って落ち着いて行動するようにし、間違っても慌てて非常ドアコックを開けたり、窓から車外へ出たりしない。
|
|
|
|
| ■ |
海岸や崖付近にいる時に地震が起きたら |
|
- 速やかにその場から高台などへ避難する。
- ラジオや場内広報で津波情報を聞く。
- 津波情報が解除されるまで絶対に低所や海辺に近づかない。
|
|
|
| ■ |
地下街にいる時に地震が起きたら |
|
- 構造上潰れる心配はなく、出口も一定間隔にあるので、全部が塞がることもないので、まずは落ち着いて、ガラスや照明器具を避けて壁や柱の陰に身を寄せる。
- 停電になっても非常用照明が直ぐ点くので、落ち着いて係員の誘導に従う。
- 火災が発生したり煙が出てきた時は、鼻や口をハンカチ等で覆い、身を屈めて避難する。
|
|
| ■ |
映画館や劇場にいる時に地震が起きたら |
|
- 揺れが収まるまでイスの間にしゃがみ込み、頭を守る。
- 揺れが収まっても、慌てて出口に行かず、係員の誘導に従う。
- 火災が発生したり煙が出てきた時は、鼻や口をハンカチ等で覆い、身を屈めて避難する。
- 動いていてもエレベーターには乗らず、階段やエスカレータを使う。
|
|
| ■ |
百貨店やショッピングセンターにいる時に地震が起きたら |
|
- 倒れやすいショーケースから離れて、カバンやバッグなどで頭を守る。
- 近くの丈夫な机などの下に潜り込むか、柱や壁際に身を寄せる。
- 慌てて出口に行かず、係員の誘導に従う。
- 火災が発生したり煙が出てきた時は、鼻や口をハンカチ等で覆い、身を屈めて避難する。
- 動いていてもエレベーターには乗らず、階段やエスカレータを使う。
|
|
| ■ |
エレベーターに乗っている時に地震が起きたら |
|
- 万が一、エレベーターが階の途中で止まったら、慌てずにエレベーター内の連絡用送受話器で連絡を取り、係員の指示に従って救出を待つ。
- 天井の点検口やドアをこじ開けてエレベーター内から無理に出ようとしない。
|
|
|
| 地震時に危ない場所のチェック法 |
地震の発生自体は止めることも完全に予測することもできません。しかも、地震による危険は揺れだけではありません。火災が発生したり倒壊した家屋や崖などに逃げ道を奪われたりなど危ないことは色々あるのです。しかし、地震から派生する危険の中には、街を観察することで回避できるものがあります。本項では、危険回避のための観察術を紹介・解説します。これを参考に、普段見えている危険に一体どのようなものがあるかチェックしておきましょう。
| 細い道や古い家屋は火災発生や家屋倒壊の危険がある |
| ■ |
古くから開発された街では周辺の住宅街のチェックが欠かせない |
|
自分の住まいが耐火性の高い新しいマンションだったとしても、周囲に古い家屋や建物が密集していた場合、建物が崩壊、火災が発生して延焼したり、逃げ道を塞がれる可能性があります。そのため、自分の建物の周囲がどうなっているか、普段から確実に見ておきたいものです。 |
|
| ■ |
主要幹線道路は延焼を防ぐものと位置づけられ、沿道では不燃化が進められている |
|
自分の建物の敷地と接している建物がある一画を見るだけではなく、もう少し広域、具体的に言えば最寄りの幹線道路に囲まれたブロック内をチェックします。 |
|
| ■ |
住まいの周辺では幹線道路で囲まれてエリアをチェックする |
|
自治体は防災計画を策定する際、道路や公園などを延焼を遮断するものとして考え、それによって地域をブロック分けしながら防災対策を考えます。たとえば東京都の場合、都市計画道路等を主要な骨格防災軸、それ以下の幹線道路を主要延焼遮断帯などと位置づけ、約800m四方のブロック単位で安全度を考え、防災計画を立案するといった案配だそうです。つまり、ブロック内で火災が起こらなければ、地域を囲む幹線道路が延焼を防いでくれるため安全と考えられているのです。 |
|
| ■ |
築年数を見れば倒壊の危険性も予測できる |
|
そのブロック内で見ておきたい点のひとつは、そのブロック内にどんな建物があるかです。築年の目安で言えば築26年以上、1981年(昭和56年)6月1日から施行された新耐震基準で建てられた建物かどうか。単純に計算すると、築26年以上の建物はダメですし、規模の大きなマンションであれば、法の施行前に建築確認を受けていた可能性もあるので、慎重を期するのであれば、築25年や24年などという建物も避けた方が無難でしょう。 |
|
| ■ |
1階が駐車場になっているなど壁が少ない物件は注意が必要 |
|
築年に関わらず、1階が駐車場になっているなど壁の少ない建物は他の建物より弱くなるので注意が必要です。また、L字型など変型な建物もこれと同様です。 |
|
| ■ |
火災になりやすい木造の建物には注意が必要 |
|
木造住宅も基本的には同じ法規制の下で建築されていますが、マンションよりも耐火性が低いため火災の危険は高くなります。特に建物同士が接して建てられているとか、高齢者が多いなどの場合には、消火活動に支障が出る可能性が高くなります。また、火災が起こっても消火活動が行なわれない可能性が高いので、空き家になっている建物にも注意が必要です。 |
|
| ■ |
車が入れない幅の道はもちろん一方通行の細い道も危険が高い |
|
前面道路の道幅は4m以上が目安です。これは、2階建て家屋が倒壊した場合、4m道路では道が完全に塞がれてしまうためで、道幅は広ければ広いほど安心ということになります。また、いわゆる旗地の場合には、周囲で火災が起きた場合や建物が倒壊した場合、逃げ道がなくなってしまう危険性があります。 |
|
| ■ |
最寄りの避難所がどこかなど見ておきたい点 |
|
上記に加えて、築年数や耐震性をチェックしておきたいのは最寄の避難場所です。小中学校などが指定されていることが多いのですが、意外と耐震化は進んでいないものです。東京でも避難所の3割が強度不足とも言われているので、確認しておきましょう。 |
|
|
| 崖や橋、坂は落下や崩落する危険が |
| ■ |
段差のある土地では崖崩れの危険性も考えておく |
|
被災後の帰宅や避難所への移動を考えると、自宅周辺道路の安全も見ておきたいところです。途中に橋や崖、坂がある場合は、落下や崩落の危険性がないか、その経路が使えなかった場合の帰路や避難路などについても調べてみることが大事です。特に高低差の大きい地域では、道路が遮断されるまではゆかなくても、車が使えなくなくなるだけで日常生活が不便になりますから、注意が必要です。 |
|
|
| 自動販売機や放置自転車、ゴミは逃げ道を塞いでしまう危険が |
| ■ |
古いブロックや石などの塀は崩れて道を塞ぐ危険が高い |
|
災害時には、ごく日常的なものが危険物に変わります。たとえば道幅の細い道に置かれた自動販売機や駅前の放置自転車が倒れて道を塞ぎます。揺れに耐えられず、頭上から看板やバルコニーに置かれた鉢植えが落ちて来たりします。また、古い壁が崩れて道が土砂に埋まったりします。或は放置自転車や自動車に火が燃え移り、爆発することもあるかも知れません。 |
|
| ■ |
放置された自転車は通路を塞ぎ、籠に放り込まれたゴミは火の元に |
|
これは街中だけではなく建物内でも同様です。自分の家の前に自転車や荷物などを置きっ放しにしている人がよくいますが、その荷物が道を塞いで逃げ遅れることもありえます。乱雑に物が置かれている街や場所、建物は、必然的に逃げ遅れや延焼の可能性が高い場所、すなわち危険な場所ということになります。 |
|
|
| 悪い事態を想像、上下左右、周辺も見てみる |
| ■ |
商店街では自販機や道に張り出して置かれた商品などが凶器になる可能性も |
|
商店街では自販機や道に張り出して置かれた商品などが凶器になる可能性もあります。私たちは通常悪いことを想像して街を歩いたりはしません。特にそこに住もうと思って家を探しているような時には、その街のよいところ、楽しいところだけを考えがちです。しかし、危険は常に身の回りにありますし、上で指摘したように、見るつもりがあれば必ず見えているものなのです。従って、「ここに自動販売機がある、便利だ」は、イコール「この自動販売機が倒れたら道を塞ぐ」ということでもあるように、危険を回避するためには悪いことも同時に想像する視点が何より大事なのです。そして、その視点に加え、街を歩く時には、頭上や左右を見たり脇道を歩いて見るなど普段はしない動きをしてみることです。そうすれば、目標地点まで真っ直ぐ普通の歩き方でするよりもより多くの危険を発見することができるはずです。 |
|
|
|
| 参考1:地震から身を守る心得10か条 |
| ■参考:地震から身を守る心得10か条 |
| 地震が起きたらどうすべきか。地震発生時の行動の基準を身につけておかないと、被害を無闇に拡大することになります。冷静な行動を心掛けましょう。 |
|
| ■ 1) |
まず我が身の安全を確保 |
|
何よりも大切なのは命です。地震が起きたら、まず第一に身の安全を確保しましょう。 |
|
| ■ 2) |
慌てず騒がず冷静に、素早く火の始末 |
|
「火を消せ!」みんなで声を掛け合い、調理器具や暖房器具などの火を確実に消します。 |
|
| ■ 3) |
非常脱出口を確認 |
|
特に鉄筋コンクリートの建物内にいる時は、閉めたままだと建物が歪み、出入口が開かなくなることがあるので注意が必要です。 |
|
| ■ 4) |
火が出たらまず消火 |
|
「火事だ!」と大声で叫び、隣近所にも協力を求め初期消火に努めます。 |
|
| ■ 5) |
外に逃げる時は慌てずに |
|
外に逃げる時は、瓦やガラスなどの落下物に注意し、落ち着いた行動を心懸けましょう。 |
|
| ■ 6) |
狭い道路や塀際、崖や川べりに近寄らない |
|
ブロック塀や門柱、自動販売機などは倒れやすいので注意が必要です。 |
|
| ■ 7) |
山崩れや崖崩れ、津波に注意 |
|
山間部や海岸地帯で地震を感じたら早めの避難態勢を心懸けましょう。 |
|
| ■ 8) |
避難は徒歩で、荷物は最小限に |
|
指定された避難場所に徒歩で避難をしましょう。車は使わないようにします。 |
|
| ■ 9) |
みんなが協力し合って応急救護を |
|
お年寄りや身体の不自由な人、怪我人などに声をかけ、みんなで助け合いましょう。 |
|
| ■10) |
正しい情報を掴み、余震を恐れないように |
|
テレビやラジオで正しい情報を仕入れ、噂やデマに振り回されないように心懸けましょう。 |
|
|
[ ページトップ ] [アドバイス トップ]
|
|
| 【2】家族で防災対策をしよう |
本節では、ご家庭でできる地震を中心とした災害対策を紹介しました。日頃から家族で災害対策について話し合い、避難時の対応を決めておきましょう。そのために参考になることがまとめてあります。
|
| 家族で防災会議 |
| ■ |
家族内での役割分担 |
|
- 日常の被害予防対策上の役割と災害時の役割の両方について決める。
- 災害時の避難に支障のあるお年寄りや病人、小さな子どもがいる場合は、誰が保護を担当するかなどを話し合う。
|
|
|
|
| ■ |
危険場所のチェック |
|
- 家の内外をチェックして危険箇所を確認し合う。
- 危険箇所については修理や補強の方法について話し合う。
|
|
|
|
| ■ |
家具の配置と転倒防止対策 |
|
- 家具の配置換えによって家の中に安全なスペースを作れないか工夫する。
- 家具の転倒や落下を防ぐ方法を考え、そのための工夫などがあれば教え合う。
|
|
|
|
| ■ |
非常持ち出し品のチェック |
|
- 家族構成を考えながら必要な品が揃っているかチェックする。
- 定期的に新しいものと取り替える必要があるもの(水や食料、乾電池など)は誰が担当するか話し合う。
- 建物倒壊に備えて分散配置をする(玄関や物置、車内等)
|
|
|
|
| ■ |
いざという時の連絡方法と連絡場所の確認 |
|
- 学校や仕事など家族が離れている時の連絡方法や避難場所を確認しておく。
- 避難場所や順路の危険箇所がないかなど日頃から下見をしておく。
- NTTの災害伝言ダイヤルや携帯各社の災害伝言板を活用する。
|
|
|
|
| 家具の配置チェック |
| ■ |
寝室や子ども部屋、お年寄りが使っている部屋に家具を置かない |
|
- 就寝中に地震に襲われるケースも多いため、寝室には大型家具を置かず、安全な場所に背の低い家具を配置する程度に留める。
- 災害時の避難に支障のあるお年寄りや病人、小さな子どもがいる場合は、誰が保護を担当するかなどを話し合う。
|
|
|
|
| ■ |
家の中に安全なスペースを作る |
|
- 家具は人の出入りが少ない部屋に出来るだけまとめて置く。
- 余り使わない家具は思い切って処分することも考える。
|
|
|
|
| ■ |
家具の安全な配置と転倒防止 |
|
- 畳の上に置くよりも板の間に置く法が倒れにくい。仕方なく畳の上に置く場合は、家具の下に板を敷くなど工夫をする。
- 滑りやすい家具の脚には滑り止めの器具をつける。
|
|
|
|
| ■ |
家具は壁や柱にぴったりつけて、重心は後ろに |
|
- 家具と壁や柱の間に遊びの部分があると倒れやすい。
- 家具の下に小さな板などを差し込んでバランスを取りながら、壁や柱に寄りかかるように固定する。
|
|
|
|
| ■ |
玄関や廊下に家具は置かない |
|
- 出入り口や通路に家具を置くと、転倒などで避難時にドアが開かなくなったり通れなくなる。
|
|
|
|
| 避難時のポイント |
| ■ |
火の元点検、電気のブレーカーを切る |
|
- 地震直後に停電していても、電気の通電再開は早い。
- 倒れた家財の中に器具スイッチが入った状態の電気製品があったりすると、通電再開後、思わぬ火事の種になることがある。
- 熱帯魚のヒーターや電気ストーブなどから火が出た例もあるので、家のブレーカーを切って避難をする。
|
|
|
|
| ■ |
避難先や安否情報の連絡 |
|
- 避難先や連絡先を書いた紙をドアや壁に貼っておく。
- 171災害伝言ダイヤルや携帯各社の災害伝言板を利用する。
|
|
|
|
| ■ |
安全重視、頭や手足の保護 |
|
- 季節に関係なく、長袖や長ズボン、手袋、ヘルメット(頭巾)などを着用して、尖った破片や落下物などから身を守る。
|
|
|
|
| ■ |
荷物は背負って、必要最小限に |
|
- リュックなどに詰め、手の動きを自由にして避難行動を容易にする。
|
|
|
|
| ■ |
車は使わず、徒歩で避難が基本 |
|
- 道路は救急車や消防車、警察パトカー、救援物資搬送車など緊急通行車両に譲る。
- 運転中に避難する時はエンジンを切ってキーを付けたままにする。
|
|
|
|
| ■ |
お年寄りや子どもは背負うか紐で結ぶ |
|
- 手と手をつなぐのは却ってお互いの行動の自由を奪って危険を増す場合がある。
- 目立つ色や光るものを身に着けると迷子防止に効果的。
|
|
|
|
| ■ |
壁際や狭い道、川沿いを避ける |
|
- 塀が倒れて来たり、路肩や護岸肩が崩れることがある。
- 防災マップ(ハザードマップ)で自宅周辺の危険箇所を確認しておく。
|
|
|
|
| ■ |
指定された避難場所に避難する |
|
- 指定避難場所を家族で事前に確認しておく。
- 家族の連絡や安否の確認が容易になると共に、応急物資や救急医療など避難生活の迅速な支援につながる。
|
|
|
|
| 参考2:乳幼児がいる家庭の災害対策 |
| ■ |
ミネラルウォーターはNG |
|
乳幼児のために揃えるものとしてまず思いつくのが調製粉乳と水ですが、水には注意が必要です。子どものためにきれいな水を飲ませたいという思いからミネラルウォーターの購入を考える方がいるかも知れませんが、しかし、調整粉乳の中にもミネラル分が含まれており、ミネラルウォーターで溶いたミルクを飲ませるとミネラル分を乳幼児へ過剰に与えることになるのです。そのため、腎臓に負担をかけ、ひいては脱水症状を引き起こしてしまう可能性もあるので、くれぐれも注意が肝要です。また、ミネラルウォーターの中には天然の水を無殺菌のままペットボトルに入れているものもあるため、年月が経つとカビが発生する恐れもあり、注意が必要です。以上のことから、防災備蓄用に適した水として蒸留水が挙げられます。蒸留水は水を沸騰させることで発生した水蒸気を冷やしたもので、ほぼ純水に近い水で不純物は全くと言ってよいほど含んでおらず、防災備蓄には適していると言えます。 |
|
| ■ |
避難生活でのミルクの問題 |
|
母乳による育児を行なっていない家庭であれば、ミルクの準備は欠かせません。しかし、ライフラインの停止によって乳幼児器具の煮沸消毒は支障を来すことから、日常のように乳児にミルクを与えることは困難になります。そこで、煮沸消毒を行なうための熱源を備えておく必要があるわけですが、加熱剤入りのパックはその代表的なものです。パックの中にはアルミ剤と生石灰が入っており、それらを水との化学反応で発熱させる仕組みで、袋の中は最高98度にまで達しますが、このパックに水の入った容器を入れることで煮沸消毒用のお湯を確保できるのです。 |
|
| ■ |
適温のミルクに必要な準備 |
|
普段使い慣れている哺乳瓶であれば、使い勝手も知っており、調乳は問題なくできますが、非常時に使う場合、沸いた水の温度は何度ぐらいまで上げるのか、冷ますのにどの程度の時間が必要かなどを調べておくと、いざ災害が起きても適温のミルクをタイミングよく与えることができ、乳幼児は火傷せずに済むでしょう。 |
|
| ■ |
災害シーン毎のリスト作り |
|
乳幼児がいる家庭では、今回取り上げたミルク以外にも、おむつやその廃棄に使うもの、衛生用品の他、体温調節など乳幼児が必要な物は多岐に渡ります。そこで、避難所へ持ってゆく物のリストを「乳幼児用」と「保護者用」とに分けて作っておくことがオススメです。それぞれに「緊急時に持ち出す物」と「災害が落ちついた時に自宅から持ち出す物」とに分類し、災害シーン毎のリストを作っておくとよいでしょう。 |
|
|
| 参考3:大震災から生活を立て直すお金の話〜まずは身の安全の確保した上で〜 |
大震災などに見舞われて被災された人々は、「とにかく助かってよかった」という安心感と共に、家族の安否が分からない不安や二次災害の恐怖、大切な家族や家財を失ってしまったショックなど様々な思いで心身共に疲れる状況に置かれます。そして、将来の生活に関してお金の面での不安もあることでしょう。
ただ、大きな地震などの災害に遭われた時は、ご家族の安否の確認はもちろんですが、大切な家財が無事か一刻も早く知りたいと思う人もたくさんいらっしゃることでしょう。しかしながら大きな地震の場合、余震などによる家屋の崩壊などといった二次災害も予想されますので、自治体等によって一時帰宅が許可されるようになるまでは、くれぐれも独自の判断で行動しないように心懸けて下さい。そのため本項では、参考までに、そのような人たちが少しでも早く経済的に立ち直れるように被災者支援制度など災害とお金に関する情報を紹介解説します。
| 持ち出すものは優先順位をつけて |
一時的に家に帰ることが許された場合でも、安全が確認されて避難勧告が解除されるまでは家財の安全の確認と貴重品の取り出しに留め、速やかに家を退去しましょう。短時間しか家に留まれないことを考えると、予め持ち出しリストと確認したい家財のチェックリストと作成しておくことがよいでしょう。予想以上に家の被害が大きく、何から手をつけたらよいのか、ただ呆然と立ち尽くしてしまうことも考えられるからです。
| ■ |
現金(損傷銀行券の引換え基準) |
|
日本銀行では、銀行券が破れたり燃えたりした場合には、表裏両面があることを条件に下記の面積基準で新しい銀行券との引換えを行なっています(※灰になった銀行券は、その灰が銀行券であることが確認できれば面積に含みます)。
- 面積が3分の2以上の場合は全額として引換え
- 面積が5分の2以上、3分の2未満の場合は半額として引換え
- 面積が5分の2未満の場合は銀行券としての価値は無く失効
|
|
| ■ |
預貯金 |
|
被災地域で停電やシステム障害により銀行ATMが使えず、キャッシュカードが役に立たない場合があります。通帳から現金を降ろす場合は、通帳の他に届出印と本人を確認できる資料(※免許証やパスポートなど)が必要になります。ちなみに、今回の東日本大震災では、預金通帳や印鑑がない場合でも、1口座当たり10万円を限度に引き出しの手続きが出来るように一部の銀行で対応していました。 |
|
| ◆参考1: |
優先的に持ち出すことが望ましいもの(お金に関わるもの) |
|
- 現金
- 本人確認資料(運転免許証やパスポートなど)
- 預金通帳、キャッシュカード
- クレジットカード
- 印鑑、印鑑登録カード又は住民基本台帳カード(住基カード)
- 健康保険証、年金手帳などの社会保険関係の証明書
- 保険証券、有価証券
- 土地や家屋の権利証(登記済証)
- 情報を管理しているパソコン
|
|
| ◆参考2: |
被害状況などを写真に記録する |
|
家の中に入って少し歩けるようであれば、安全に充分配慮して被害状況を確認します。どのような家財があったか記憶に頼ることは難しいし、被害状況を言葉で説明するのも難しいので、可能であればデジカメで写真を撮るのがよいでしょう。少し余裕ができた時点で損害保険金の請求を行なう場合もあるでしょうが、その際にその写真が活用できます。 |
|
|
| 公共料金とローンの支払い等について |
| ■ |
公共料金・税金の支払い期限は延長される!? |
|
地震などの災害に遭って避難生活を送っている場合、ローンやや公共料金など銀行口座から自動的に引き落とされるお金のことなどが心配です。預金口座に充分な残高があればまだ安心なのですが、そうでない場合はどうなってしまうのか気になるところです。これについて過去の震災を例にみると、電気やガス、水道などの公共料金の支払いについては、震災の規模に応じて利用者からの申請によって支払い期限の延長になることもあります。 |
|
| ■ |
ローンの支払いには要注意! |
|
クレジットカードの支払いやカードローンの返済は一般的に返済が猶予されないので注意が必要です。住宅ローンに関しては各金融機関の対応によりますが、過去の震災を例にみると、返済の猶予や利息の減額など柔軟に対応したようです。ただし、金融機関に相談し、所定の手続きをする必要があります。できるだけ早めに相談しましょう。 |
|
|
| 国の支援制度を活用しよう〜被災者のための支援制度はたくさんある!〜 |
| ■ |
被災者生活再建支援制度 |
|
被災者のための支援制度はたくさんありますので、それらの国の支援制度を活用しましょう。国は災害に遭った人たちの1日も早い生活の再建と地域の復興のために様々な支援措置を講じています。その代表的なものに「被災者生活再建支援制度」があります。この制度は、相互扶助の観点から都道府県が拠出した基金を活用し、国の指定を受けた被災者生活再建支援法人(財団法人都道府県会館)が支援金を支給する制度です。基金が支給する支援金の1/2に相当する額を国が補助しています。詳しくは各自治体に音合わせ下さい。ただ、災害発生直後は市町村役場も混乱していますので、制度の問合せや申請ができるようになるまで暫く時間がかかるかも知れません。 |
|
| ■ |
内閣府「防災情報ページ」で各種支援制度の確認を |
|
代表的な制度として上で被災者生活再建制度を紹介しましたが、その他、被災者の方々の生活面・経済面の支援策には弔慰金制度や低利融資制度があります。内閣府「被災者に対する支援制度」に詳しく掲載されていますので、そちらをご参照下さい。また、都道府県や市区町村単位での支援制度もありますので、広報や自治体のHPなどで情報を収集することをオススメします。 |
|
|
|
[ ページトップ ] [アドバイス トップ]
|
|
| 【3】非常持ち出し品と災害対策グッズ |
いざ災害に遭った時に持ち出せるものはそう多くはありません。日頃から必要な災害対策グッズをまとめておいて、いつでも持ち出せるように準備をしておきましょう。本節では、何を持ち出すかなど必要な事柄を以下にまとめてあります。
|
| 非常持ち出し品 |
| ■ |
全て持ち出さなくてもOK |
|
非常持出品や備蓄品は一度に持ち出せなくても構いません。状況に応じて後から取り出すことも可能だからです。なお、賞味期限や季節の変わり目もあるため、半年に一度は中身をチェックできれば理想的でしょう。 |
|
| ■ |
一次持ち出し品 |
|
避難した時に直ぐに必要になるものです。たとえば食料や水は少なくとも3日分は用意しましょう。しかし、余り欲ばりすぎると重量オーバーになり、避難にも支障が出るため注意が必要です。重さの目安は男性で15kg、女性で10kg程度と言われていますが、それでもかなり負担です。同じ種類の品ならば、実際に持ってみて、出来るだけ軽量でコンパクトなものを選ぶことが大切です。重すぎる場合は、その一部を家庭に保管しておくのもよいでしょう。また、市販の防災セットを活用する方法もあります。 |
|
| ■ |
二次持ち出し品 |
|
救援物資が届くまでの数日間を自活するためのものです。できれば最低でも5日分程度は用意しましょう。1回で運べる量は限られますが、その後も何度かに分けて運ぶチャンスもありますので、水や食料などは少し多めにストックしておくとよいでしょう。建物の外や万一家が倒れても外から取り出しやすい場所(玄関先とか物置等)に用意しておけば、非常持出品を後から取り出すこともできます。 |
|
| ■ |
災害時に配慮を要する方の非常持出品 |
|
病気や妊娠中の方、お年寄りや身体の不自由な方などはそれぞれの状態に応じたものを備えておくことが大切です。地震発生から少なくとも数日間は、個別のニーズに対応するきめ細かい生活支援は困難になる恐れがあります。そのため、服用する医薬品や病状のメモ、生活行動を介助する補装具、おむつ等の衛生用品、消化しやすい非常食などを用意しておきましょう。 |
|
|
|
| ■ |
非常持出品の一例 |
|
- 防災用品:
- 携帯ラジオ
- 懐中電灯
- ヘルメット
- 防災頭巾
- ロープやノコギリ、バールなどの工具
- 貴重品:
- 現金(小銭も必要)
- 預金通帳及び有価証券の写し
- 健康保険証の写し
- 認印
- 食料品関係:
- 飲料水(※1人1日3リットルが目安)
- 乾パンやクラッカー
- レトルト食品
- 缶詰(※缶切りや栓抜きも忘れずに)
- 粉ミルク、哺乳瓶(※赤ちゃんがいる家庭は必需品)
- 衣類関係:
- 下着(家族分)
- 衣類(※長袖も忘れずに)
- 雨具
- タオル
- 医療用品:
- 絆創膏
- 包帯、ガーゼ
- 消毒薬
- 鎮痛剤、胃腸薬等の常備薬
- 紙おむつ
- その他:
- ティッシュペーパー
- ウエットティッシュ
- 生理用品
- 軍手
- マッチ、ライター、ローソク
- 洗面具
- 卓上コンロ、七輪
- スリッパ
- 筆記用具とメモ用紙
|
|
|
|
| 災害対策グッズ |
住んでいる地域によりますが、それなりに人がいる地域であれば、いざ災害に遭った時でも他の地域からの十分なバックアップを受けられるため、余り多くの災害グッズを持つ必要はないのですが、それでも、数日だけでもご自身で対応できるようにしておくことはやはり望ましい判断でしょう。 |
 |
| ■ |
水 |
|
飲み水を数日分確保しておきましょう。これは普段飲むために購入しているペットボトルを大目に置いておくなどすれば、災害用に必ずしも別途取りおきする必要はありません。 |
|
| ■ |
乾パン |
|
1年経ったら食べて、その時また新しいものを購入しておくとよいでしょう。それほど多く手許に置いておく必要もなく、数日分だけ用意しておけばよいでしょう。 |
|
| ■ |
火を点けるもの |
|
チャッカマンなどがあると便利です。ただ、ガス漏れ等があるかも知れないので、注意して使用する必要があります。 |
|
| ■ |
救急セット |
|
絆創膏やかぜ薬などがあると、いざという時に助かります。ただ、余程急激な災害でなければ普段の常備薬を持ってゆけばよいのでので、必ずしも別途購入する必要はありません。 |
|
| ■ |
貴重品 |
|
地獄の沙汰も金次第という言葉もあるように、もしも貴重品等を持ち出せるようでしたら、しっかりと持ってゆきたいものです。災害に乗じた窃盗などもありますので、貴重品類はしっかり手許に持っておくとよいでしょう。 |
|
| ■ |
懐中電灯 |
|
暗闇を照らすための懐中電灯も必要です。夜でも移動を強いられることがあるかも知れませんので、足許を照らすために用意しておきましょう。これは日常使うためのものと共用で問題ありません。 |
|
| ■ |
ラジオ |
|
災害状況などを知るためのラジオです。ただ、他人がラジオを持っている可能性も高いので、一緒に聞かせてもらうなどすればよいかも知れません。 |
|
| ■ |
予備電池 |
|
様々なグッズを用意しても、電池切れで使えなければ意味がありません。一定期間内に買い換えるなどして常に電力がある電池を手許に置いて置くようにしましょう。 |
|
|
| 参考4:100円ショップで買える防災グッズ |
| ■ |
懐中電灯 |
|
非常用持ち出し袋に必要な物と言えばまず懐中電灯です。色々と機能のあるものもありますが、単機能の懐中電灯ならばどこの100円ショップでも大小様々な大きさのものが揃っています。 |
|
| ■ |
万能ナイフ |
|
キャンピング用品などで、ナイフやスプーン、フォークなど何種類もの用途で使える万能ナイフがあります。アウトドア用品などを揃える場所に並んでいます。ナイフや鋏はもちろん必要ですが、非常食の缶詰を開けるための缶切りも必ず必要になりますので、その時はこうした万能ナイフがとても便利です。 |
|
| ■ |
ブルーシート |
|
レジャーシートとして売られているものです。敷いたりして使用できるのはもちろん、冬場などの場合は防寒の用途としても重宝しますので、何枚か用意しておくと便利でしょう。 |
|
| ■ |
笛 |
|
万が一瓦礫の下に埋もれてしまったような場合、助けを呼ぶためには笛が一番効果的だそうです。笛は非常用持ち出し袋に用意しておくと同時に、普段の外出時にもバッグなどに入れて持ち歩くことをオススメします。プラスチック製でお洒落なキーホルダー状になってるものなどもありますので、持ち歩きにも便利です。 |
|
| ■ |
ラジオ |
|
万が一の時に正しい情報を得るためラジオが必須です。なお、100円商品に限った話ではありませんが、いざ使おうと思った時にちゃんと動作するかを購入後にきちんと確認しておいた方がよいでしょう。 |
|
| ■ |
レスキューシート |
|
アルミ蒸着ポリエステル製の緊急用シートです。このシートで体を包むと、保温や断熱、防風、防水効果があります。軽量でコンパクトで広いシート状なので色々と応用が利きそうです。家族の人数分用意しておくと安心です。 |
|
| ■ |
下着類 |
|
旅行用下着として2〜3枚組みで売られているものを選びましょう。不織布で出来た使い捨て下着もあります。 |
|
| ■ |
レインコート(雨具) |
|
サイズは大人の男性用・女性用から子ども用まで各種揃っています。普通のレインコートと比べて材質が頼りないですが、緊急時に備えておくにはオススメです。雨天時の防水対策ももちろんですが、防寒の用途としても使えるので、家族分用意しておきましょう。 |
|
| ■ |
ウォーターバッグ |
|
震災後には水道の復旧に時間がかかり、給水車が水を配給することになるので、ポリタンクがあると便利です。選ぶなら、折り畳み式のポリタンクで容量は5.5L程度のものがよいでしょう。なお、ペットボトルのミネラルウォーターなども当然ながら備えておくことが必要ですが、100円ショップで購入すると却って高くつくので、それらはディスカウントショップなどで別途揃えておきましょう。 |
|
| ■ |
非常食品 |
|
缶詰やインスタントラーメン、レトルト食品、お菓子などの保存が利く食品も、100円ショップで多数購入することが出来ます。食品の場合、定期的に持ち出し袋の中を確認して消費期限をチェックしておくとよいでしょう。 |
|
| ■ |
防災グッズ |
|
家の中の防災対策用品も100円ショップで売られています。たとえばガラス飛散防止シートとか転倒防止シートなどといったものが実際に売られていますので、それらで必要と思われるものを揃えておくのもよいでしょう。 |
|
| ■ |
その他防災用品 |
|
以上で紹介した防災用品以外にも、ガーゼや包帯、ロウソク、ライター、ビニール袋、ラップ、軍手、電池など100円ショップで揃えることができるものはたくさんあります。近所の100円ショップで色々探してみましょう。 |
|
|
| 参考5:防災対策グッズならここ |
|
[ ページトップ ] [アドバイス トップ]
|
| 【4】一人暮らしの人のための防災&防災対策 |
本節では、一人暮らしの人のための災害対策について取り上げました。併せて防災対策についても触れておきましたので、参考になさって下さい。
|
| 一人暮しの防災対策 |
地震や火事、台風などの災害時に備えなくちゃと思っても一人暮らしの生活では中々そこまで気が回らないという方も多いようです。実際、大きな被害をもたらした災害時の際は被災者の9割が防災対策をとっていなかったとも言います。学生や独身のサラリーマンなどの一人暮しであっても、日頃から防災に関する知識を持ち対策を取り、いざという時に備えましょう。
| 地震が起きたら |
| ■ |
まずは安全を確保 |
|
揺れを感じたら、まずはテーブルや机の下へ潜ります。近くに身を守る場所がない場合は座布団やクッションで頭部を保護しましょう。また、転倒の危険がある食器棚や本棚には絶対に近寄らないように心懸けましょう。日頃から家具の転倒防止のグッズを用いておくと安心です。 |
|
| ■ |
慌てず騒がず火の始末 |
|
地震の被害だけでなく、二次的に起こる火災も大きな被害を生みます。大揺れが収まって安全が確認できたら、まず火元の始末をします。ガスの元栓などだけでなく、アイロンなどの電気製品も火災のもととなるので、ブレーカーを落とすのも忘れずに心懸けましょう。 |
|
| ■ |
外に飛び出さない |
|
揺れを感じたからと言って、住まいの外に飛び出してはいけません。瓦や看板、割れたガラスなどが落下して怪我をする可能性があります。まずは揺れが収まるのを待ち、周りを確認してから避難しましょう。 |
|
| ■ |
非難の時は階段を利用 |
|
地震時はエレベーターが使えなくなります。また、動いていても、途中で止まれば救出が遅れ命に関わることもありえます。地震の時は階段を利用した避難を心懸けましょう。また、エレベーターに乗っている時は、全ての階のボタンを押して停止した階で降りましょう。万一途中で停止した場合、インターホンなどで状況を連絡して下さい。 |
|
| ■ |
安全な避難場所へ移動 |
|
市区町村では安全な避難場所が指定されています。マンションのエントランスや回覧などに目を通し、日頃から確認しておくようにしましょう。 |
|
|
| 火事に遭ったら |
| ■ |
住まいの近隣で火事が起きたら |
|
マンションや寮には防火扉が設置されているため、適切な消火が行なわれれば被害は殆どありません。慌てず騒がず、火事を大声で周りに知らせると共に119番に通報をしましょう。余裕があれば洗濯物など延焼のもととなるものを片づけておきましょう。 |
|
| ■ |
同じ建物内で火事が起きたら |
|
まずは慌てず、ベランダや階段など避難経路を確保しましょう。また、消火の際の放水で居室が汚れてしまうことがあります。余裕があるようなら、大切なものをユニットバス構造で完全防水となっている浴室に移動すると安心です。 |
|
| ■ |
安全確保のための避難経路を確認よう |
|
火災などが発生した場合、安全の確保が第一です。自分の部屋からどんな方法で避難できるか、避難経路を確認し、直ぐに行動できるように何回もシミュレーションしておきましょう。 |
|
|
| 台風や暴風雨の時は |
| ■ |
隙間の点検を忘れずに |
|
部屋の出入り口はしっかりと閉め、隙間をガムテープで押さえます。アルミサッシや敷居、エアコンの通気口や換気窓などはボロ布や新聞紙を詰め、浸水を防ぎましょう。 |
|
| ■ |
バルコニーの排水口の掃除を |
|
排水溝が詰まっていると、雨水が溢れたり逆流して家屋に浸水することもあります。台風の前には排水口を掃除して流れをよくしておきましょう。 |
|
| ■ |
窓ガラスの破損に注意 |
|
窓ガラスが強風で破損すると危険ですので、予め養生テープやガムテープなどを×印に貼って飛散を防ぎましょう。また、バルコニーの植木鉢などが飛ぶと危険ですから室内に入れておきます。ガムテープに比べると養生テープの方が剥がしやすく、後始末が便利です。 |
|
|
| 万一の災害に備えて |
| ■ |
災害用伝言ダイヤル |
|
地震などの災害時には電話が繋がらず、安否確認さえできなくなることが予想されます。NTTの災害用伝言ダイヤルは被災地内の電話番号をメールボックスとして安否などの情報を音声により伝達するボイスメールです。利用方法は、被災地の市外局番に加えて171をプッシュします。後は音声ガイダンスに従い録音・再生が行なえます。 |
|
| ■ |
防災袋を準備しよう |
|
災害時には、ライフラインがストップし何日も水や食料がなくなることもあります。両手が使えるリュックサックなどに避難の時に必要なものをまとめ、目のつきやすい場所に置いておきましょう。 |
|
| ■ |
参考:防災袋の中身 |
|
- 飲料水
- 携帯ラジオ
- 衣類
- マッチやライター
- 貴重品
- 懐中電灯
- 救急セット
- 雨具(防寒)
- ちり紙など生活に欠かせない用品
- お金
- 通帳のコピー(通帳が無くても口座番号が分かれば早く引き出せます)
- 親戚の連絡先(遠方の知人や親戚を連絡先に決めておきましょう)
- 家族の写真(捜索や安否確認に役立ちます)
※注:防災袋(非常持出袋)は男性で15kg、女性で10kg以下が目安です |
|
|
|
| 一人暮らしの防犯対策(1)〜一番危険なのは住まいの近く〜 |
学生や独身サラリーマンの一人暮しで最も気に掛けなければならないのは、やはり防犯の問題です。特に女性の一人暮しの際には、セキュリティの行き届いたマンションなどを選ぶだけでなく、日頃から危険を防止するための対策を取りましょう。
| ■ |
一番危険なのは住まいの近く |
|
学生や独身サラリーマンの一人暮しで最も気に掛けなければならないのは、やはり防犯の問題です。特に女性の一人暮しの際には、セキュリティの行き届いたマンションなどを選ぶだけでなく、日頃から危険を防止するための対策を取りましょう。 |
|
| ■ |
いざという時に駆け込める場所を確保 |
|
夜の一人歩きの際に危険を感じたら直ぐにでも逃げ込める場所が分かっていると安心です。一人暮しのお部屋を決めたら、近くのコンビニや24時間営業の店舗、交番などの位置を確かめましょう。 |
|
| ■ |
防犯ブザーは必携品 |
|
大きな音が出るだけの防犯ブザーは一見頼りないものの、実は犯人を驚かせるブザーは最も効果的で安全な防犯グッズなのです。夜道では必ず携帯していつでも鳴らせるよう、日頃からスタンバイしておきましょう。 |
|
| ■ |
オートロックでも油断は禁物 |
|
オートロックのエントランスでも油断は禁物です。居住者がオートロックを開けた隙に一緒に不審者がマンション内に侵入することもあります。見知らぬ人がオートロックの前に立っていたら、ひとまず建物から離れて様子を見るのが賢明です。 |
|
| ■ |
エレベーターでは不審者に要注意 |
|
動き出したら密室になってしまうエレベーターは特に危険です。深夜に帰宅して一人でエレベーターに乗らなければならない時は特に注意が必要です。エレベーターに不審者が乗ってきたら直ぐにエレベーターを降りるようにするとよいでしょう。 |
|
| ■ |
ポストの整理 |
|
エントランスのポストは部屋の番号が記されているため、郵便物が溜まっていると容易に不在であることが分かってしまいます。毎朝出かける前などにポストの整理をするように日頃から心懸けまるようにしましょう。また、旅行や帰省で長い間留守にする場合は、郵便局や新聞販売店に連絡し、配達を止めてもらうのもよいでしょう。 |
|
| ■ |
二輪車は鍵をかけて駐輪場へ |
|
マンションの駐輪場の中でも安心は禁物です。最近は特に二輪車の盗難が多くなっています。指定の場所に整列させ、二重のロックを心懸けましょう。もちろん万一の時のための防犯登録忘れずにしておくことに越したことはありません。 |
|
|
| 一人暮らしの防犯対策(2)〜部屋の中でできる防犯対策〜 |
自分の部屋に無事帰って来ても油断は禁物です。部屋の中で犯罪に巻き込まれるケースが数多く報告されていますので、常に防犯を意識して行動しましょう。
| ■ |
在宅中でもしっかり施錠 |
|
部屋の中にいる時に不審者に侵入されたら完全な密室状態です。もちろん逃げ場はありません。従って、部屋にいるからと言って安心せず、いつでも必ず鍵とドアチェーンをかけておきましょう。 |
|
| ■ |
ドアは簡単には開けない |
|
突然玄関チャイムが鳴っても、簡単にドアを開けてはいけません。必ずインターホンで相手を確認するか、居留守を使いましょう。どうしてもドアを開けなければならなくなっても、絶対にドアチェーンは外さないようにします。 |
|
| ■ |
ベランダやサッシの開け放しは禁止 |
|
ベランダやサッシからも不審者は侵入してきます。空気の入れ替えは重要ですが、夜間や外出時に開けておくのは絶対に止めましょう。そのため、換気窓や換気扇を上手に利用することを心懸けましょう。 |
|
| ■ |
通帳や印鑑をまとめて保管しない |
|
戸締りはしっかりと行ない、侵入された時も被害を最小限にするため、現金や通帳・印鑑・身分証明書などはなるべく別の場所に保管しておくようにしましょう。 |
|
| ■ |
洗濯干しのコツ |
|
洗濯物の様子からも、部屋にどんな人間が住んでいるかが分かってしまいます。特に女性は下着泥棒に遭わないためにも、ベランダに目隠しをしたり、ベランダの柵より低い位置に洗濯物を干すなど日頃から工夫をしましょう。 |
|
| ■ |
入居者同士のコミュニケーションが大切 |
|
最後に頼れるのは隣近所の入居者同士です。万一の時や不審者を見つけた時にお互い助け合えるように、引っ越しの挨拶はもちろん、共有部で会った時の挨拶など、日頃からコミュニケーションを取っておきましょう。 |
|
|
| 参考6:参考図書及び関連サイト |
|
[ ページトップ ] [アドバイス トップ]
|