1stサービスヤマト生活情報館
ヤマト生活情報館 インデックスページに戻る
こちらもチェック 水のトラブル プロが教える自分で出来る修理法
Presented by Yamato Group
今月のワンポイントアドバイス


 昨年に続く猛暑の中、無理な節電による熱中症患者が増えています。いくら節電が大事だといっても熱中症になってしまっては本末転倒です。
 今月は節電熱中症にならないためのアドバイスを特集しました。みんなで猛暑を乗り切りましょう。
熱中症


節電熱中症
【1】節電熱中症に気をつけよう
【2】熱中症にならないために
【3】夏バテの予防法
【4】節電熱中症にならないために


【1】節電熱中症に気をつけよう

 3月の東日本大震災の結果、東京電力及び東北電力では計画停電が実施され、今夏の電力不足が懸念されていますが、これに伴い、空調設備が使用不能になったり、或は使用を控えたりすることによる例年以上の熱中症の増加が予想されています。猛暑の中、皆さんも無理な節電による熱中症にはくれぐれもご注意下さい。
今夏も猛暑!節電熱中症に注意しよう


節電熱中症に注意を
 今夏は原発事故で節電が求めらていますが、専門家も、梅雨明け直後の盛夏は、高齢者は熱中症を起こす危険が特に高まると指摘、「エアコンの使用をためらわないで……」と節電熱中症に注意を呼びかけています。ちなみに総務省消防庁によると、梅雨の中休みの猛暑が続いた6月20日から26日までの1週間に熱中症で病院に搬送された人は全国で2,996人で、昨年同期(568人)の5・3倍にのぼりましたが、このうち高齢者が約半数を占めたと言います。なお、3週間以上の入院を必要とする重症は94人、死亡は7人だったそうです。

東北から南は猛暑 熱中症注意
 今夏は、東北から南の各地では気温が35度前後の猛烈な暑さが予想されています。特に西日本と東日本を中心にかなり気温の高い状態が続く見込みで、気象庁も熱中症に充分に注意するよう呼びかけていますが、特に関東甲信や東北を中心に強い日差しが照りつけて気温が上がり、日中の最高気温は各地で35度以上の猛暑日となることが予想されます。気象庁によると、東日本と西日本は高気圧に覆われて平年より気温がかなり高いところが多い見込みです。この夏は行き過ぎた節電による熱中症が心配されているため、電力供給に問題がない北海道や沖縄県を除く各地で猛暑が予想された場合、新たに「高温注意情報」を発表することにしています。何れにせよ、こまめに水分や塩分を摂ったり、冷房で室温を適切に管理したりして、熱中症には充分注意することが肝要です。

電力と気温のピークを知っておこう

 電力や気温のそれぞれのピークや傾向を知ることは、節電に関する具体的なアクションにつながります。また、節電と同時に注意を払わなければいけないのが熱中症です。特に昨年は猛暑となり、熱中症による死者が過去最高となりました。過度の節電による熱中症を防ぐためにも、熱中症にならない節電の正しい知識と対策を身につけるように心懸けましょう。


電力の使用ピークとは
 電気の使用状況は、季節以外にも時間帯(昼夜)や気温と密接な関係があります。夏場の電力の使用ピークは14時〜15時とされていますが、平日は9時〜20時まで電力需要の高い時間帯が続きます。

気温のピークとは
 昨年の猛暑も記憶に新しいですが、今年の夏も蒸し暑い日が続くことが予想されています。夏場の気温のピークは13時〜14時ですが、時には夜になっても熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)が続くなど寝苦しく体にこたえる気温になる日もあります。

熱中症予報を参考に!


「暑さ指数」を参考に
 環境省と日本気象協会では、熱中症の予防に役立つWBGTという指標をインターネットのホームページ上で知らせています。一般に「暑さ指数」とも呼ばれるこの指数は、気温・湿度・輻射熱・気流という4つの要素を考慮して算出するもので、当日と翌日の2日分を予測します。ちなみに日本体育協会では、熱中症予防のために「運動指針」を出しており、それによると、WBGTが31以上だと「運動は原則中止」となり、以下、28以上で「厳重警戒(激しい運動は中止)」、25以上で「警戒(積極的に休息)」、21以上で「注意(積極的に水分補給)」などとなっています。


■熱中症予報サイト
熱中症指数 - 日本気象協会
http://tenki.jp/indexes/heat_syndrome/
全国の熱中症指数 - Yahoo!天気情報
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/expo/heatsyndrome/


[ ページトップ ] [アドバイス トップ]


【2】熱中症にならないために

 本節では熱中症にならないための予防法を取り上げました。
熱中症とは?

 熱中症とは運動や暑熱から起こる身体の障害で、高温環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称です。専門的には高温障害とも言われ、一般に熱射病や日射病と呼ばれているものは重症の熱中症のことを言います。特に医学的に言う熱射病は、視床下部の体温を正常に保とうとする機能が低下して汗が止まってしまい、体温が40℃を超えて、そのままでは死に至る極めて緊急性の高い状態を指します。なお、このうち太陽光がその一因となるものを日射病とも言います。頭痛や目眩、吐き気がする、筋肉がつる、などの症状は熱中症の危険信号です。重症になると死に至る可能性もありますが、予防法を知って対策をすれば防ぐことができます。
熱中症の症状


 熱中症は、(1)軽症の熱痙攣(2)中等症の熱疲労(3)重症の熱射病の3つに分類され、その症状は、頭痛や疲労感を主とすることから、俗に「暑気中(あた)り」と言われる状態や、筋肉がこむら返りを起こす熱痙攣、脱水が主体で頭痛や吐き気を催す熱疲労、体温が40℃を超え、意識が無くなる最重症の熱射病まで様々です。
熱中症の症状


熱中症の危険信号
  • 高い体温
  • 赤い、熱い、乾いた皮膚(全く汗をかかない、触るととても熱い)
  • ズキンズキンとする頭痛
  • 目眩、吐き気
  • 意識障害(応答が異常である、呼びかけに反応がないなど)
 程度に関わらず上記のような症状を感じた時は熱中症を疑う危険信号です。直ちに応急処置をしましょう。


■熱中症の症状
現場での応急処置で対処できる軽症
 目眩や失神(立ちくらみ)、筋肉痛&筋肉の硬直(こむら返りなど)、大量の発汗
病院への搬送を必要とする中等症
 頭痛や気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感(身体がぐったりする、力が入らないなど)
入院して集中治療の必要性のある重症
 意識障害や痙攣、手足の運動障害(ひきつけ、歩けないなど)、高体温(身体に触ると熱いという感触)

■熱中症の病型と症状
熱失神
 高温や直射日光により皮膚血管が拡張して血圧が低下し(起立性低血圧)、脳血流が減少して起こります。運動中よりも運動直後に起こりやすく、失神が特徴です。目眩や唇の痺れ、顔面蒼白、脈は速くて弱い、呼吸数の増加などを伴います。
熱疲労(熱虚脱)
 脱水による脱力感や倦怠感、目眩、頭痛、失神、吐き気、過呼吸、血圧の低下(起立性低血圧)、熱痙攣などの幾つかの症状が重なりあって起こります。頻脈(脈の速い状態)や皮膚の蒼白などの症状も現われます。
熱痙攣
 大量に汗をかくと身体の中の水分と塩分が失われますが、水分だけを補給したことにより血液の塩分濃度が低下した時に起こります。足や腕、腹部の筋肉に痛みを伴った痙攣、腹痛などが起こります。
日射病&熱射病
 中枢機能に異常を来し、意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識不明、昏睡など)が起こります。また、筋肉や肝臓、腎臓、血管などの機能が低下して命にも関わります。なお、熱射病と日射病は、症状はほぼ同じですが、発症した条件によって病名が違ってきます。
  • 日射病:
     夏の暑い陽射しの下で運動や仕事をすると大量の汗をかくと、身体の中の水分や塩分が著しく不足して脱水状態になり、体温調節機能が麻痺することにより起こります。

  • 熱射病:
     身体の熱を充分に発散できず、熱が身体にこもってしまい、高い体温に対処し切れなくなった状態です。高温多湿下では室内でも起こります。

熱中症の原因

 熱中症の発症は高温多湿環境に長時間晒されることが原因で、特に乳幼児や高齢者、不眠・疲労・脱水・基礎疾患(高血圧、糖尿病、心疾患、アルコール中毒、貧血、甲状腺疾患、慢性閉塞性肺疾患など)がある人では熱中症が発生しやすくなります。
 人間の体は、皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げますが、外気が皮膚温以上の時や湿度が非常に高いと放熱や発汗が出来にくくなり、熱中症を引き起こします。基礎疾患のある高齢者や肥満・糖尿病の患者、アルコール依存症の患者は、熱射病に陥りやすいとされています。異常な熱波に見舞われた年に多くの高齢者に発生したという報告や、泥酔してサウナで昏睡に陥った人、車内に閉じこめられた幼児の報告もありますが、通常は灼熱環境下での運動や作業を無理に続けた時に発生します。一方、死に至ることもある最重症の熱射病には、素因(元々の体質)が関係するとする考え方があります。その論拠は、スポーツ医学の発達で指導管理を徹底しても熱射病が発症すること、また、熱射病は麻酔により異常な高体温となる悪性高熱症とその病態がよく似ていることにあります。ちなみに、悪性高熱症は骨格筋の筋小胞体におけるカルシウム代謝の異常が原因で、家系的な素因のあることが証明されています。


■熱中症に罹りやすい原因
 人間の体温は視床下部にある体温の中枢によって一定に保たれるようにコントロールされています。しかし、高温多湿の環境の中で水分の補給が乏しい状態で長時間活動を続けると、体温の上昇と脱水から熱中症を生じるのです。
環境要因
  • 前日より急に温度が上がった日
  • 温度が低くても多湿であれば起こりやすい
  • 室内作業をしている人が急に外に出て作業した場合
  • 作業日程の初日〜数日間が発症しやすい
  • 統計的にかかりやすい時間帯は、午前中では10時頃、午後では13時から14時頃に発症件数が多い
身体の要因
  • 5歳以下の幼児
  • 65歳以上の高齢者
  • 肥満者
  • 脱水傾向にある人下痢等)
  • 発熱のある人
  • 睡眠不足

■熱中症に罹りやすい条件
熱中症に罹りやすい人
  • 体力の弱い人(例:新入生や新人など)
  • 肥満の人
  • 体調不良の人
  • 暑熱馴化の出来ていない(=暑さに慣れていない)人
  • 風邪などで発熱している人
  • 怪我や故障している人
  • 性格的に我慢強い、真面目、引っ込み思案な人 など
増悪因子
  • 高齢者
  • 心疾患(例:冠状動脈疾患など)
  • 高血圧
  • アルコール中毒
  • 糖尿病
  • 発汗機能の低下している人
 熱中症を発症する人の約7割が男性で、約3割が女性だと言われています。同じような環境下でも、筋肉の量が多いと身体の温度が上りやすいと言われており、一般的に女性に比べて男性の方が10%程度筋肉の量が多い身体になっています。筋肉の点から考えると、男性の方が体温が上りやすいことになります。また、女性に比べて男性の方が多いのが筋肉の量ですが、逆に男性に比べて女性の方が多いのが体脂肪です。約5〜10%程度女性の方が体脂肪が多いと言われていますが、この体脂肪は体温と気温との温度調整を行ないます。体温より気温の方が高い場合は体脂肪が体温を逃がさない働きをしますが、体温より気温の方が低い場合は逆に気温が体温に影響を及ぼさないように働きます。この体脂肪が女性に比べて男性の方が少ないので、気温に影響を受けやすくなっているのです。つまり、男性は女性に比べて体脂肪が少ないので気温の影響を受けやすい上に、筋肉が多くて体温が上がりやすいため、熱中症になりやすいと言えるわけです。なお、筋肉と体脂肪、実はそれ以外にも、男性が多い要因があります。最近でこそ交通整理や建築現場など屋外での労働に女性が進出してきていますが、まだまだ男性の方が多いのが現実です。学校などのクラブ活動においても、野球やサッカー、陸上など屋外で行うスポーツでは男性の部員の方が多いようです。熱中症における男女差にはこのように幾つかの要因が影響しているようです。

熱中症の応急処置


熱中症の応急処置
  • 高温多湿を避け、涼しい場所へ避難する
  • 衣服を脱がせたりゆるめたりして、体の熱を放出させる
  • 首周りやわきの下などを冷やして体温を下げる
  • 水分・塩分を補給する
  • 自力で水分摂取ができないほどの重症の場合は、すぐに医療機関に搬送する

熱中症に気づいたらどうするか?
 軽症の熱虚脱や熱痙攣では涼しい所で安静を取り、スポーツドリンクや食塩水を飲用して下さい。重症例や熱射病(日射病)では内科を受診して治療を受けて下さい。とにかく、日常生活では長時間の高温多湿環境にさらされないように注意し、水分や塩分の補給を忘れないように心懸けましょう。

熱中症の検査
 検査が必要になるのは、熱中症の中でも熱射病(日射病)です。熱射病では、病態の把握と重症度の判定のため、胸部X線検査(肺水腫の検索)、頭部CT検査(脳浮腫の検索)、血清AST、ALT、LDHの測定(肝障害時には上昇)、血清尿素窒素・クレアチニン濃度の測定(腎障害時には上昇)、血清CPKの測定(筋融解時には上昇)、血小板数・プロトロンビン値・活性化部分トロンボプラスチン時間・FDPの測定(播種性血管内凝固症候群の検索)、動脈血ガス分析(アシドーシスの検索)、血清ナトリウム・カリウム・クロール濃度の測定(電解質異常と程度の検索)、白血球数・ヘモグロビン濃度の測定(脱水の存在で上昇)といった検査が必要になります。

熱中症の診断
 高温多湿環境に長時間晒された病歴が重要で、各病型は臨床症状の現われ方が診断の決め手になります。多くの場合、幾つかの病型が混在して発症します。意識障害を来す疾患や痙攣を起こす疾患、発熱を伴う疾患との区別が必要になります。

熱中症の予防


■熱中症の対策
体調を整える
 睡眠不足や風邪ぎみなど体調の悪い時は暑い日中の外出や運動は控えよう。
服装に注意
 通気性のよい洋服を着て、外出時にはきちんと帽子を被ろう。
こまめに水分補給
 「喉が渇いた」と感じた時には既にかなりの水分不足になっていることが多いものなので、少しずつ定期的に水分を補給しよう。特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、0.1%程度の塩水もしくはスポーツドリンクを飲むのがオススメです。
年齢も考慮に入れて
 体内の機能が発育途中の子どもや体力が衰え始めた高齢者は熱中症になりやすい。年齢を意識して予防を心懸けることも大切です。
 普段からちょと心懸けておくだけで熱中症の対策になり、熱中症を発症しにくくなります。
 まずは体調を整えることが何よりも大切ですが、仕事をしてゆく上では規則正しい生活を毎日続けるのは中々難しいものです。寝不足や風邪気味といった身体の不調は日常的にもあるかも知れませんが、しかし、体調が思わしくない時は、早めに仕事を終えるようにして、出来るだけ体調を整えるようにし、外出やスポーツは暫く控えるた方がようでしょう。また、着用する衣服も出来るだけ通気性がよいものを選ぶようにして、帽子や日傘などで直射日光を遮ることが必要です。最近は汗を吸いやすい素材や乾きやすい素材の衣料が多く販売されているので、それらを積極的にを着用することも有効です。そして、こまめに水分を補給できるように、出来るだけ手許に飲み物を置くことも必要です。出かける場合も小さな飲み物を持つようにすると、喉が渇いたと思った時に手軽に水分を給することができます。塩分なども併せて補う必要があるので、出来ればスポーツドリンクなどが望ましいようです。さらに食欲が余りなくても、出来るだけきちんと食事することも重要です。人間は元々食べ物によって栄養を摂取すように出来ているので、疲れや暑さなどから余り食欲がないかも知れませんが、何とか工夫して食事を摂るようにしましょう。なお、子どもやお年寄りには、特に周りの人が気を配ることが必要です。子どもの場合、つい遊ぶことに夢中になったりしていると、喉が渇いていることを言わないケースもあります。また、お年寄りの場合も体力的に無理をしている場合もあるので、周囲が気を配ることが大事です。


水分不足は危険! 上手に水分を摂ろう
暑い夏と水分補給 人間の身体の約60〜70%は水分だと言われていますが、その水分は、体内への栄養分の運搬や老廃物の排泄、体温調節など様々な働きのために必要なだけでなく、血液や細胞間にも水分が存在しているのです。従って、排泄や発汗により体内の水分が失われれば、それを補わなければならないのは当然のことなのです。ちなみに、体内の水分には塩分が溶けていますが、その塩分は食べ物から補給していますが、その濃度を正常範囲で一定に保つことが生命を維持するのに必要なことなのです。たとえば血液から水分だけが出てしまうと、塩分濃度の高いドロドロっとした血液になりますが、そうなると血流も悪くなり、血管が詰まりやすく心臓にも負担をかけることになってしまいます。そうならないためにも濃度を一定に保つために一定量の水分が必要にんなるわけです。

熱中症になってしまったら


熱中症で病院に搬送されたら
 熱中症は症状が急変することがよくある病気なので、発症後はできるだけ早く医師などに診てもらう必要があります。病院などへ搬送する場合は、たとえ本人に意識があっても、症状が出た状況をよく理解してる人が一緒に付き添うようにして詳細を伝えなければなりません。医師が症状に応じた的確な処置を如何に迅速に行なえるかは、付き添う人の説明が大きく影響します。付き添う人は、具合が悪くなった時の状況や天候や日照などの環境だけでなく、現場での応急処置の内容なども医師に正確に確実に告げることが重要です。たとえば今までに熱中症になったことがあるかどうか、また、どんな病気をしたことがあるかなども、付添い人の知る限り伝えるようにしましょう。本人に意識がある場合は、付添い人の説明が足りなかった発症状況や症状の進行、持病なども伝え、現在服用中の薬などがあれば具体的に医師に告げることも重要です。なお、病院などに搬送された場合は、一般的にまず身体を冷やす処置が行なわれます。身体の外側からは、氷枕などで首や腋の下や太股の付け根などを冷やし、できるだけ体温の上昇を抑えます。また、冷却マットなどを使う場合や身体に水で濡らしたガーゼや水滴そのものを吹き付けて、扇風機などで風を送り冷やす場合もあります。場合によっては胃などに管を使って冷却水を挿入し、身体の内側からも冷却するケースもあるようです。これは体内の血液を冷やすことにより身体を冷やそうとするものです。

回復後も暫くは安静に
 熱中症は回復してしまえば終わりというものではありません。一説によると、熱中症になった経験のある人は熱中症になりやすいとも言われています。また最近では、熱中症で体温が高くなると、大腸菌でつくられた内毒素が血液中に漏れ出て、体温が正常に戻っても身体の抵抗力が弱まるという研究結果もあるくらいです。何れにせよ熱中症になった後は、病院を受診して大事を取ると共に、暫くの間は身体を労る生活をする必要があります。くれぐれも「もう大丈夫」とばかりに翌日からまた活発に活動を始めるなどという無謀なことをしないように心懸けましょう。

症状が回復しても必ず病院へ
 回復したつもりでも体内に影響が残っていたり再発の恐れがあります。熱中症になったら、回復した後でも必ず病院で診てもらうようにしましょう。

熱中症の注意と家庭での治療
 軽症の場合には高温環境から涼しい場所に移し、衣服を緩め、仰臥位とします。
 普通の生活を送っていても、寝ているだけでも汗はかいています。それが高温や運動時となると、非常に多くの量の汗をかくことになります。汗の元は血液中の水分です。そして、汗をかくということは身体の中から水分を外へ出してしまうということです。出してしまったら補わないと(食事や飲み物を摂らないと)身体の調子は当然ながら悪くなります。悪くなった状態を脱水と言いますが、この脱水した状態は、身体の不調を起こすだけでなく、危険な症状を起こす原因となります。この危険な症状が熱中症なので、従って、熱中症の場合にはまず水分を補給しなければならないということがよく分かります。しかしながら、脱水があるからといっても、水分だけの補給はナトリウム(塩分)不足になるので、必ず塩分の補給も必要になります。水だけをとっても、吸収のスピードが余りよくないため、それは脱水からの回復が早くないからで、吸収スピードを早やめ、回復を早めるためにも塩分が必要になるわけです。要するに、水だけよりは薄い塩水の方がよいのです。なお、猛暑の中での仕事やゴルフやスポーツの際には、氷水やジュース、ビールだけ飲んでいると、却って熱痙攣を起こす危険もあります。その際、市販のスポーツドリンクは水分と電解質(塩分)が含まれており、好都合です。また、暑い中で気分が悪くなったり汗をかきすぎたりした時には必ず休憩を取るようにしましょう。昔ながらの根性ものは危険です。また、嘔気や意識障害、体温が39℃を越えるような重症の場合には熱射病を疑って、直ぐに医療機関を受診しましょう。点滴による水分と電解質の補給が急務となります。また、体温が非常に高い場合には、救急車などの来るまでに衣服を除き、氷枕を腋窩や鼠径部に置いて身体を冷やすようにしましょう。さらに、寝たきりなどのお年寄りは、高温の部屋で寝ているだけでも体調を崩しますので、温度が異常に高い場合や汗をかいている時にはエアコンの使用も考えましょう。


[ ページトップ ] [アドバイス トップ]


【3】夏バテの予防法

 本節では夏バテ予防法を取り上げました。
夏バテとは?

 体がだるいとか食欲がない、冷たいものばかり飲んでいる・・・これらは典型的な夏バテの症状です。このように夏バテとは夏の暑さにより現われる様々な症状のことを言い、暑気中りとか暑さ負け、夏負けと呼ばれることもあります。もっともそれほどハッキリした自覚症状もなく、自分は大丈夫だと思っている人でも、この季節は結構身体疲れているもので、油断していると、そのうち夏バテ症状が出てくるかも知れないので、この季節の過ごし方にはくれぐれも注意が必要です。

夏バテ 冷房の無かった時代は、夏バテと言うと猛暑による体力低下・食欲不振などいわゆる「夏痩せ」と呼ばれる症状が主でしたが、空調設備が普及した現代では気温と湿度の急激な変化によって自律神経のバランスが崩れて起こることが多くなりました。ストレスや冷房による冷え、睡眠不足なども原因となります。「夏バテ」という名称から夏のみの症状だと思われがちですが、最近では気候の変化が激しい梅雨や初夏にも起こりやすくなっています。
 なお、このように辛い症状があるにも拘わらず、夏バテは必ずしも特定の病気とはされておらず、分類としては疲労などに近い分類がなされているようです。従って、夏バテはきちんとした予防と静養を意識していれば防げるものであるということになります。しかし、夏バテは病気ではないからといって油断は禁物です。とても暑くて、ただでさえ体力が奪われやすい夏なのですから、どんな病気に罹ってしまうか分かりません。「夏バテは病気の入り口」と、このように捉えて予防をしっかりし、それでも「夏バテになった」と感じた時には、しっかり静養を摂りって、症状にもよりますが、出来るだけ早く病院へゆくようにしましょう。
夏バテの症状


夏バテの症状
  • 全身の疲労感
  • 身体がだるい
  • 無気力になる
  • イライラする
  • 熱っぽい
  • 立ちくらみ、目眩、ふらつき
  • むくみ
  • 食欲不振
  • 下痢&便秘
 日頃から胃腸の弱い人や虚弱体質の人、自律神経の調整機能がうまくいっていない人、神経質で環境の変化に過度に反応してしまう人なども夏バテになりやすいので要注意です。特に体の調整機能が未熟な幼児は脱水症状になりやすいですし、また、老人の場合も暑さによって体温が上がって日射病や熱射病を起こしてしまい、衰弱しやすいので注意が必要です。なお、上記で挙げた症状以外にも持病があった場合や、或はそれまでに気づいていないだけで弱っている器官があった場合などは、これ以外の症状が出る可能性もあるでしょう。くれぐれも自分だけで判断しないで、静養を取っても症状が改善されない場合は、病院で診てもらうことも真剣に考えるようにして下さい。

夏バテの原因

 人間の身体は、日本の夏のように高温・多湿な状態におかれると、体温を一定に保とうとして必要以上のエネルギーを消費し、かなりの負担を強いられます。多くの場合はその負担に耐えられるのですが、過度に負担が強くなったり、その状態が毎日続いて長引いたりすると、その暑さに対応することが出来ず、身体に溜まった熱を外に出すことが出来なくなって熱が出たり、身体がだるくなって胃腸の働きが弱まったりしてくるのです。この無理が続いて、身体が限界に来ている状態のことを夏バテと言います。


自律神経の失調
 人間の身体は、周囲りが暑くなると、汗をかいたり血管を広げたりして体温を逃し、暑さに対応しようとしますが、この体温調節は自律神経の働きによるものです。ところが、この状態で冷房の効いた部屋に入っても、身体は直ぐに外の気温の変化についてゆけず、態勢を切り替えることが出来ません。そうなると、本来ならば熱を放出する必要のない環境で熱を放出してしまうことになります。温度が下がったことに気づいた自律神経は慌てて態勢を切り替えますが、これを一日に何度も繰り返すことになれば、自律神経自体が疲れてしまい、負担がかかってしまうことになります。これがひどくなると、目眩や食欲不振、頭痛などを引き起こす原因になるのです。また、日本の夏特有の湿気も原因のひとつだとされています。これがたとえばカラっとしたハワイやアメリカ西海岸であれば、夏バテは起きにくいのです。なぜなら、湿度が低いと、汗がちゃんと蒸発して体温の調節がうまくゆきやすいからです。夏バテ対策・解消には湿度も重要というわけです。

水分不足
 身体の中から熱を放出するべく汗をかくには、その元となる水分が必要です。うまく汗をかいて身体の中から熱を放出しないと、身体が高温に保たれて人間の身体は不調を来してしまうのです。特に日本の夏では、たとえば軽作業でも1日2〜3リットルの汗をかきます。これを補うだけの水分補給をしないと身体によくないわけで、頭痛や鼻水、むくみなどが起き、ひどい時には下痢や嘔吐などの症状がでる場合もあるのです。

胃腸の働きの悪化
 外が暑いせいで体の中の温度が高くなると、胃腸への血流が少なくなります。また、汗を多くかくと体内の塩分が不足して胃酸も減ってしまいます。この状態で冷たいジュースやビールをガブ飲みすると、胃を壊したり下痢を起こしたりします。さらに胃腸の温度が下がり、消化器官内の消化酵素の働きも低下してしまいます。さらにこれに加えて、自律神経の失調によりさらに胃腸の働きが落ちてゆきます。胃腸の働きが落ちると体力は減少し、疲れが溜まり、ますます自律神経の働きが悪くなってしまします。要するに、〔胃腸の働きの低下→体力の低下→自律神経の失調→胃腸の働きの低下→〕というスパイラルが起こって、このように自律神経の失調と胃腸の働きの低下がどんどんお互いを悪化させてゆく関係に陥ってしまうのです。これが夏バテがひどくなる原因とも言えます。

夏バテ予防と水分補給
夏バテ防止は温度差対策が決め手

 夏バテと言うと、一般に「暑さ対策として涼を取り入れる」ということをまず思い浮かべますが、特にオフィスワーカーの場合、暑さではなくて空調の北室内と外気との温度差に身体がついていけないためにバテてしまうことがよくあります。そのため、ここでは夏バテ対策を体温調整法に絞って紹介してゆくことにします。
 人間の体温は自律神経の働きで36.5℃前後に保たれています。体温が上がると副交感神経が働き、汗を出して体温を下げますが、逆に体が冷えてくると交感神経が体温を上昇させます。そのため、外が暑いからといって冷房の効いた部屋に長時間いると、交感神経ばかりが働いて自律神経の正常な働きを狂わせてしまいます。その結果、体温調整がうまく出来なくなって、冷えた部屋から外に出ると激しい疲労に襲われることになるのです。顔だけ、または脇や背中だけ大汗をかくという人は特に注意が必要です。とにかく夏バテ予防法としては、生活と運動の両方から夏バテを防止してゆくことが肝要で、たとえばウォーキングや縄跳びなど軽い運動で正しい汗のかき方を身体に思い出させたり、ふくらはぎなど下半身を鍛えることで血流を良くしてむくみを防ぎましょう。また、食事や水分補給の仕方、入浴法を工夫することでも疲労を防止することができます。
水分の上手な摂り方

 通常、私たちに必要な水分量は1日に2〜2.5リットルですが、夏は汗をかくので、これ以上摂るようにしましょう。食事で1リットルは摂れるので、残りは飲みものとして摂ります。
 水分補給には朝・昼・夕の食事の時にお茶などを各1杯、午前と午後に各1杯は飲みましょう。1杯で約200cc摂れます。そして、これ以外に体を動かすなどして汗をかいた時は、そのつど水やお茶などの水分を補給しましょう。ただし、飲み方によっては水分の摂り過ぎの害もあるのです。


水分は少しずつ摂ろう
 暑い夏にはたくさん汗をかきます。夏は軽作業でも1日2〜3リットルの汗をかくと言われています。従って、夏には汗の原料である水をたくさん補給する必要があります。普段余り水を飲まない人も、なるべく気をつけて水分を補給するように心懸けましょう。水を飲まないと、ドロドロの血液になって、むくみや鼻水、下痢などの症状が出てきます。しかし、いくら水分が必要だからといって、冷たい水をガブガブと一気に飲むと、身体に吸収されにくく、胃腸が冷えて却って消化能力を落として、その結果夏バテになってしまいます。そこで、1番よいのは、温かい飲み物を少しずつ飲むことです。緑茶だけではなく、消化を促進したりリラックスする効果のあるハーブティー(カモミールティーやジャスミンティーなど)も夏バテにはよいでしょう。ただ、暑いのでどうしても冷たい水が飲みたくなるのは仕方がないことです。その時は、口に少しだけ含んで口の中で水を少し温めてから飲むようにすればずいぶんと変わります。また、高齢者の場合は感覚が鈍くなっていて、脱水症状を感知しにくい場合があります。そういう場合は、定期的(例:1時間に1回など)に水を飲むようにするなどの習慣をつけるようにしましょう。特に高血圧の治療などで利尿剤を飲んでいる場合は脱水症状にはくれぐれも注意して下さい。なお幼児の場合は、身体に保てる水分の量がとても少なく、また、尿の濃縮能力も未成熟で水分の排出量が高いので、早め早めに水分補給をさせることが必要です。


■暑い時の水分の上手な摂り方
 牛乳は胃の粘膜を保護する働きがあるので、胃の疲れ気味な夏には特におすすめの飲み物です。苦手な人もコーヒーに入れるなどして、なるべく毎日飲むようにしましょう。ヨーグルト飲料にも同様の効果が期待できます。
 スポーツや散歩など戸外で汗をかく時には、スポーツ飲料や麦茶を入れた水筒など水分補給の用意を忘れ1ないようにしましょう。
 夏風邪や下痢の時には、特に水分の補給が大切です。この場合は温かいものがオススメです。
 水分補給で気をつけたいのがエネルギー過剰です。炭酸飲料はもちろんスポーツ飲料にも結構なエネルギーがあるので注意して下さい。
 冷たいものをガブ飲みすると、胃に負担がかかったり食欲をなくすなど夏バテの原因になります。その点、温かいものをゆっくり飲めば、飲む量は少量でも飲んだという充足感が味わえます。水分を過剰に摂りすぎないためにも、温かい飲み物を上手に摂るように心懸けましょう。

■水分補給時の注意点
ジュースやアルコールは控えよう
 喉が渇くのでついつい冷たいジュース類などを飲みたくなるものですが、そうすると、〔冷たいジュースを飲む→甘いのでまたノドが渇く→ジュースを飲む〕と、ジュースをどんどん飲んでしまい、結局は糖分を摂りすぎて太るだけということにもなりかねません。冷たい飲みものが欲しくなったら、ジュース類は避けて、水またはお茶にするようにしましょう。また、「仕事帰りにビアガーデンで一杯!」とかは暑い夏には最高です。しかし、アルコールを摂取すると、その分解過程で水分が取り込まれてしまい、飲んだビールの1.5倍以上が尿と共に排泄されてしまいます。夏バテを感じていたらアルコールは控えめにするように心懸けましょう。
糖分の摂り過ぎには注意を
 いくら水分補給が大切だからといって、どんな飲み物でもよいかというと、ちょっと注意しなければならない場合があります。それは甘い飲み物を飲む時で、糖分はエネルギーに変換されて人の活力になるため必要ではあるのですが、やはり飲み過ぎれば糖分の摂り過ぎになり、肥満が心配されます。特に危惧されているのが子どもの肥満や糖尿病です。糖分の摂り過ぎは虫歯になるだけでなく、カルシム欠乏症にもつながってしまいます。砂糖は身体の中で分解されるとピルビン酸になり、その化学反応の途中でビタミンB1を消耗し、ビタミンB1が不足すると集中力がなくなり、その結果として、朝からぼんやりしていたり、機敏な反応に欠ける子どもになってしまうのです。体重20kgの子どもなら、1日に必要な砂糖の量は20gなので、これを超えないよう心懸けましょう。
清涼飲料の大量摂取に要注意
 猛暑が続く中、糖分を含んだ清涼飲料を続けて大量に飲むことで身体がだるくなったり昏睡状態に陥ったりする急性糖尿病(通称ペットボトル症候群)への注意が高まっています。いわゆる「ペットボトル症候群」は大量に摂取された糖分で体内の血糖値が上がるために起こるもので、特に糖尿病患者や肥満の傾向がある人は少量でも危険な状態に陥る可能性があると言います。そんな訳で、水分を補給する際にはお茶や水などと併せて飲むことがオススメです。

夏バテ防止の重要ポイント


■夏バテ防止のポイント(1):生活編
■1) 部屋の温度は27℃以上に
 冷房の設定は27℃が適温。外気温と10℃以上の差は厳禁です。除湿をして体感温度を下げましょう。
■2) 水分補給はアミノ酸飲料で
 水分補給は量より質。疲労回復にはアミノ酸がよいでしょう。特に大豆ペプチド飲料は吸収が早いと言われています。
■3) ビタミンB群を積極的に摂る
 身体を冷やす夏野菜の他に、エネルギー代謝をアップするウナギや豚肉、レバーなどを摂りましょう。
■4) 入浴は37℃のぬるま湯で
 自律神経の調整のため、体温よりも少し高目の37℃くらいのお湯に半身浴で汗が出るまでゆっくり入りましょう。

■夏バテ防止のポイント(2):運動編
■1) 歩こう10分間
 外に出る機会が少ない人は、10分ほどウォーキングをして正しい汗をかく練習をしましょう。
■2) ふくらはぎストレッチ
 壁に向かって立ち、足の角度を出来るだけ垂直にして足首を伸ばし、体重をかけて30秒停止させる運動をしましょう。
■3) 椅子スクワット
 息を吐きながらゆっくり椅子から立ち上がり、お尻を少し突き出すようにして腰かける運動をしましょう。その際、手は腰掛けに置いておきます。
■4) 足裏の筋肉を刺激
 床にタオルを敷いて、足の指を使って寄せ集める運度をしましょう。その際、綺麗なギャザーを作れるように心懸けます。

熱帯夜にぐっすり眠るには
熱帯夜にぐっすり寝る方法


寝室の冷房法
 熱中症はもちろんですが、夏バテは要するに暑い夏に体力が奪われている状態です。従って、睡眠は夏バテによって失った体力を回復する最も手っ取り早い方法と言えます。ただ、暑い夏にはなかなか寝付きが悪いのも事実で、そこで大切なのが寝室を快適な温度にすることです。
 確かに暑い熱帯夜にはとてもクーラーなしでは寝られませんが、睡眠中は体温が下がってしまうので、クーラーをつけっ放しでは今度は寒くなってしまいます。そこで、寝る前に部屋を冷やしておき、眠る時にはクーラーを切るとかタイマーをかえておくのがいいでしょう。寝る時の温度は28度ぐらいが最適です。なお、絶対にやってはいけないのは風を身体に直接当てることです。クーラーの風が身体に直接当たると身体の表面の熱が奪われ続けることになり、身体は体温を保つために寝ている間中フル回転をさせられることになります。これでは寝たことの意味がなくなり、却って体を疲れさせてしまいます。そのためにも、クーラーの風向きは上向きにするのがよいでしょう。


■ぐっすり寝るための工夫
 クーラーだけに頼るのではなく他の手段も使ってなるべく涼しく寝れば、真夏日の夜でも身体を冷やさずにぐっすり寝ることができます。
除湿をしよう
 湿度が下がれば同じ温度でも涼しくなります。除湿をすると室温を下げてしまう冷房の場合は布団や長袖長ズポンで寝るなどの工夫をしましょう。
寝る前に入浴(≒半身浴)をしよう
 普段運動が余り出来ない人の場合、中々寝れないことがあります。人間の身体は一度暖まると眠くなります。そのため、寝る前に入浴をするとよいでしょう。そうすると寝やすくなります。入浴すると汗が出て気持ち悪くなるという人は、半身浴で汗をたくさんかいてしまう前に出るのがよいでしょう。
軽い運動をしよう
 入浴と同じで、人間の身体は温まると眠くなる構造になっています。運動をして身体を温めると寝やすくなります。また、運動により汗で筋肉の中の乳酸などの疲労物質も排出できて血流もよくなり、胃腸も働くようになります。エアコンの効いた部屋での運動は、かいた汗がどんどん蒸発するので快適です。
寝ゴザや竹シーツを使おう
 寝ゴザや竹シーツは身体と布団の密着面積を減らして体感温度を下げてくれます。

参考:夏バテ防止&解消対策グッズ


熱帯夜でもぐっすり寝るためのグッズ
 クーラーはなるべく使わず、快適に寝る工夫が必要です。
  • 寝ゴザ
  • 竹シーツ
  • 麻の半袖パジャマ
  • 安眠用シーツ(※通気性がよい)
  • 氷枕
  • 遮光カーテン(朝日が気になる人に)
  • ラベンダーの入浴剤(寝る前の入浴にリラックス効果)

涼を取るためのグッズ
 クーラーに頼らずに日本的な涼を取る工夫が夏バテ対策には必要です。
  • 風鈴
  • 除湿機
  • 冷やしたおしぼり

夏バテ用栄養補給サプリメント
 夏バテ防止&解消対策には、ビタミンB1&B2とビタミンC、ナイアシン、クエン酸が必要です。これらが含まれているサプリメントとして、たとえば以下のものがあり、オススメです。
  • マルチビタミン
  • ロイヤルゼリー
  • 黒酢
  • もろみ酢
  • フルーツ酢


[ ページトップ ] [アドバイス トップ]


【4】節電熱中症にならないために

 節電が大事だからといって却って熱中症になってしまっては本末転倒です。本節では、熱中症にならないための節電法について取り上げ解説しました。
我慢せず冷房も使おう

 一般の家庭においても本格的な節電が求められています。確かに大規模停電を防ぐためにも節電への目配りは必要でしょうが、ここで心配なのは、世間に広がる「節電ムード」から暑さを無理に我慢してしまうことです。高齢者や子育て家庭などでは室温が28度を超えるようなら、迷わずエアコンなどの冷房を使ってほしいものです。節電のために、却って健康を害したり命に関わる事態になっては本末転倒です。

 連日のように30度を超える暑さです。猛暑が各地を襲い、熱中症患者が続出しています。その一方で夏の節電が本格的に始まっています。家庭でも協力が求められていますが、高齢者や子どもたちなど弱者の節電による熱中症は何としても防ぎたいものです。
 熱中症患者は高齢者や子どもたちに目立つと言われます。高齢者は喉の渇きを感じにくく、室内にいても体温が上昇して熱中症になる可能性がある一方、子どもたちは屋外で活動する機会が多く、特に乳幼児は体温調節機能が弱い。また、体調を崩しやすい持病のある人も含め注意が必要です。
熱中症にならない節電を


■熱中症にならない節電のための工夫
 家族で1つの部屋に集まり、その部屋だけでエアコンや扇風機を使用しましょう。
 エアコンの設定温度を高めにし、扇風機と併用することで節電効果も期待できます。
 日差しを避けるため、窓を開ける際はレースカーテンや簾などを使用しましょう。
 エアコンのフィルターはこまめに掃除しましょう。
 電力ピーク時間帯を避け、家事を行うように心懸けましょう。
 不必要な照明を消す、待機電力を減らすなど、無理なくできる節電を続けましょう。

■節電下の熱中症予防のために
真夏になる前に暑さに強い体を作ろう
 本格的な季節の到来前の5月〜6月に、やや暑い環境で、ややキツイと感じる(少し汗をかくくらいの)運動を1日30分間、週3回、4週間程度実施すると、暑さに強い身体になるそうです。さらにその運動直後に蛋白質と糖質を多く含んだ食品(牛乳など)を摂取するとより高い効果が得られます。
こまめに水分補給、塩分(ナトリウム)も忘れずに
 発汗で体液量(血液量)が低下すると、発汗や皮膚血流などの体温調節能がさらに低下しますが、水分補給はこれを防止します。汗と尿の量がいつもより少なくなったり、或は尿の色がいつもより濃くなったら要注意です。喉が渇く前に補給するのもポイントです。
衣服の工夫で暑さを防ごう
 オフィスではノー上着&ノーネクタイの軽装を実行しましょう。Tシャツ&ポロシャツにカジュアルパンツもオススメです。汗を吸いにくいワイシャツやブラウスの場合は、吸汗速乾性のインナーなどを着るとべたつきを防いで快適です。普段の室内生活では、タンクトップに短パンなど皮膚を露出させることが効果的ですが、戸外では反対に皮膚の露出を抑え、日傘やツバ広の帽子などで日射対策を心懸けましょう。
冷却グッズを上手に使い、より快適に
 首や頭に水でぬらしたスカーフやバンダナ(保水性の高い高分子ポリマーを組み込んだ製品も)を巻くと、気化熱で体温を下げることができます。就寝時にも水(氷)枕や、涼しく就寝できる寝具(水やジェルやシリコンを用いた冷却パッド、涼感素材、温度調節素材、送風敷きパッドなど)を用いることで、暑い夜をより快適に過ごしましょう。
住まいの工夫で暑さに対応しよう
 樹木や緑のカーテン、よしず、簾などで日差しを防ぐこと、風や温度差を利用して通風をするために高さの違う窓を開けること、団扇や扇風機の風を体に当てること、屋根や庭等への水撒きや植物の蒸散の気化熱を利用することで涼しく過ごせます。温度計をこまめにチェックする、夜の冷気を賢く利用するなどもオススメです。
外出時の注意で体感温度を下げよう
 屋外では日陰を選んで通行し、信号待ちなどで立ち止まる場合は涼しい木陰建物の陰に入って日差しを防ぎ、風の通り道に身を置くことで体感温度を下げることができます。暑さに耐えられない場合は、冷房の効いたバス等に避難することもオススメです。

クールビズと日傘が効果〜夏の発汗量2割減〜
 環境省は先月、夏のヒートアイランド現象により気温が高くなる都市部でクールビズなどが歩行者の暑さを和らげるのに一定の効果があるとの試算結果をまとめました。それによると、クールビズで日傘を差して外を歩けば、何もせずに歩く場合より発汗量が約20%減ると言います。また、10メートル間隔で街路樹が整備された道路を歩き日陰で信号待ちをすれば、街路樹のない道路を歩き日なたで信号待ちするよりも発汗量は約23%減るそうで、クールビズだけでは約11%の削減なので、環境省は「男女問わず日傘を活用するのが望ましい」としています。

節電の基本〜小まめにスイッチを切ろう〜
小まめにスイッチを切ろう!〜スイッチオフで電機使用は必要最小限に!〜

 照明も電化製品も本当に必要な時だけ使い、使わない場合は、小まめにスイッチを切るようにして、また、長時間使用しない場合はプラグを抜いておくとよいでしょう。人の居ない部屋や廊下は小まめに消灯し、照明の間引きや照度の調整を行なって必要最小限の灯りを心懸けましょう。さらに、冷暖房は必要な時だけ点けるようにしましょう。
バカにならない待機電力〜家庭で使われる電力消費量の約1割は待機電力!?〜

 待機電力とは、機器が非使用状態もしくは何らかの入力(命令指示等)待ちの時に定常的に消費している電力のことで、要するに、その電機製品を使用していないのに、プラグが刺さっているだけの状態で消費されている電力であるということになります。そして、リモコンで動作するテレビやビデオ、常時時計の表示がある電子レンジなど待機電力がかかっている物はたくさんありますが、電気ポットのように保温状態を保っているものは常に使用状態と考えられるため、待機電力としては認められません。また、家庭で使われる電力消費量のうち、約1割は待機電力によるものだと言われています。そして、その待機電力の内訳は、大きく分類するとAV機器30%、給湯機器29%、IT機器19%、以下照明機器、空調機器などとなっています。


■待機消費電力を減らす対策
 小まめに主電源を切る
 「スイッチ付きタップ」を使う
 「オートOFF機能」を使う


旧型の家電を使われている方は特に注意をしましょう!〜
 最近の家電は待機電力を減らそうという企業の努力もありますが、旧型の家電は最近の家電よりかなり待機電力が多くなっています。
コンセントを抜くなんて面倒くさいけれど
 いちいちコンセントを抜き差しするなんて面倒なので、少しの待機電力ぐらい目をつむってしまおうと思っている人も多いのではないでしょうか。確かに初めから全て待機電力を無くそうとしても大変なので、まずは簡単にできることから少しずつチャレンジしてみるのもよいでしょう。
コンセントを抜いても支障がないかどうか見極める
 留守番電話やタイマー予約をしているビデオデッキなどは、いくら待機電力がかかるからといっても、さすがにコンセントは抜けません。従って、生活する上でコンセントを抜いても支障がない家電が、待機電力を減らす対象の家電であるということになります。なお、アイロンやドライヤー、掃除機などは、スイッチが切れてさえいれば待機電力はかからないタイプの電機製品です。
長期間使用しない物からコンセントを抜く
 まず第一に、エアコンやホットカーペットのようなオフシーズンには出番のない家電からコンセントを抜いてみましょう。その次に、滅多に使わない部屋にあるテレビや、偶にしか聞かないオーディオ機器類などのコンセントを抜くようにしましょう。このように使用頻度が少ない家電から抜いてゆけばよいでしょう。
使用する機器のそばにコンセントを置く
 家具の裏側などにコンセントが入ってしまっていては、抜きたくても抜けません。使う機器の近くにコンセントがあれば抜き差しも簡単です。特に携帯の充電器などは、そばにコンセントを置き、充電が終わったら直ぐに抜いてしまう習慣をつけるとよいでしょう。
コンセントに機器の名前をつける
 テーブルタップなどのコンセント自体にスイッチがついているものが売られています。これだと、元からコンセントを抜き差ししなくてもよいので、待機電力の節電にオススメです。そして、こういったコンセントを利用する場合に電気製品を使う時にコンセントに名前をつけていれば、どのスイッチを入れればよいのか直ぐに分かるのでとても便利です。なお、わざわざスイッチ付きテーブルタップを買う気にはならないという人でも、どのコンセントを抜いてよいのかが一目瞭然なので、このコンセントに名前をつけて管理する方法は中々のオススメです。
待機電力のかからない家電を買う
 近年は、大幅に待機電力をカットできる家電や、或は待機電力が全くかからないといった家電もどんどん発売されています。電化製品を買い変える際は、価格や利便性だけでなく、こうしたことも考えて買いたいものです。

エアコンの節約術
エアコン節約のポイント

エアコン エアコンの電気代の節約余地は大きいものです。なぜなら、似たような冷蔵庫が個別に完成独立した製品であるのに対して、エアコンは住居&室内を含めたトータルシステムだからです。つまり、そのシステムを最終的に完成させるのは、メーカーではなく、あなた自身なのです。

 エアコンの節電と言って直ぐに思いつくのは、夏であれば設定温度を上げる、冬であれば下げるということです。無駄な冷やし方をしないということは地球環境に対しても大切なことですが、健康に対しても大切なことです。不快指数と言うものがありますが、温度だけでなく湿度が大きく影響します。温度が低いと、空気中に含むことができる水分が少なくなりますので、エアコンの冷却板に触れた空気からは水分が除去され、やがて不快指数が下がり、湿度の面でも快適に感じます。従って、少し高めの温度に設定して作動させても充分なのです。ただ、人は最初は物足りなく思え、冷やしすぎる傾向にあります。たとえば「外気温から5度以内」とよく言われますが、これは健康面からのものですが、節電面からも同じです。通常、自動で作動させると冷やしすぎますので、個別に冷房設定をして温度を設定しましょう。たとえば暫く動かしてから設定温度をある程度上げるという運用も有効です。また、梅雨時や猛暑でない場合は、除湿設定で動かすということも有用です(※ただし、再加熱するタイプでは除湿の法が電気代がかかります)。


カーテンやブラインドで窓からの熱の出入りを防ごう
 レースのカーテンや簾、ブラインドなどで日差しをカットしましょう。そして外出時は、昼間でもカーテンを閉めることも効果的です。なお、厚手のカーテンや床まで届く長いカーテンを使うことをオススメします。そして、夏場は、カーテンや簾などで直射日光を防ぐことで約5%の省エネ効果があるそうです。また、簾などを窓の外に設置すると、窓を通して入ってくる熱が低くなり、より省エネ効果が高まります。一方で冬場は、日中は日光を入れ、夜間はカーテンやブラインドなどで室内の熱の漏れを防ぐようにしましょう。

エアコンのフィルターは定期的に掃除しよう
 2週間に1度はフィルターのお掃除をしましょう。フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。エアフィルターに埃などが詰まると、冷暖房の効率が低下し、余分に電気を消費して、電気代が約5〜10%の無駄になるそうです。フィルターの目詰まりは水漏れや汚臭などの原因にもなりますので、エアコンのフィルターは定期的にお手入れするように心懸けましょう。

室外機の周囲に物を置かない
 室外ユニット(室外機)の吹出口のそばに物を置いて塞ぐと、冷暖房の効率が一段と低下し、電気代も無駄になります。室外機は風通しのよいところに設置して、室外機の周囲はきちんと整理整頓して置くように心懸けましょう。

風向きを上手に調節
 扇風機を併用すれば、夏は風が身体に当たると涼しく感じ、逆に冬は暖まった空気を循環させることができます。また、扇風機などを併用して部屋の空気を循環すれば、無駄な運転を防ぎ、省エネ効果も期待できます。

室内温度は適温に保つ
 夏の冷房時の室温は28℃を目安に、冬の暖房時の室温は20℃を目安にしましょう。冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。

エアコンは必要な時だけつける
 タイマーを上手に使い、留守のときはこまめにスイッチを切りましょう。また、長期間使わないときはプラグを抜きましょう。また、冬場は洋服を1枚多く着たり、靴下をはいたり膝かけなどを使って体感温度を上げましょう。また、冷えすぎや暖めすぎにならないよう、小まめに温度調節をしましょう。設定温度を冷房時は 1℃高め、暖房時は1℃低めにすると、約10%の電気代が節約できます。ちなみに、冷房時は、室内外の温度差は約5〜6℃以内(※外気温が32〜33℃なら、設定温度は26〜28℃)、暖房時の設定温度は20℃以下が適温です。また、電源の切り忘れや冷暖房のしすぎを防ぐために、おやすみタイマー(オフタイマー)機能を有効に活用するとよいでしょう。

フィルターの掃除と送風について

 よく言われることですが、まめにフィルターの掃除をしていますか。フィルターが詰まり気味であると、エアコンは合理的に必要な以上に、無駄にコンプレッサーを回してしまいます。そして、このことは余り知られていませんが、同じ理由でエアコンの送風は強めの方が節電出来ます。多分これは感覚的に送風弱の法が節電できると勘違いをしている人が多いと思いますが、実は弱送風や清音送風は、電気代が却って無駄になりがちでなのす。また、フィルターに関しては、エアコンの付属のフィルターに頼らず、使い捨てのエアコン全面をカバーするフィルターもオススメです。1枚100円ぐらいからあります。抗菌・防カビ・消臭の機能を持っているものでも300円ぐらいで、2ヶ月くらいは保ちます。一般のお店には余り売っていませんが、清潔で、取り替えも楽なのでオススメです。
エアコンの内部清掃法

 フィルターの掃除だけでなく、室内機の内部のクリーニングも必要です。ただし、しっかりとするとなると専門業者や電器店に頼む事になり、1〜2万円の出費になり、総合的な経費の節約にはなりません(※ただ、エアコン内部の黒いシミはカビなので、お金の問題ばかりではありません。必要なら数年に1度ぐらいは依頼するのもよいでしょう)。完璧とは言いませんが、できればこれは自分でやりましょう。

 そのためには、まずはエアコンのカバーを外してフィルターを外します。すると冷却フィン(冷却板)が見えますので、これを使い古した歯ブラシでフィンに沿って表面の綿埃などを掃除をします。その時に冷却フィンを潰さないように気をつけて下さい。その後ホームセンターなどで売っているエアコン掃除用のスプレーを使います。掃除は完璧でなくてもよいのです。薬剤には抗菌剤や向カビ剤が入っていますので、それだけでも健康に有用です。また、その時に外したフィルターもついでに水洗いしましょう。その時に網戸用の洗浄スプレー(※普通の製品でよければホームセンターで500円程度で売っています)を使うのもよいでしょう。また、室外機も刷毛や箒などを使ってフィンを外部からできる範囲で掃除します。室外機のフィンは室内機の物と違って丈夫なので、少々強めでも構いません。さらに室外機が直射日光にあたる位置にある場合、簾などで遮光しましょう。なおその際ファンの風を遮らないことが大切です。
室内の断熱について

 部屋の窓に日光が当たる場合、可能であれば窓の外に簾やよしずを付けて日光を遮りましょう。

 意外に思われるかも知れませんが、室内にあるブラインドには省エネ効果はありません。吸収した日光の熱エネルギーを室内に放出してしまうからです(※カーテンはブラインドと違って窓ガラスと生地の間に空気の層を閉じ込めるので、室内設置であっても断熱性が出せるのです)。それに対して、簾やよしずは吸収した熱エネルギーを室外で受けて室外に放出してくれます。または併用としてレースカーテンを紫外線散乱作用のあるものに替えるのもよいでしょう。その際は、室内からは外が見えて外からは室内が見えない異形断面糸を使ったミラーカーテンが断熱としてもオススメです。場合によっては断熱性のある厚い遮光カーテンをこれに加えるのもよいでしょう。また、防音カーテンなどは一般的に断熱性が非常に高いので、防音性能に期待するよりも断熱性に期待することができます。通常、防音・断熱・遮光を兼ねています。さらに、窓の断熱は冷房にも暖房にも非常に影響の大きいもので、稼働日数や効果にもよりますが、これらは安いものを選ぶなら、その交換経費は1〜2年ぐらいで元が取れるほどです。当然ですが、日中であっても、暑い日はレースカーテンだけでなく、カーテンも閉めてしまいましょう。照明費は相殺してお釣りが来ます。
場合によっては連続稼働も

 概ね一日中屋内にこもっている人で、毎日午前中から深夜、或は翌早朝までエアコンを稼働する人は、温度設定を高めにして、24時間エアコンを稼働して下さい。フィルター掃除時や換気時以外は、多少の外出時も電源を切らないようにします。実はある程度の時間以上連続して使うなら、部屋の温度を維持し続けた方が電気の消費量は少ないのです。それというのも、1度エアコンの電源を切って室内の壁や床などを暖めてしまうと、再度冷却するのに膨大なエネルギーが要るからです。
参考:みんなでできる節電法
家庭で出来る節電の7つのポイント

 家庭の中で特に電気消費量が多いのは、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビの4つです。これらを始めとする家電製品を上手に使うことで効果的に節電することができます。また、朝夕のピーク時を避けて電化製品を利用することも電力供給の安定を保つために重要な方法です。まずは本項では、環境省が推奨する「家庭で出来る節電方法」を紹介しますので、皆さんも積極的な「節電」に協力しましょう。


小まめにスイッチオフ!〜スイッチオフで電機使用は必要最小限に〜
 照明も電化製品も本当に必要な時だけ使い、使わない場合は小まめにスイッチを切るようにしましょう。また、長時間使用しない場合はなるべくプラグを抜いておくように心懸けましょう。

待機電力を削減〜使用していない場合にも電力が消費される待機電力を削減〜
 電化製品の節電を考える時、使用していない場合にも電力が消費されてしまう「待機時の消費電力」は意外とバカになりません。この待機電力を如何にして減らしてゆくかの工夫も極めて重要な節電対策です。

待機電力を削減〜使用していない場合にも電力が消費される待機電力を削減〜
 電化製品の節電を考える時、使用していない場合にも電力が消費されてしまう「待機時の消費電力」は意外とバカになりません。この待機電力を如何にして減らしてゆくかの工夫も極めて重要な節電対策です。

エアコンで節電〜設定温度・風向きを調節して節電〜
 家庭の電化製品の中でも特に電気消費量が多いのはエアコンで、それらの機器の中で4分の1の電気消費量を占めるのがエアコンの消費電力です。そのため、どのようにエアコンを利用して暮らしてゆくかによって、大きくエアコンの電気代を節約することができ、それがひいては省エネにも繋がります。また、エアコン代を節約するためのテクニックと言うと、設定温度などの実際のエアコンの使い方に目がゆきがちでしょうが、まずはエアコンの使用頻度を減らす環境づくりから始めることが肝腎です。

冷蔵庫で節電〜扉の開閉時間を短く、詰め込む量も考えて節電〜
 電気消費量が多い家電の中に冷蔵庫も含まれています。冷蔵庫の節電のためにも、たとえば冷蔵庫のドアが開いている時間をなるべく短くするようにして、余分な開閉はしないようにするとか、食品などの熱いものは冷ましてから入れる、また、庫内は詰め込みすぎないようにするなど色々と工夫をするとよいでしょう。

照明で節電〜明るさや消灯時間を調節して節電〜
 家庭の中で電気を使う製品は多いですが、冷蔵庫やエアコンなど色々とある中で電力消費量が意外に高いのは照明です。特に電気を点けっ放しにすることは無駄の極みだと言ってよいでしょう。また、それ以外に、蛍光灯など照明器具を正しく選ぶことだけでもかなりな節電になるのです。

テレビで節電〜主電源OFF・明るさ調節で節電〜
 テレビも電力消費量が多い家電の一つです。そのため、たとえばテレビを見ない時は小まめに電源を切るようにして、その際はできるだけ主電源ボタンでオフにするようにするとか、また、テレビの画面は余り明るすぎないようにし、音量も不必要に大きくしないように心懸けることで日頃から節電に努めましょう。

他にもこんなところで節電〜生活スタイルを見直して節電〜
 その他、たとえば炊飯器や電気ポット、食器洗浄機などの無駄な使用を省いて台所で節電するとか、洗濯機や乾燥機などを効率よく使うことで毎日の洗濯での節電、また、お風呂や洗面所、トイレでの節電など工夫すべき点はたくさんあります。さらにそれ以外にも、早寝早起きの生活を心懸けるなど生活スタイルそのものを見直して節電にチャレンジすることも可能です。

生活スタイルを見直して節電しよう!


早寝早起きで節電
 早寝早起きは夜の消費電力を抑えることになり、節電に繋がります。早寝早起きの健康的な生活スタイルを実践することで節電に努めましょう。

一家団欒で節電
 食事や団欒の時などは家族みんなで一つの部屋に集まりましょう。このように、家族ができるだけ一か所で生活することで照明やエアコンなどの節電に繋がります。


■参考:エコクッキングで省エネを
水滴を拭いてから火にかける
 水滴が付いたまま鍋などを火にかけると、残った水滴を蒸発させるために余分なエネルギーがかかってしまいます。
炎がはみ出さない火加減で調理する
 炎は鍋底からはみ出さない程度が最も効率的です。強火ではみ出した部分の熱は鍋に伝わらず、弱火すぎても時間がかかり、放熱する量が多くなってしまいます。
鍋には蓋をする
 蓋をすると、鍋に伝わる炎の熱を有効に利用することができます。また、そうすることで時間もエネルギーも節約できます。
下拵えを工夫する
 野菜の次に肉や魚を切ったり、上手に鍋や調理道具を使い回すことが大切です。
また、野菜を煮るなどの下拵えは一度にまとめて行ないます。


[ ページトップ ] [アドバイス トップ]


YAMATO GROUP
112-6 Kashiwa-cho Asahi-ku Yokohama-city
1STサービスヤマト管理(有)・(有)ヤマト興業
(有)アメニティー・ワイ・(株)ヤマトプランニング


Copyright (C) 2000 02 01.Yamato Gr.
Dezin By JCM inc.,

お気付きの点、ご意見等がございましたら下記までお寄せください。

yamato@yamato-gr.co.jp